アジア展開に関する論考①:高齢者向けサービス


きっかけ

今話題のSmartNews+にて中国の高齢者向けサービスがアツい、という記事を読んだ。世界に先駆けて高齢化が進んだ日本。中国に限らずタイ、インドネシア、ベトナムなども同じデモグラフィックの変遷を辿るに違いない。ということで、今日本でどのような高齢者向けサービスがあるのか気になった。

今回のChatGPTとの会話ログ

抜粋

輸出できそうなサービスはどのようなものか?

  • 介護ロボット技術 - 高齢者の日常生活を支援するロボット技術。身体的サポートを提供したり、簡単な家事を代行することが可能です。

  • 健康管理アプリケーション - 高齢者の健康状態を追跡し、必要に応じて医療機関と連携するアプリ。運動や栄養管理のアドバイスも提供できます。

  • リハビリテーション機器 - 肉体的なリハビリテーションを支援する機器。これらは、高齢者の運動能力の維持や改善に役立ちます。

  • 遠隔医療サービス - 医師や看護師が遠隔地から高齢者の健康管理を行うサービス。これにより、地域による医療格差を縮小できます。

  • スマートホーム技術 - 家の中の設備を自動化し、高齢者が快適かつ安全に生活できるようにする技術。

  • 教育プログラムとトレーニング - 高齢者の社会参加を促進するための教育プログラムや職業トレーニング。

アセットライト且つ、IT寄りのサービスに絞ると、どうなるか?

  • 健康管理・フィットネスアプリ - 高齢者の運動や日常の活動を記録し、健康維持に役立つアドバイスを提供するアプリ。ゲーミフィケーション要素を取り入れてユーザーのモチベーションを高めることも可能です。

  • 遠隔医療コンサルテーションアプリ - 高齢者が自宅から医療専門家と容易にコミュニケーションを取れるプラットフォーム。医療機関との連携により、信頼性を高めることができます。

  • 介護サポートアプリ - 高齢者やその家族が介護に関する情報を得たり、必要なサービスを簡単に見つけられるようにするプラットフォーム。

  • 記憶力トレーニングアプリ - 高齢者向けの脳トレーニングゲームや記憶力向上プログラムを提供するアプリ。楽しみながら認知機能を維持するのに役立ちます。

  • スマートホーム統合アプリ - 高齢者の自宅にあるスマートデバイスを管理しやすくするアプリ。日常生活の安全性と快適性を高めます。

  • 社会参加促進アプリ - 高齢者が趣味やイベント、ボランティア活動などに参加できるコミュニティを提供するアプリ。

具体的な日系企業の事例はどれか

  • トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 - この企業は排泄予測デバイス「DFree」を提供しており、介護や医療現場の業務効率化に貢献しています。

  • 株式会社イノフィス - 東京理科大学教授により創業されたこの企業は、「マッスルスーツ」の開発を行い、介護施設でのリハビリテーション支援を行っています。

  • 株式会社Splink - 認知症の早期発見と予防に焦点を当てた企業で、脳のMRI画像からAIを用いて認知機能を測定する技術を開発しています。

  • カイテク株式会社 - 介護・看護ワークシェアリング「カイテク」を開発し、介護・医療業界での単発バイトを可能にしています。

感想戦

個人的にはC2Cシェアリング系は東南アジアだと責任感やクオリティの問題で難しそうに感じる。また、モバイルアプリケーション (ex. 記憶力トレーニングなど)に関しては、アプリケーションに課金する文化が弱く、これも厳しそう。一方、ハードウェア x ソフトウェアはかなり可能性を感じる。ハードウェア開発は東南アジア各国が得意なイメージはあまりなく (ソフトウェアに人材が寄っていると思う)、既に日本で発見されたイシューに対して開発されたハードウェアプロダクトの純粋な輸出ができそう。そうなると事業開発・セールスの戦いに持ち込めるので、勝機がありそう。



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