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好きなラジオ5選

どうも僕です。

突然ですが、ラジオが好きです。
ラジオが好き、を通り越し、
もはや「ラジオが好きな人が好き」の域に達しています。

わけわかんないですね。

ラジオって、
なんか、特別なものなんですよ、僕にとって。
何を隠そう、僕、ラジオやり始めましたし。
というか、PodcastとYouTube配信を、
かれこれ1年半ぐらい続けているのですが、
これは「ラジオ」なんです。

なぜラジオが好きか?

なんていうか、「親密」な感じがするからです。
安心するんですよね、ラジオって。

僕のラジオ遍歴を話しますと、
高校生のとき、岡山に住んでおり、
そのとき「どけーいきょーん」
というラジオ番組を聞いていました。

岡山弁で「どけーいきよーん」は、
「あなたは、何処に行くのですか?」です。
Google方言翻訳が開発されたら、
無機質な声でちゃんとそう教えてくれるでしょう。

、、、で、
毎日パーソナリティが変わって、
「甲本雅裕のどけーいきょーん」
っていうのがたしか木曜日の夜10時~11時ぐらいの時間帯で放送されており、
それを弟と一緒に、
僕が高校の「技術の時間」に作った(作らされた)ラジオで、
毎週聞いていました。

二人とも布団に入って、聞いてました。
当時の僕の家は「弟と共有部屋」で、
しかもベッドでなく布団でしたので。

その時間がなんとも幸せで、
多幸感とともに思い出すわけです。
甲本雅裕さんってちなみに、
甲本ヒロトさんの弟です。
そう、あのブルーハーツの。

甲本(河本)って、
岡山に多い名字なのかな?
次長課長の河本も岡山出身だしね。

話がそれました。
甲本ヒロトさんは、
岡山でも有名な進学校の出身で、
実は頭良い人だっていうことは岡山では知られています。
そんで、その弟の甲本雅裕さんも、
役者として長いこと活躍してて、
踊る大捜査線とかにも出演してます。

その甲本雅裕さんのラジオには、
ときどきザ・ブルーハーツがゲストでやってくるし、
毎週必ず一回はブルーハーツの曲が流れるんです。
そして甲本雅裕さんが岡山弁で、
「昔兄貴がから学んだことは、
 ぼっけーたくさんあるじゃけどぉ」
とか言って話してる感じが好きでした。

話してる感じが好きでした、
というより、
「誰かが話しているのを、
 隣の部屋から盗み聞きしている感じ」
が好きでした。

そうなんですよ。

ラジオって、「盗み聞き」なんですよね。
もっと言えば、「部室の盗み聞き」と言ってもいい。

今最も人気があるラジオ番組と言えば、
「オードリーのオールナイトニッポン」ですが、
これは完全に「部室の盗み聞き」です。
誰かと誰かがキャッキャ言いながら話している、
「面白いバカ話」を、
隣の部屋で勝手に聞いている、
これがラジオの最高の楽しみ方だと思っています。

その高校のときの原体験があった僕ですが、
大学生になると、
ぱったりとラジオから離れました。
生活習慣が変わると、
あっさりと変わっちゃうんですね、そういうのって。

そんで、20代はラジオとは縁遠い生活を送っていまして、
ひさーしぶりにラジオと「再開」したのは、
鬱病になったのがきっかけでした。

鬱状態というのは、
とにかく24時間辛くて、
何もしていないと、
脳が「自動運転ネガティブモード」に入ります。
これはポジティブシンキングとかでどうにかなるものではありません。
だって、器質的な異常なのですから。
その自動運転ネガティブモードは、
「希死念慮」にまで至ります。

そして夜寝る前とかって、
そういうのが暴走するんですよ。
それを「止める」ために、
僕はくりぃむしちゅーのオールナイトニッポンの過去の放送を、
繰り返し繰り返し聞きながら、
それを子守歌にして寝る、
ということを始めたのです。

これが本当に良かったんです。
だから、鬱が快方に向かったとき、
私の妻はくりぃむしちゅーの事務所に、
感謝の手紙をしたためたぐらいですから。
(投函はしなかったそうですが)

で、それからラジオを聞きながら仕事をする、
ということが、鬱からの快復後も習慣になり、
今にいたります。

そんなラジオ好きの僕が、
今聞いている「面白ラジオベスト5」を、
完全な主観で選びます。

では、発表します!


●第五位『山里良太の不毛な議論』/『三四郎のオールナイトニッポン』

山ちゃんのラジオ、かれこれ4年ぐらい聞き続けてます。
特に、山ちゃんが結婚を発表した回は泣きましたねー。
山ちゃんのことを本当に応援しているリスナーと、
そのリスナーを愛している山ちゃんの絆に、
胸が熱くなりました。

このラジオ、下ネタ全開ですが笑、
なんていうんでしょうねー。
世の中を「モテない俺達」の目線で、
斜め下から切っていく感じが、
やはり魅力ですね。

山ちゃんのトークが上手いのはもちろんですし、
ハガキコーナーもかなり面白いと思います。

同率で三四郎のオールナイトニッポンです。
こちらもくだらないですが、
リスナーとのくさしあいといいますか、
泥仕合と言いますか、
そういうのがくだらなくて好きです。
小宮のワードチョイスもセンスあるし。


●第四位『さらば青春の光がただ馬鹿騒ぎ』

これは最近聞き始めました。
30分番組ですが、
くだらなすぎて笑えます。

くだらなさだけで言えば、
伝説のラジオにして、
僕の生涯ベスト番組、
くりぃむしちゅーのオールナイトニッポンに、
勝るとも劣りません。

マジで何の役にも立ちません(きっぱり)!


●第三位『オードリーのオールナイトニッポン』

これはメジャーすぎて、
言うのも憚られるのですが、
やはり面白いですね。

でも、「ラジオのメジャー」って、
聴取率0.9パーセントですからね。
聴取率0.9パーセントが、
「お化け番組」と言われる。
これがラジオです。
テレビに換算すると、
ラジオの「聴取率1パーセント」って、
視聴率30%超えみたいなもんですから。

だから、オードリーのオールナイトニッポンを聞いてる、
「リトルトゥース」って、
全国津々浦々にいっぱいいるんじゃないのか?
電車の中なんて、リトルトゥースだらけじゃないのか?

っていうのは、ラジオリスナーの、
かなり歪んだ世界観による妄想でしかありません。
誰も、ラジオのことなんてそもそも考えてませんって。

胸を張ってマイノリティを名乗りましょう!
どうだ!って笑。

オードリーのオールナイトニッポンは、
フリートークがとにかく凄いですね。

あと、若林さんの「言葉を生み出す力」も凄いです。
「ストロングスタイル」とか、
「マウントを取る」とか、
「受け身を取る」とか、
格闘技系の例えとか、
「ハスる」みたいなワーディングが絶妙です。


●第二位『伊集院光 深夜の馬鹿力』

今日本で誰が「ラジオが一番上手いか」を、
ガチでランキングするなら、
伊集院光が圧倒的に一位だと思います。

本当にこの人は上手い。

マジで。

求められた「尺(時間の長さ)」のなかで、
完璧な構成、
完璧なワードチョイス、
そして完璧なボケの配分。

さらに伊集院さんって頭良いから、
なんというか、社会のあれこれについて、
ワイドショーとかニュースが報じないような角度から、
ちゃんと「疑問」をもたせてくれるような、
問題提起もしてくれる。

そして、ハガキコーナーは、
抜群に面白い。

もう、ラジオとして完成されています。
月曜の深夜に放送されるので、
火曜日の朝にはラジコで聞けるんですけど、
火曜日は僕は「いつもよりちょっと幸せな日」になるぐらい、
このラジオが好きです。


●第一位『東京ポッド許可局』

一位は東京ポッド許可局です。
元オフィス北野の中堅芸人、
マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオという、
3人の芸人が、
世の中を「批評的」に論じる。

その「批評をエンタメに」している。

もうね、こんなのやられたら、
本当は僕のPodcastなんて要らないんですよ。

というか、
順番としては、
東京ポッド許可局を聞いたことが、
僕が「Podcastやりたい」ってなったきっかけですから。

ああいうものをやりたい。
あの100分の1の面白さでも良い。
世の中に届けられたら素敵だ!
と思って。

それぐらい面白いです。
特に冒頭の「論」の部分は、
本当に毎回凄いです。
あと、三人とも本を読む人なので、
この番組でオススメされた本は、
だいたい読んでます。
そして「外れ」が一回もありません。

、、、というわけで、5つの番組を紹介しました。
ラジオって、本当に良いですよ。
車の中で聞くのも良いし、
東京在住なら都内を電車で移動中、
Bluetoothイヤホンで聴くのが最高です。

ラジコアプリでストリーミングしても、
1時間再生して20とか30MBとかなんで、
全然パケ死しません。

ラジオは、あなたの生活を豊かにします。
まぁ、僕もPodcastやってるんで、
興味ある方は、
お手持ちのPodcastアプリで、
『陣内義塾』と検索してください。

こちらもよろしく。

それでは、また次回。
さようなら。


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