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スポーツトレーナーのための経営術〜ワーク・ライフ・インテグレーション〜

スポーツトレーナーを対象にしたセミナーにも経営やキャリアデザインに関する内容のものが増えてきています。

パーソナルトレーニングもニーズが認知され、トレーニング指導の単価も高くなる傾向がある一方、単価が安いことをアピールする店舗やパーソナルトレーナーも出始めています。

このようにスポーツトレーナー業界でも単価が安い・高いの二極化することは簡単に予想することができます。

良いものを安く提供するということは素晴らしいと思いますが、この経営方法は、大量生産ができ、多くのクライアントさんを対象にできる大手企業になりますので、

個人事業主が多いスポーツトレーナーにとっては、

・大手企業と契約する形で単価を安くして活動する

・自分自身で直接クライアントさんと契約し、単価を高くして活動する

2つがあると思います。

もちろん、この2つをミックスする方法もありますが、単価を高くして活動するには意識的に考えて行動する必要があります。

私が取得している資格の1つにアメリカのアスレティックトレーナーという資格がありますが、アメリカのアスレティックトレーナーの協会であるNational Athletic Trainers` Associationは先日、ワーク・ライフ・バランスに関するPosition Statementと呼ばれる論文を発表しました。

Position Statementは全文が英語になりますが、読むことができますので興味のある方は是非こちらから。

学生トレーナーや若手トレーナーだけではなく、同い年くらいのスポーツトレーナーの方からも相談されることがありますが、特に日本のスポーツトレーナーの方は、ワーク・ライフ・バランスよりかは、ワーク・ライフ・インテグレーションという考え方の方が適していると考えています。

ワーク・ライフ・バランスとは?

ワーク(職業生活)とライフ(個人生活)を別のものと分けて考え、仕事と私生活の2つでバランスをとる考え方

一方、

ワーク・ライフ・インテグレーションとは?

自らの人生観を軸に、ワーク(職業生活)とライフ(個人生活)を柔軟、かつ高い次元で統合し、双方の充実を求める考え方

このようにワーク・ライフ・バランスとワーク・ライフ・インテグレーションでは、仕事と私生活の関係性に違いがあります。

スポーツトレーナーとして、経営やキャリアのことを考えたり、学んだりする際にまず大切なのが、スポーツトレーナーという仕事に対して、自分自身の私生活との関係性について向き合うことだと考えています。

今回は、ワーク・ライフ・バランスではなく、ワーク・ライフ・インテグレーションの考えである、仕事と私生活を2つの別のものと分けて考えるのではなく、人生の構成要素としてあえて、境界線を引かずに、柔軟かつ統合的に捉えているスポーツトレーナーの方を対象にワーク・ライフ・インテグレーションについて説明したいと思います。

目次

・ワーク・ライフ・インテグレーションの4つの構成要素

・どのような人生観を持っているのか

・仕事にやりがいを感じる条件とは

・どのような人と一緒に時間を過ごしたいのか

・どのような場所で時間を過ごしたいのか

・どのような1日を過ごしたいのか

・どのような1週間を過ごしたいのか

・どのような1か月を過ごしたいのか

・どのような1年を過ごしたいのか

・どのように人生を過ごしたいのか

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スポーツトレーナーのための経営術〜ワーク・ライフ・インテグレーション〜

陣内 峻 MS, ATC, NASM PES/ CES

600円

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陣内 峻 MS, ATC, NASM PES/ CES

アメリカの準医療資格であるアスレティックトレーナーとなり、帰国して個人事業主として活動。スポーツ現場では、テニス選手・愛好家の方を、健康・生産性の現場では、中小企業、個人事業主の方を対象に活動。スポーツトレーナーの方を対象にビジネスやテクノロジーなどに関する情報を発信。
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