フランクフルト/リンツ/チューリヒ その3

さてリンツ。
リンツは人口20万人ほどの中核都市で市内をドナウ川が流れている。
ウィーンからだとQBBで1時間とちょっとだけれど、僕はいつもフランクフルトから空路でリンツ入りする。
時間があればウィーン経由でチェコやスロバキアやハンガリーに訪れることもできる。ただし疲れるしなにより移動時間がもったいない。

リンツ空港の駐車場

カフカが好きなものだから、いちどだけウィーン経由でチェコのプラハに行ったことがある。ただ片道4時間の電車移動で往復8時間はさすがに長い。

大きな観光地はたいていどこもそうだけど、グローバルにエンタメ化しているので、オリジナルな土地の特性や文化が表面化しにくいと思う。
観光客はあらかじめ施された商業デザインにそって、偶発的な要素は計画的に排除された都市空間をそれぞれ楽しむことになるのである。たぶん。

リンツにはその手の退屈さはない。
まだまだローカルな土地ゆえに、たとえば回転寿しレストランに入ったものの、ドーナツやらケーキはひんぱんに回ってくるけど、目当てのお寿司はいっこうに回ってこなかったりする驚きがある。
カフェは夜8時に閉まるし、水を買うにもどこで買ったらいいかわからなかったりする自由が残されている。
ググればなんでも検索できる時代にこの手の不自由さは、よくいえば貴重だけど、不便であることには間違いない。
そして僕はこの不便さに賛成することもなく、お店が閉まっているので諦めるというシンプルな身の処し方を手わりとあっさりとに入れることができたのである。

リンツの広場

ドナウ川

アルス・エレクトロニカ

漆喰とガラスのコントラストがきれい

スイスは物価が高い。
現地の人にたずねると住居や車などの資産関係と外食が圧倒的に高いらしいのだが、どれくらい高いかというと、昼食は日本円で3,000円から4,000円くらいする。
電車はオンタイムでラッシュ時でもまったく座席が空いていないってことはないくらいの混雑さである。山があって湖があって、冬は寒い。そしてやはり物価が高い。


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Shun Mimura

米国駐在中です。音楽と映画と野球ゲームが好きです。Twitter https://twitter.com/Shun_Mimura
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