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『片付く仕組み』って何だろう?

こんにちは。yoshi@ライフオーガナイザーです。
ふだんは片付けの仕事をやってます。

この仕事をし始めてかれころ10年近くになりますが、いまだに自分の中でちょっととまどう表現がこの『片付く仕組み』

もちろん、自分も使いますよ。『片付けやすい仕組みづくりを提供します』とか、確かサイトとか名刺とかに書いてた気がします。

でもね。この言葉、ふと外側から見ると、いわゆる耳障りのいい言葉だなーとも思うのですよ。だって、「(なんかよくわかんないけど)片付きそうかも!?」って思うでしょ?

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実際、ここ何年か前から『片付く仕組み』って言葉、よく見かけます。

あまりにも見かけるので思うんですよ。「片付く仕組みってなんやねん!!!」って。なぜか関西弁ですけど。

収納用品を買って、そこにモノの置き場所を決めて収納しただけとかでも「片付く仕組み」ができました、とか。

「え、それ仕組みちゃうやん!!!」って。なぜか関西弁ですけど。

でも、「じゃ、仕組みってなんなのよ?」と言われると難しい。

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話は変わって、私はライフハック系のサイトを見たりするのが好きです。

この間、あるフレーズに目が留まりました。

最小限の労力で最大限の効果を得る

仕組みってそういうことなのかも。

世の中いろんなシステムがあるけれど、新しいシステムを入れたら以前よりも仕事量が増えたとか、以前よりも使いにくくなった、なんてのはよいシステムでも何でもない。改善じゃなくて改悪。

片付く仕組みも一緒で、仕組みを取り入れた後は取り入れる前よりも片づけに割く時間が短くなったり、取り出しやすくなったり。要は、それに割く労力が減ってるはず。

収納用品を買ってインスタ映えするような美収納にしたはいいけれど、それを維持するための労力は以前よりもかかるようになった、なんてのは『仕組み』とは別物。

別に美収納が悪いわけでもなんでもなく、美収納を目指す人と片付けられるようになりたい人とは目指すベクトルが違うと思うんです。

だって、美収納を目指す人は、片付け苦手な人が労力だと思っていることをそもそも「労力だと感じていない」人が多いのですから。

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じゃ、「最小限の労力で最大限の効果が得られる片付く仕組み」ってなんなのよ?って話ですが。

結局しっくりくる答えは見つからず。

感覚としては、もっと簡単に伝えることができる気がするんですけどね。誰にでもわかりやすく伝えることが。

まだまだ模索の日々は続く。

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