山形県天童市で開かれたFM山形主催の「第1回 グランツーリスモSPORT Volkswagen Cup in イモ天」に出場してきました。
ちなみに「イモ天」とは、イオンモール天童の愛称のようです。

将棋の街・天童温泉を堪能

僕の住む宮城県気仙沼市から山形県天童市までは、車で約３時間なので、当日移動も疲れるし、せっかくなので天童温泉に宿泊。
パチンコや競馬などでは「旅打ち」という言葉がありますが、「旅ｅスポ」「旅ゲー」といったところでしょうか？
山形県天童市とえいば、毎年、春には「人間将棋」や将棋のタイトル戦「竜王戦」などが開催される「将棋」で有名な温泉街。街中に将棋の駒を象ったモニュメントで溢れてました。

（写真は、日帰り温泉を利用したホテル王将の入り口にあったモニュメント）

夕食は、宿泊先近くにあった人気の蕎麦屋さん「水車生そば」で、山形は蕎麦も有名ですが、このお店の大人気の看板メニューである「元祖鶏中華」を頂きました。
鶏出汁和風のスープと細麺が絡み、蕎麦屋らしい天かすが、あっさり和風スープにこってり感を醸し出していて絶妙な逸品に夫婦で大満足でした。

天童温泉を満喫して、いざ本番……。

会場は、イオンモール天童の2階にあるイベントホール。9時過ぎに会場入りし、受付で身分証（免許証）を提示してネームプレートを貰って受付完了。

会場に入ると、ステージ上に4台の機材が設置されておりました。
参加者多数ということで、受付した順番にさっそく予選のタイムトライアル待ちの席に座り、順番を待ちます。
ちなみに4台のうち、3台がハンドル・コントローラーで、1台はワイヤレス・コントローラー用の席となっており、僕はワイヤレス・コントローラーでの参戦です。
今回の大会（一般の部）は、鈴鹿サーキットが舞台。予選は一周目がプラクティスで、その後３周走ったベストタイムを競い、上位16名が決勝トーナメントへと進出できます。

前の人が終わって、さてと自分の番が回ってきました。日頃のコントローラー設定を頭に入れてきたものの、慣れない環境に心臓ドキドキ、緊張しました。
ひととおり設定を終えて、いざ、予選のコースイン。
しかし、ここでとんでもないことに気づく。
あっ！ギアがマニュアルだった！！！！！！！

普段は、オートマチックなので、非常に焦る。スタッフに声をかけて、なんとか、オートマチックに設定をしなおして再スタート。
仕切り直してコースイン。
あれっ、いつもと視点が違うなぁ。といつものキー設定のつもりで、コントローラーの「△」を押す。しかし、視点が切り替わらない…
「ガーン！！」

設定の変更は1周目のプラクティス中に変更してくださいとのことで、オプション画面をから視点の切り替えを試みるも、普段はめったに使用することない画面に、ああでもない。こうでもないと。深みにはまる。焦る。
なんとか視点の切り替えをなんとか終えたら、すでに画面はデグナーからヘアピンへと差しかかるあたりで半周が過ぎてました。
そのまま緊張と焦りと動揺を隠せないまま、タイムアタックがスタート！

メンタルズタズタボロボロで、どんな走りだったか覚えてない、いや、思い出したくない。（汗）
最終結果は自己ベストには程遠い2分7秒638の不本意なレースで予選敗退。
慣れない環境となる遠征一発勝負の怖さですね。ちなみに予選の足切りタイムは、2分00秒229。
これまでのベストタイム（2分00秒301）を出せれば、予選の結果発表までちょっとはドキドキできたかもしれませんね。非常に残念。
1ヶ月前に申し込みしてから猛練習を重ねてきたわけですが、実力不足は否めません。それでもこのまま頑張って練習を続ければ、ひょっとしたらとも思いました。
この悔しさを胸に、今年の鹿児島国体出場を目指して再び練習します。

今回のイベントには、北は北海道の札幌や、南は群馬や埼玉など関東からも参加あり45名ほどのエントリーがあったようです。
参加者の中には、赤い国体のユニフォームを着た、茨城国体の県代表選手の姿も多々見受けられ、注目度とレベルの高い大会となっようで、地方においても注目集めるｅスポーツ大会ができるということ、また東北地方でもｅスポーツ熱が高まっていることを実感できました。

主催した関係者の皆様、素晴らしい機会を設けて頂きありがとうございました！

おまけ：さくらんぼラーメン@道の駅天童温泉

天童市にある道の駅天童温泉で、まっピンクのラーメン見つけました！
塩ラーメンにちょっぴりフルーティーな感じのラーメンで、普通に美味しいのでぜひ近くにお越しの際は、ぜひ食べてみてください！