見出し画像

ミニPCを使っての監査業務

東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
2024年3月に第13世代のIntel Core i9を搭載した、ミニPCを購入したことをnoteの記事にしました。
その後、4月に2社の期末監査を迎えて、主に監査のエクセル業務でハードに使いました。今回は、その使用感について記事にしたいと思います。


結論

ミニPCでの監査は想像以上に快適でした。
特にエクセルがほとんどもたつくことなく、快適に動かせたので、良かったです。

作業環境

ミニPCを使っての作業は、私の事務所にて行います。
31.5インチの4Kモニターをメインに正面に置き、34インチのWQHDモニターを右サイド、15.6インチの4Kモバイルモニターを縦おきで左サイドに配置し、合計3台のモニター出力をします。
接続はThunderbolt4のドッキングステーションで接続し、キーボードやSTREAMDECK等の入力機器を繋げています。

重いエクセル作業が快適だった

私は、2社、仕訳検証を担当しました。もちろん、それ以外の分担もありますが、パソコンを一番ハードに使う作業です。
仕訳検証とは、クライアントから1年間の仕訳データを入手してそのデータが網羅的なのかを検証し、その後、怪しそうな仕訳を一定の基準の下、抽出するという作業になります。
1年間の仕訳データとなると、かなりの容量になります。もちろん、クライアントごとによりますが、1年間の仕訳データを1つのエクセルに集約すると、30〜60MBくらいのエクセルになります。
1年間の仕訳がエクセルの1枚シートの限界行1,048,576行に収まれば良いのですが、規模が大きい場合は、1ヶ月の仕訳だけで数十万行になることも珍しくありません。
そういったデータに対して、ピボットテーブルをしたり、VlookupやIFのような関数等を使いながら、網羅的かどうかを検証していきます。
この作業もミニPCで普通にやる感覚で作業ができました。
普通に監査部屋でノートパソコンでやると、結構時間がかかります。まずはデータを結合するだけでも時間がかかります。それがサクサク進むだけで、買った価値があると思います。

最後に

本日の記事は以上になります。
ミニPCの性能は思った以上でした。
監査業務は、画像編集や動画編集とは違って、そこまで重くはない作業です。
それでも期末監査等でエクセルをがっつり動かすときは、少しだけ重い作業になるので、監査先でノートパソコンを使うと効率が落ちることがあります。
それを安く補ってくれる存在として、ミニPCはいいかもしれないと思いました。
今後も引き続き、使っていってレビューしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?