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#フリーランスしくじり話 その2

はい。

ということで自分も積極的に失敗談を語っていこうと思います。前回に続きその2です。やっぱり今回もお金にまつわるお話です。


思ってたんと違う案件

数ある失敗の中でも多いのが、この思ってたんと違う案件です。正確にはクライアントから出された条件、要望をこちらが「まあ大丈夫だろう」と油断して受けてしまうことから起こる認識のズレ。


こんな事例があります

とある学習書のための挿絵(3cm角程度)を
 
フルカラー 1カット  1,500円 で 500点の制作依頼

単価だけ聞くとちょっと安すぎる… と思いましたが、内容を聞くと例えば「食べ物」とか「動物」とかですよということだったので、それならササッと描けそうだし、まあいいか。と深く考えずに受けました。

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しかし蓋を開けてみると、確かに簡単な「食べ物」や「動物」もあったのですが、よくよく聞くと資料を多く集めないと描けないものだったり、物理的に指定のサイズに収まりそうにないものが大半だということが判明…。

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3cm角だし、きっと簡単なモチーフばっかりだろうというぼくの勝手な思い込みが引き起こした思ってたんと違う案件です。こんな調子で500点超…。

さすがに一部、単価を上げてもらう交渉をしましたが、はじめに受けてしまった金額から2倍3倍になるわけもなく。正直まったく割にはあっていませんでした。


これは完全にはじめのヒアリング不足が原因。たとえ1,500円でも500点描けば75万円、まとまった金額を手にできることに目がくらんで詳しい話を聞かなかったぼくに落ち度があります。一度飲んでしまった条件、途中で投げ出すことだけはしたくなかったのでなんとかやりました。やりきりましたが… 辛い作業でした。。。


それ以降、同じ過ちを繰り返さぬようはじめにきっちりとした内容確認と、それに合わせた見積もりを出すことを心がけています。

が、とはいえ、未だに読み間違えることもしばしば…。まだまだ精進せねばなりません。。。絵描きの道は長く険しい…!


その1はこちら


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