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ちびっこうべ ワークショップ⑥

9月22日(土)、ちびっこうべワークショップ6日目。今日はデザイナーチームとしての制作物をすべて仕上げます。

目の前にはやるべきことがたくさん!でも時間は限られています。締切に追われるのはデザイナーの宿命なのでしょうか…。

この記事はぼくが参加する子どものためのワークショッププログラム
ちびっこうべ」の連載記事です。
http://kiito.jp/chibikkobe/

自分が子どもの頃にあったらどんなによかったか!という、この素晴らしいプログラムのことをもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、そのワークショップのスタートからゴールまでを書いています。


本日の課題は

①看板を完成させる
②メニューボードをつくる
③店内の装飾をつくる

です。


看板を完成させる

前回途中まで進んでいたマスコットキャラクターの立体看板。

各パーツを接着剤で組み合わせ、こんな姿に。

店名を貼り付けて

とさかに穴をあけ、糸を通して…

堂々、完成です!どうですこの存在感!

ちっさ とか言わないで!まだこれからまわりも装飾するのです。

こんなふうに、文字を旗にしてぶらさげる作戦なのです。


自分の作品として残してほしい

店名は一文字ずつに分け、メンバー皆にそれぞれ自由に描いてもらいました。これまではチーム全体でひとつのものを作ってきましたが、それとは別に自分が作ったと胸を張って言えるものも残してほしいという思いからです。

思い思いに文字をデザインします。これまでのワークショップを通して培われたデザインセンスが試されるところですが心配はありません、皆アイデアをカタチにする術をちゃんと身につけてくれていました。

なんともバラエティに富んだ文字が完成しました!皆の個性が出ていてすごく素敵。きっとワークショップ初日にはこれほど自由な表現はまだ引き出せなかったでしょう、子どもたちの成長を感じる瞬間でもあります。


メニューボードをつくる

つづいて、お店のメニューや値段を伝えるメニューボードの制作です。

・はじめて来たお客さんが知りたい情報はなにか
・その情報が伝わりやすいように整理をする
・優先順位を明確にし、表現にメリハリをつける

など、ここでもデザインする力が大いに必要となりますが、ちゃんと頭でイメージができていていました。もう安心して任せられます。

メニューボードが完成したら、隣で作業している建築家チームの現場へ「納品」しに行きます。つくったものをちゃんと必要とする場所へ納める見届ける、これもお仕事では大切なことですよね。


店内の装飾をつくる

あとは残された時間の許すかぎり、店内の装飾を作ります。デザイナーチームが任されているのは主に天井から吊るもの。ということでガーランドをたくさん制作しました。

チームワークもばっちりで、あっという間に完成。本日のノルマ達成です。時間内にきっちり片付けまで終えられました。すばらしい〜

デザイナーたるもの、時間内にちゃんと作業を終えられることが大切だよなどと、自分のことは棚に上げながら伝えました。(各方面のクライアントのみなさま、もろもろお待たせしており申し訳ありません…)


【おまけ】建築家チームのワークショップの様子

ここで、デザイナーチームとは別で作業している建築家チームの様子をご覧ください。

毎度思いますが本気度、すごくないですか。まだ全部はお見せできませんが、本格的にも程があります。もちろんいい意味で。

これ、子どもたち絶対にいい経験になりますね。こんなにクリエイターが本気で関わるイベントって、珍しいと思うんです。ほんとに、ぼくも子どもに戻って参加したい。

ちなみに我が班のお店はこのカラフルなカゴをたくさん積み上げてつくるとのこと。さてさてどんな感じに仕上がるのやら、今から楽しみです。


ということで次回はワークショップの最終日!ついにお店の完成、発表会となります。どんなお店になるのか、どんな街になるのかは2週間後のお楽しみです。



ご覧いただきありがとうございます。
ちびっこうべについての記事は下記リンク先にまとめています。



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