円周率

circular slide rulerで作る換算表

で作った画像を取り込め(キャプチャ)ば、必要な換算表を作れます。概算で求めればいいと言う場合は電卓より早いかもしれません。


 これは、直径×円周率=円周、半径の二乗×円周率=円の面積の概算が求められます。

 内周の数字に当てはまる外周の数値を読み取ることで概算が求まります。直径25mの円周を求める時は内周の25の目盛りを見つけ、外周の目盛りを読み取ります。78~79の中央に当たりますから、だいたい78.5mだと判ります。

 円周1mの直径を求める時は、外周の10にあたる内周の目盛りを読み取ります。32に近いところにあります。31.5cm以上、32cm未満と判ります。

角度からラジアンを求めてみましょう。

90度をラジアンに変換する場合は、外周の90に当たる内周の目盛りを読み取ります。内周は10分の1にした値で読み取ります。(180度=πラジアン)1.55以上、1.60未満と判ります。
1.4ラジアンを角度にするには、内周の14に当たる外周の目盛りを読み取ります、約80度と読み取れます。

ある数値からルート2を乗じたものを求めてみましょう。
用紙の比率は1:ルート2です。A4の一方の寸法は210mmです。内周の21に当たる外周の目盛りを読み取ります。295mm以上300mm未満と読み取れます。(実際は297mm)
正方形の対角線が500mmのとき、外周の目盛りにあたる50に当たる内周の目盛りを読み取ります。一辺の長さは、350mmを超え、355mm未満と読み取れます。

これは現行テレビ画面16:9の概算が求まります。
短辺が480ピクセルのときの長辺を求めたい場合は、内周の目盛り48にあたる外周を読み取ります。850ピクセルを超え、855ピクセル未満と判ります。

 工夫次第で目的の換算表を作ることができます。

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