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CASIO関数電卓fx-260SOLARⅡ

外観

まずは外観をご覧いただこう。


電卓の特長

大きさはポケットサイズの電卓。操作は従来型関数電卓。ここでいう従来型関数電卓は一般電卓に関数機能キーをつけたというもの。現在、日本で発売されているCASIO関数電卓は全て数式を入力するタイプになっている。これは海外モデルの電卓。Amazonで購入できる。約2000~2500円程度。日本向け最終モデルの従来型関数電卓fx-260Aの後継機。操作方法も関数キーもほとんど同じ配列である。

このモデルはfx-260Aよりボタンが押しやすい。押した感覚もよく普段使いの計算に最適である。このモデルの電卓は、平方根の入力にシフトキーを押さなければいけないという理由から不評の意見もある。平方根を多用する場合は確かに不便であろう。

気に入った点

この電卓の最大の気に入った点は電源が太陽電池のみかつ光が当たると関数電卓の電源が自動的に入ることである。光を遮らない限り消えない。最近の電卓はオートパワーオフが働くため買い物中に電卓を使うと途中で電源が切れどこまで入力したかがわからなくなってしまう。

液晶電子メモパッドと電卓を合体させた製品もある。それも便利ではある。電卓がオートパワーオフが働いてしまうからメモを忘れると今まで計算した結果が水の泡になってしまう。そのためオートパワーオフが働かない電卓が欲しかった。この電卓は消えない。その点が大変気に入りこれからも愛用していきたいと思う。

裏技

2000年代から発売されているCASIO関数電卓は、ON,SHIFT,7を同時に押す点検モードの画面になる。5秒以内に9を押しシフトキーを押していくことにより画面表示テストなどができる。紹介した電卓も例外なく点検モードがついている。その画面の一部をご紹介しよう。


これは関数電卓に使われているROMバージョン番号である。何度動かしても壊れることはない。ただし、記憶させたメモリーのないようなどが消えるので要注意。


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