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人生で一番挫折を感じた瞬間

今までの人生で一番の挫折経験は??と聞かれたら、何を答えるだろう??とふと考えてみた。

高校は無事第一志望に入社できたし、大学は附属だったのでそのまま希望する大学の学部に入学して、留学の奨学金も取得して、、、と、ここまでは何不自由なくこれた人生だったと思う。

社会人になってからも、キツイ思いはたくさん経験したものの、心が折れるような挫折はしてないかも、と感じている。

そう考えた時にパッと答えられることとしては、やっぱり就活かもしれない

外資金融、投資銀行、総合商社を希望する意識高い系学生

大学時代はどんな学生だったかというと、いわゆる意識高い系の学生。
勉強をひたすら頑張って、将来のために日々を費やす、そんな生活を送っていた。

就職を意識した時に一番志望していたのが「総合商社」なぜなら、世界を股にかけて仕事をして、給料もいいし、かっこいいな〜〜!と感じたから(今から思うと、超浅はかな理由だけど笑笑)

その次が外資金融と投資銀行.。これらは会社が被るところもあるが、志望理由は違った。外資金融は就職説明会の時に、ドイツ銀行の人事部長のキラキラ輝いて働く姿に憧れを持ったからだ。いわゆる、その人のライフスタイルに憧れて入りたい!って思った。

投資銀行の行きたかった理由は、もう少し具体的。僕は社会人になった時に必要とされるスキルは何か?と考えた時に、法務・財務・財務の知識だと考えた。

そこで、それらが満遍なく高いレベルで学べる環境!ということで、投資銀行を志望していたのだ。

大学三年生の6月からOB訪問!

ということで、大学三年生の頃には伊藤忠商事の先輩をゼミの教授から紹介頂き、話に行ったりしていた。

ちなみに前述の志望業界を時間軸で書くとこんな感じ

<大学3年>
6月〜9月 総合商社
9月〜12月外資金融(エントリーが始まっていたから)
12月〜3月投資銀行(インターンが始まっていたから)、外資金融は全滅
2月〜5月総合商社←再度2月頃に志望度が高くなり始める

こんな感じだったので、他の学生よりも早く動き出したし、色々と情報収集に励んでいた。

特に11月頃から博報堂に勤めている先輩が2週間に一回、相談に乗ってくれて、ESの書き方から自己分析の仕方まで色々と丁寧に教えていただいた。

2月には海外までOB訪問に行った

その先輩から2月くらいに「商社に行きたかったら俺の後輩と親友がタイとマレーシアに駐在に行ってるから会いにいってこい!」と言われ、僕は当日航空券を取得し、2週間後に海外にOB訪問に渡った。

メチャクチャ優秀な人たちだったので、お叱りを受けることは多かったが、その行動に対して自分ながら自信を持てたし、他の学生よりも差をはるかにつけることができた!と感じていた。

ESも5大商社のほぼ全てが通り、自信満々で4月の就職面接を迎えることになる。。。

そして4月。就職面接での悲劇

大手企業の就職面接は短期集中で、2週間で決着がつく。
僕は2日でほぼ全ての志望企業の面接を終えた。

結果は、、、なんと1社しか2次面接に通過することができなかった。
しかも、その会社も2次面接であっさりと落ちた。。。

また、余裕〜〜!と思っていた、滑り止めで受けた会社も軒並み不採用。正直、頭が真っ暗になった。

その時受けた会社は大手企業ばっかりで、全滅したら中小企業を受ける方向になるな〜と思っていた。

当時、メチャクチャ視野が狭かったので、大手がダメだったらもう終わりだという感じだった(今思うと笑える)。

結果として大手企業に入社できたけど、、、

就活の結果、オリックスに内定を頂き僕は無事大手企業に入社することができた。ただ内定を頂いたのは、この1社だけだ。

僕は内定をもらうまではプライドはズタズタだった。

その時、感じたことは自分は社会人から見たら優秀ではないということ。
もっと謙虚にならないといけないということ。

この2点を教えてもらった。

逆に就職活動でうまくいっていたら、もっと勘違い野郎で終わっていたかもしれない。
そういう意味では、こういう経験ができてすごくよかったと思う。

よくなかったことかどうかは未来が決める

また、もし商社に入っていたら転職や独立をする、という決断をしなかったと思う。

いままでの決断や社会人で経験してきたことはとても掛け替えのないものだったし、後悔は一切していない。

そういう意味で考えると、自分に起こる事象がいいか悪いかは、その時点ではわからない。未来が決めるんだなと感じている。

僕は、この時の挫折経験があったことで、その後ツライことがあった時に耐えられることもできた。

それなのでぜひ今年就活した学生で第一志望に受からなかった、うまくいかなかった人は、そこで落ち込まず、そのおかげで未来がよくなる、と前向きに捉えて欲しいと思う。












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