お金持ちの人はケチなのではなく、お金の使い方に慎重なのだ
最近、Kindleの読み放題の中で本田健さんにメチャクチャはまっていて、電車の中で常に読んでいます。
本田健さんといえば「ユダヤ人大富豪の教え」という本で超ベストセラーを叩き出した作家兼経営コンサルタントです。
お金の本質やリテラシーについて書かれた本を数多く出版しており、とても興味深い内容になっています。
その中でお金持ちと貧乏人が取る行動の中に「お金の使い方について」書かれていて、それがメチャクチャ興味深かったです。
お金持ちの人のお金を使う基準について
彼の本を読んでいると、お金持ちの人は無駄な買い物や支出をしない、ということが書かれています。
それは必ずしもケチなのではなく、自分が価値があると思ったもの以外にお金を払うことをしない、ということみたいです。
また物を大切にする精神があるからこそ、壊れたボールペンや財布などを修理して使い続けようとする、ということを言っています。
さらに貧乏人はお金持ちが買いそうな高級なブランドを身につけたり、ショッピングすることに幸せを見出そうとするが、お金持ちは物を買うこと以外に幸せをすでに見出しているため、買い物自体、そもそもしないし、質素な生活を好む、とのことです。
ビル・ゲイツのショッピングでのエピソード
実際にあった例ですが、ビル・ゲイツがスーパーで買い物をしようとした際に、クーポンを探すためにレジで往生した、というニュースを聞いたことがあります。
彼は、同じ買い物をするのだったら安く買えるに越したことはない、とのことを言っています。
他の経営者でも飛行機は常にエコノミー。理由はビジネスやファーストクラスにしたとしても早く着くわけではないから、という考え方を持っています。
では彼らはお金を使わない人か?というとそうではないと思います。
ビルゲイツは財団に莫大なお金を寄付しているし、同じように質素な生活をしているオマハの賢人、ウォーレンバフェットも持っているお金の大部分を寄付に回しています。
つまり自分が価値があると思ったものには、その価値相応に払うし、そうでないものには一切無駄に使わないという姿勢を持っています。
お金の使い方で時間の使い方もわかる
さらに付け加えると、僕はお金を何に使うかで、その人のライフスタイルや趣向がわかると思っています。
どういうことかと言うと、例えばパチンコや競馬などのギャンブルにお金を使っている人は、そこに時間も費やしています。
本にお金を費やしている人は、読書の時間を割いているということもわかります。
つまりお金のあるところに時間も付いて回るので、その人が何に対してお金を使うで時間の使い方もわかってきます。
時間の使い方次第で何にでもなれる
以前、「自分を変える習慣力を読んで」という記事の中で紹介しましたが、
https://note.mu/shunta112603/n/nc068c56d1c9e
人は時間の使い方次第で、何にでもなれます。
逆に、時間の使い方を間違うと、自分が思ってもみない方向に進んでしまう可能性があります。
ということを考えた時に、何にお金を使うか?でその人の人生は大きく変わっていくということがわかります。
お金持ちの人がよりお金持ちになっていく理由は、お金を使う対象、費やす時間、行動が一般の人と違うからです。
逆にいえばお金持ちの人の消費行動と全く同じ考え方になれば、同じような結果になっていくことがわかります。
能力・才能は関係ありません。考え方を変える意識を持つことを考えていきたいと思います。
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