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新卒で入社してから中年になるまでのメンタリティについて

最近、「上京物語」という本を読み返していて、20代前半から50代にかけての心境の変化をとってもリアルに感じた。
自分自身も社会人6年目になって、このままサラリーマンを続けていたら、そうなっただろうな、と思う場面がとっても盛りだくさんだったからだ。

また同時に、行動を起こせるかどうかは、自分の未来についてリアリティを持って考えることができるかどうかが、とっても重要なのではないか?と心の底から感じている

学生時代〜新卒2年目くらいまでの心境

自分自身もそうだったが、周りの友人で意識が高い、と言われている人たちは、学生の時とか社会人2年目くらいまでは将来起業したい!と思っている人たちが多かったりする。中には会社を踏み台にして、そこでスキルや知識を身に付けるんだ!という意気込み。

その点については、とってもよいし、それが頑張るモチベーションになるので、何も考えていない同期に比べるとはるかに成果を出せる。

社会人3年目〜社会人5年目くらいまでが結構分かれ目

ただ会社で評価されるようになると周りから必要とされるし、またボーナスなどまとまったお金がどん!と入ってくると、結構心地よかったりする。
また社内で飲み会とかしているうちに、だんだんと抜け出せなくなってくる。

大企業とかにいると、自分のやってきた仕事が他で通用するのか?給料は下がる。。。という不安があって転職することすら躊躇してしまう。

中には結婚をする人や子供を持つ人も出てくる。そうなった人たちはまず起業する、というメンタリティは完全に無くしてしまっていたりする。

そうすると自分のやりたかったことや、目指していたビジョンを無意識に捨てて、「起業とか興味なくなった」「今、この仕事が楽しいから当面は続けていくつもりだよ」と言うようになる。

そうなる前に行動を起こせないと、社会人6年目以降からは大体2パターンに分かれる

社会人6年目以降に感じる心境は2パターン・・・

それ以降は自分も経験していないので、あくまでヒアリングベースになる。

この時点で結婚していたり子供を持っていたりすると、まずプライベートはなくなる。平日夜や土曜日は家族サービスで、自分の時間をほとんど持つ事ができない。読書さえままならないだろう。

その時に「独身の時にもっと勉強すればよかった。もっとチャレンジしておけばよかった」と感じる、もしくは「家族との時間を増やせてめっちゃ幸せ」と感じ、週末に家族と時間を過ごせることを考えながら平日を過ごす、ということになる。らしい。

また独身の人も中には転職したりする人もいるが、OOのために転職するという目的があって仕事を変えるというよりは、OOの方が面白そう、今の会社・業界がヤバイから、という感じのプロセス思考で決断する。

中年になると覇気がなくなるのはなぜ??

全員がそうでは当然ないと思うが、中年の人が会社でやる気がなかったり、覇気がなかったりするのは、夢や未来がどんどん明るくなるという意識を持つことができないからだろう。
もし家を購入し子供がいたらなおさらだ。

住宅ローンの支払いが月に十数万円に加えて子供大学費用は年間100万円以上、仕送りがあればさらに100万円以上。
もし会社が倒産したり、出世できなかったらローンを支払えず破産、場合によっては借金を背負うことになる。

上京物語にも書いてあったが、家を購入すると、毎月のローンの支払いの不安から会社にしがみつくようになるらしい。持ち家なのになぜか自分のものと思えない。なぜなら支払いができなければ銀行に渡さなければいけないからだ。

そういうことも積み重なって年々不安要素が大きくなり、覇気どころではなくなるのだろう。

自分の未来がリアルに見えた

僕のケースを言うと、社会人1年目の時に家を買った時の心境や、定年になった自分をかなりリアルに想像することができた。

一番嫌だったのは、NYに行く!と船出をして、気づいたら熱海に漂流した時に、熱海の温泉に浸かりながら「熱海もいいよな」とNYに行く夢を忘れて熱海で満足している自分(わかりにくい例ですいません。。。)

そこで体力と時間があるうちに自分のビジネスを構築しておこうと決意して5年間Wワークをしながらコツコツと別の収入源を築いてきた。
(いきなり会社を辞めて起業する勇気が僕にもなかった笑笑)

ただその過程で隣の芝生は青く見えたり、サラリーマンもいいかな、と感じたりしたのは事実だ。

その時にずっと意識していたのは、未来の自分。
体力がなくなって、会社に依存せざるを得ない自分を想像すると、会社の人と同じ行動をとったり、基準ではダメなんだとつねに言い聞かせてきた。

今では、土日とかプライベートはなかった20代だったけど、本当に良い決断をしたと感じている。

どのような人生を歩むかは自分次第、ただ納得することが大事

と、27歳の若造が偉そうなことをツラツラと語ってしまったけど、どのような人生を選択するかは自分次第だし、自分の幸せや夢の方向性が変わっても全然いいと思う。

子供ができたり結婚をしてみて、初めてそれに喜びや幸せを感じる、ということもあるだろう。

人生に正解はないので、自分の納得解を導き出すことが大事だ。

とはいえ自分の中で幸せの定義をしないまま歩む人生は、こんなはずじゃなかった、もっとOOしておけばよかった、という後悔を生むことになりかねない。

ので、ぜひ一度自分の未来と相談しながら、自分にとっての価値観や幸せ、というものについて考える機会を持つとどうだろうか??










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