人間というものは気が付かないうちに思考が固まっていき、新しいものを避けるようになっていきます。
僕は20代から研修で講師をやるようになったので幅広い世代と関わる機会がありますが、やはり年配になればなるほど新しい話をしたときに拒否反応を示す方が多いです。
そのような方達が口を揃えて言うのが、「自分にはわからないから大丈夫」という言葉です。
ただ、これを言い出してしまうと心も歳をとってしまうことになります。

もちろん新しいことを否定することが悪いということではなくて、そこの価値観は人それぞれです。
ただ、何歳になっても前線で活躍したいのであれば、どこの業界にいるかにかかわらず、新しいものに触れ続けなければいけません。

僕の場合はビジネスをしている経営者ですし人に教える立場なので、余計に新しいものに触れ続けることが重要となります。
そうしないとビジネスも成り立たなくなりますからね。
なので、意識的に新しいものに触れることを意識しています。

ただ、自分も気づかずうちに歳をとったと思ったことが最近立て続けに起きました。
まずTiktokです。
若い人と交流すると皆Tiktokをみているわけです。
僕はあれは若い子がやるものなど決めつけて避けていました。
ただ、後輩起業家たちにTiktokはやるべきと言われて、考えを改めました。
そして、VRに関しても昔から試したことがありましたが、最近仕事でがっつり触る機会があって、もっとたくさん触れておけばよかったと思いました。
やはりVRが出てきた頃よりも進化していて、その進化に気づいていませんでした。
最近は家に置いて毎日いろんなコンテンツを楽しんでいます。

そういうわけで、最新に触れているつもりの僕でさえ意識的に新しいものに触れないと避けてしまう傾向があります。
VRやTiktokですら古くてもっともっと時代は進んでいます。
時代に乗り遅れないように、もっと新しいものに触れて自分のオジサン化をできる限り阻止していこうと思います。