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学生時代に人生を変えてくれた本

1000冊読んだ学生時代

僕は学生時代から大量の本を読んできました。
本好きということもあって多くの方からお勧めの本を聞かれますが、人によってお勧めは違いますし、同じ人であってもその時の状況でお勧めは変わります。
そういうわけで誰にでもお勧めできる本というのはあまりないのですが、今回は僕自身が学生時代に1000冊近く読んでとても影響を受けた本を3冊ご紹介します。

あした死ぬかもよ?

あなたはいま生きている。それ以上の奇跡などありません。いつか死ぬ身であることを心に深く刻めば、今日という1日が、いかに可能性にあふれ、うれしく、ありがたく、いつにもまして輝きはじめることに気づくことでしょう。

人には必ず死がやってきます。
お金持ちだろうがなんだろうが、例外はないわけです。
死の話をするとネガティブに思われますが、死を意識をすることで人生をより豊かに生きることができます。
『あした死ぬかもよ?』はその「死」をテーマに人生を豊かにしてくれるヒントがたくさん詰まっています。
学生時代に何度も読んだ本で、友達にもプレゼントしました。
僕はいろんなことに挑戦できているのはこの本の影響が強いです。

人生の100のリスト

ぼくはこれから一体、どんな人生を歩んでいけばいいんだろう。19歳の時、このことについてかなり真剣に考えた。そしてその結果、100の項目からなる「人生のリスト」というものを作成した―J‐WAVEナビゲーターとしても活躍する著者が、世界を放浪する中で見つけた「人生を楽しむシナリオ作り」。

自分が一生のうちにやりたいことを100個上げる「人生の100のリスト」を書いたブログ記事を時々見かけますが、それの元ネタなった本です。
著者のロバート・ハリスさんはこの100のリストを実現するために世界を旅してきた人です。
具体的にロバート・ハリスさんのリストを抜粋してみます。

ファッション・モデルと付き合う
1000冊の本を読む
アマゾン川をイカダで下る
イルカと泳ぐ
原宿に自分のサロンを作る
ギャンブルでメシを喰う
映画を5000本観る
エベレストを間近に拝む
ヒッピーになる
南の島で放浪者たちの集うバーを開く

映画や小説よりも夢中になったこの本を読みました。
この本を読むだけで海外旅行のような別世界に連れて行ってくれます。
僕がこの本で出会ったのが大学3年生くらいの時で、僕もリストをつくり、その一つに「ロバート・ハリスさんの人生の100のリストについて語り合う」というものを書いていたのですが、それから数年後に知り合いの紹介で一緒にご飯を食べることができて実現しました。
自分がいかに常識や当たり前に縛られていたのかってことがわかる本なので、ぜひ読んでみてください。

ノマドライフ

1つの組織にしばられずに働き、暮らすことでクリエイティビティや思考の柔軟性が上がり、それがプラスのスパイラルを生む。そんなデュアルライフを実現させるための金銭・仕事・思考のトレーニング術を公開。カフェで仕事するだけがノマドじゃないんです。

僕が就職せずに海外にいこうと最後に決心したのはこの本がきっかけです。
著者の本田直之さんはハワイと日本の2拠点生活(デュアルライフ)をしている方で、学生時代に本田さんが出版していた本はほとんど読みましたし、講演会に行ったりしました。
ここ一年テレワークが進んだので多拠点生活のハードルが一気に下がりましたが、10年前はまだまだハードルが高かったのです。
本田さんは多拠点生活をするための具体的な方法を提示してくれた方で、僕のロールモデルです。
僕はもう少し世間と会社が落ち着いたら(5年以内くらいに)、海外と日本の2拠点生活を始めようと思っていますし、それも現実的になってきていました。それはやはり学生時代に『ノマドライフ』を読んでそこを目指して行動してきたからです。
場所関係なく自由に生きていきたい方はぜひ読んでみてください。

3冊の共通テーマは「人生」

今回ご紹介した3冊の本の共通点としてはテーマが「人生」だということです。
やはり将来に悩むことが多い学生時代にこういう本に出会えたのはとても幸運でした。
僕が学生だったのは約10年前なのでこれらの本が出版されてから10年近く経ちました。
学生時代に1000冊ほど本を読んだ中で今日思いついたのがこの3冊なので、それほど影響を与えた本なのだと思います。
とはいえ、他にも影響を受けた本はたくさんあるので、また別の機会にご紹介しようと思います。


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