AI時代のデザイナー

今のデザインは、
人気のものはどこか雰囲気が似ている、
いわゆる「トレンド」がある時代です。

これは消費のための販促ツールであるという、
デザインの宿命としては、
流通革命で巨大化し、情報革命で消費動向が激しくなった
マーケットではとても正しい発展だとおもいます。

でも、今後はもっと感覚的なデザインが
受け入れられるようになってくると思います。

理由は、スマホの影響で分散化した社会では
かなりターゲットの細分化ができるようになり、
より刺さる、攻めた表現が可能になるからです。

その可視化され価値観のた細分化は刺激的なので、
それぞれの細分化した小さなマーケットが
たくさん生まれるとおもいます。

また、前述のコモディティなデザインの需要も
なくなることはないと思いますが、
これは近い将来AIで可能になるでしょう。

例えば、私はデザイナーと経営者という立場から、
AIをつかったデザインの可能性を
かなり高く感じています。
ディープラーニングで大量のデザインを
読み込んだAIがサービス化されれば、
デザイナーはクライアントの
カウンセリングで引き出した情報を、
デザイン的な思考を使い、
AIが最適解を導き出すための
必要な要素を決定する。
これが新しい時代のデザイナーの
仕事になるでしょう。
これは、AIをクラウドソーシングに
置き換えれば、程度の違いはあれど、
今すぐにでも、ある程度同じことができる時代が
来ていると思います。

つまり、デザイナーはカウンセリングでの
方向性を掴む勘となる、知識や経験と、
デザイン的な思考こそ必要かもしれませんが、
デザイナーとしての「絵を描くチカラ」は
必要では無くなると思います。

しかも、コストは大幅に削減できると思います。
ですので、未来のデザイン会社はには
もはやMacや、イラストレーターさえ
なくなるのではないでしょうか。

また、一方で最初に言ったような
細分化されたマーケットで、
より感覚的なデザインをつくるのは、
アートディレクターの系譜の延長線上に現れる
デザイン界を、次の時代へとおし進める
新しいヒーローだと思います。

それは、どういう人かというと、
「芸術家の創造力と、デザイナーの表現力」を
併せ持った人です。

このタイプは、芸術家の畑から出てくるのか、
デザイナーの畑から出てくるのか、
はたまた、AIとの掛け合わせで補うなんてことも
あるかもしれません。

どちらにせよ、AIの時代を迎え、
デザイナーは間違いなく、より感覚的で、自由な、
「個性」と「価値」の時代を迎えると思います。

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Shunya Nagamine

省察

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