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神の心にとどける【祈りと言霊の力】

宇宙ができる前は、神の心しかなかった。

その心が宇宙を創ったのであるから、神の心が「宇宙、自然、人間の心」全てに働きかけるのは明らかである。

次に現宇宙をみれば、不完全なところのなお多いのは明らかであり、まだ、神の心のこの宇宙への関与は当然、続いている。

また、小さな人間が神の領域にアクセスするとなると、人間の限界を超えた領域に、祈りで到達する他はあるまい。

実に、「無心、無我の祈り」は、神の領域に届き、それは確実に、自然現象、社会現象に影響を与えるのだ。

ここに、祈りの重大なる意義があるのだ。

人間はやっと言語を喋りはじめ、次はテレパシーの文明に行き着くはずだ。

しかし未だテレパシーを使うことはできず、言語のままで終わっている。

これはなかなか進化しないのかというと、逆であろうと僕は思う。

言霊の持つ力を掘り下げて、「言霊の力」がこの宇宙に何らかの影響を与えるのだとすれば、

テレパシーにすぐさま移行するのではなく、言霊のエネルギーを使うことによって、自分たちが自然界をコントロールするのではなく、自然界に潜んでいる未知なる力を引き出していくことができるのだ。

この果てしない宇宙の中で、地球という惑星の生命体は、予想外の方向に展開している。

インスピレーションから降ろした「祝詞一番 〜 五番」

Dr.Shu 五島秀一

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