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みんなつながっている~風疹抗体検査~

風疹の予防接種の案内が市から届いていた

こんな案内が来るのは初めてのような気もするが

有難い事と受け取る

そしてまだ健康診断を受けていないことを思い出す


調べると

駅前の医院で予防接種を受け付けていた

問い合わせてみると

「混雑していて待ち時間が長くなります」

とのことだった

「とりあえず伺ってみます」

と伝えてから

買い物がてらに顔を出すと

案内された通りに混んでいた

今日はみなさん軒並み胃腸の調子が悪いようだ


その足でもう1区画先にある小児科へ行くと

こちらは空いていた

これ幸いと受付へ

まずは抗体を持っているかの検査があって

抗体の量が少なければ予防接種を射つということだった

問診票を渡されて記入するが

風疹にかかった記憶もなければ

風疹の予防接種を受けた記憶もない

お袋がずっと昔に

水疱瘡みずぼうそうがどうのこうのと言っていた記憶があるが

何の予防接種を受けたことがあるのかないのかなど

もはや覚えてもいない

そもそも

そんな昔に受けた予防接種が今でも有効なものなのだろうかと疑問に思いさえする


診察室に入るとまた同じ問診があった

「わからないです」と答えるしかない私であったが

そもそもその先生の問診が辿々たどたどしい

「先生、次はこれを聞いてください」

「そこは先生が丸印を付けなきゃいけないですよ」

と看護婦さんに指示されながらの問診が続く

大丈夫なのか、この先生

診察室に入るなり

「お久し振りですね」

と言われたが

私がその医院に伺ったのは今回が初めてだった筈

以前、私に酷似した輩が診察に来たことでもあったのだろうか

それとも私の失念か

少なからず不安になったが

それと共に込み上がってくる笑いを感じて楽しくなってしまう私

こんなことで楽しくなっていては危ない

医療の現場でそれは楽しむべきことではない

しかし笑える


抗体検査というのは血を抜いて調べるらしいので

血を抜く注射器に手をかける先生

絶対この先生の注射は痛いぞとの推測が私の脳裏をぎる

とても注射針の先をを見る気はなく

針が腕に刺さる

予想通りその注射は通常の1.2倍は痛かった


帰り際に受付の方がしてくれた説明は

診察室で受けた説明とは少し違っていた

そんなに気にするレベルではないのだが

心なしかこっそり話してくれる感じで説明してくれた受付の方

診察室に入って大泣きする次の順番だった子供

終始空いていた待合室

なんとなくではあるが

みんなつながっている様な気がした

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