「決まった道はない、ただ行先があるだけ」

「決まった道はない、ただ行先があるだけ。」

今日FBを見ていると、JICA駒ヶ根のページで所長が話したこの言葉が書かれていた。

僕は世界の飢餓で苦しむ人たちを一人でも笑顔にしたく、大学ではコメの増産の関する研究を行い、修士を取得しました。まだ出来ることは限られていて、正直僕も何ができるのか分かってはいませんでしたが、一度このタイミングで現場、つまり世界の稲作(特に生産性の向上を目指している現場)を見て勉強して、その中でできる事をしたいなと思い、JICAボランティアをしようと思いました。

ドミ共という異国の地で稲作を見ることは大変勉強になります。大学では栽培方法が収量に与える影響や有用遺伝子の機能などを研究していましたが、現場では田起こしから肥料・農薬の散布、機械による収穫、精米まで、一通りの稲作を見ることができ、自分が知っていることは極々わずかで、逆に僕が持っている知識で何ができるんだろうと悲しくなりました。

なので正直なところ、まだ3か月弱しか経っていませんが、この活動が将来のキャリアに繋がるのかは分かりません。この2年間の活動が終わっても分からないかもしれません。でも、きっと将来なんらかの形でこの2年間の活動が生きてくると信じています。この僕がした選択は間違ってなかったんだと信じることにしました。だって誰も間違いだなんて知らないし、分からないから。だから諦めずに今できる事を精一杯しよう。未来の自分が今の自分を褒められるように。

(こんなような話、ちょっと前に大学の後輩と話したかなあ。)

「決まった道はない、ただ行先があるだけ。」夢や目標のようなゴールに向かう道は一つではない。遠回りでも間違っていても、それが自分の道だと信じて前に突き進んでいこう。そう僕は考えました。

(Vol.85_2/7/2019)

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