2024年 J1リーグ 第3節 町田ゼルビア vs 鹿島アントラーズ ~ロングスローの対策とは~

皆さんこんにちは。shutoです。

1.はじめに


・まずは前回の記事をご覧いただいた皆様へ感謝の気持ちを述べさせてください。見づらい文章にもかかわらず、noteを読んでいただき、そしてスキのリアクションをしていただきありがとうございました。私の個人的な意見も多かったのにも関わらず、気軽にリアクションして頂いたことが嬉しかったです。これからもどうぞよろしくお願いします。
・そして、前回の記事では毎試合noteを投稿していこうと意気込んでおりましたが、早速サボってしまいました。。笑  (いないかと思いますが、もし待ちわびていた方がおりましたらすみません。)
試合は欠かさず見ているのですが、どう表現しようかと色々と考えてしまってしまい、仕事の忙しさも重なり気づいたら1週間経っておりました。。
今後はペースを気にせず投稿できればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(2節に1回ごとの投稿となりそうです。)

さて、ここからは切り替えてJ1リーグ第3節 町田セルビア vs 鹿島アントラーズの所感などを述べさせて頂きたいと思います。

2. 試合前の両チームについて

〇 町田セルビア

第2節消化時点で、勝ち点4    得点2   失点1

・まずは町田セルビアについて。J1リーグを知っている方ならわかるかもしれませんが、今期の町田セルビアは台風の目となりつつあります。高校サッカーの名門校である、青森山田高校を長らく率いておりました黒田監督を中心に負けないサッカーを展開しております。
・特徴としては前への意識とロングスローが挙げられます。前線にオ セフン選手や藤尾翔太選手などの高身長なFWをターゲットにロングボールを当てた上で攻撃のスイッチを入れております。また、サイドラインにクリアされた場合は、両SBからのロングスローが飛んできます。想像するだけでも怖いサッカーをしてますね。笑
・本当は昨シーズンのデータにも触れていきたいのですが、J2リーグのデータを見れておらず、今回はスキップとさせてください。

〇 鹿島アントラーズ

第2節消化時点で、勝ち点4  得点4  失点1

・続いて鹿島アントラーズについて。こちらも町田セルビアと同じく勝ち点4となっております。今季からポポヴィッチ監督が就任され、ここまで負けないサッカーを展開しております。
・特徴としては、堅守速攻とセットプレーの強さです。昨シーズンでは失点の少なさがリーグ4位、得点数はリーグ5位となっており、バランスの良いチームとなっております。さらに昨シーズン、樋口雄太選手がセットプレーでのアシスト数でリーグ1位を獲得しており、セットプレーも見どころが多いです。(今シーズンも第2節にてセットプレーからの得点も生まれていたり、トリックプレーもいくつか見られるため、対戦相手は対策が必須となるでしょう。)


・戦い方で言うと、両チームで少し似ているように感じており、また勝ち点も並んでいることから試合前から注目しておりました。
・次に試合展開、試合結果について述べさせて頂きます。

3.試合展開、試合結果について

・最初の10分では両者ロングボールを多用し、競り合いがとても多くなっておりました。そしてセカンドボールの取り合いが鍵となりそうな展開となっておりました。
・そんな中、早い時間帯で町田セルビアが先制します。鹿島アントラーズの自陣にて、佐野海舟選手からボールを奪ったバスケス・バイロン選手からリズムよく前線の選手にボールが渡り、最後は平河悠選手がゴールを決めました。町田セルビアとしては取りたいエリアでボールを取ることが出来た、鹿島アントラーズとしては取られたくないエリアでボールを失ってしまったことが大きな要因と言えそうです。
・町田セルビアについては自陣でボールを取られることが比較的少なく、自陣で取られるくらいならロングボールを蹴ってしまおうという狙いが見えました。(相手陣内で失った後にブロックを作り、守備を開始するイメージです。)
・鹿島アントラーズはロングボールも下から丁寧につなぐこともうまいので、珍しい形での失点となりました。(奪った後の町田セルビアのショートカウンターも見事であったので、仕方ないかと思います。)
・その後、前半は鹿島アントラーズはロングボールの回数を減らし、サイドからチャヴリッチ選手や鈴木優磨選手に当てて、その後逆サイドに展開するなど、外から中・中から外のボールの動きが多くなり、徐々にペースをつかんでいる形でした。
・町田セルビアはブロックを敷き、奪ってからのショートカウンターでシュートまでいく姿勢を貫いておりました。実際41分にもゴールまであとわずかというショートカウンターを展開しておりました。

・そして後半。鹿島アントラーズは藤井智也選手を投入し、サイドからの攻撃を増やすことで、流れを変えていこうという姿勢が見えました。(藤井智也選手のドリブルを中心に攻撃を展開している印象)
・一方の町田ゼルビアは、1点のリードもあることから、スタイルを大きく変えることなく試合を進めておりました。また、後半になってもプレスの強度も変わっていなかったので、なかなか崩しづらい相手だと感じました。
・その後もかなりオープンな展開になり、攻守が目まぐるしく変わっていきましたが、そのままタイムアップ。ホームの町田ゼルビアの勝利となりました。

4. 2チームの総評、今後の展開

〇 町田ゼルビア

・今節もスタイルを貫き、前半早々に沈めた1点を守り抜いてホームでの初勝利を飾りました。
・守備で言うと、90分を通してボールを奪いに行く意識、何が何でも失点しないという意識がとても強い印象でした。特にドレシェヴィッチ選手は対人・競り合いが強い印象で、加入してまだ間もないですがディフェンスリーダー的な存在に見えました。
・攻撃で言うと、奪ってからのショートカウンターはやはり脅威です。更に現在負傷中? のFW エリキ選手も控えていることを考えると、今後も目が離せないです。

〇 鹿島アントラーズ

・前半は失点してしまい流れが良くなかったですが、後半は藤井智也選手の投入から流れを引き寄せてチャンスを多く作れておりました。後半のいくつかのチャンスで1点を取れるとより良かったかと思います。
・攻撃で言うとやはりチャヴリッチ選手には今後も注目していきたいです。ターゲットになる上に、足元の技術も高いので多彩な印象を受けたので、今後も得点を量産してくれるか気になる所です。
・守備で言うと1失点したものの、関川郁万選手の不在を感じさせない安定感がありました。DF陣によるセットプレーの得点数にも期待していきたいです。

5.ロングスローの対策について

と、そろそろタイトルの伏線を回収しないといけませんね。
終盤になって恐縮ですが、ロングスローの対策について私の意見を述べさせてください。
現時点で私が思いつくロングスローの対策は2つあると思ってます。
・1つ目は既に鹿島アントラーズが行っておりましたが、スローワーに対するプレッシャーです。投げる際に1人ジャンプする事で、スローワーはボールが当たるかもしれないという気持ちになるかと思います。ボールを蹴る際と同様にプレッシャーがあるのとないのとでは大きく違うような気がするので、守備側は1人を使ってでもプレッシャーに行くのが良いと思いました。
・2つ目はキーパーの飛び出しです。鋭いボールに対してはキーパーが触るより先にボールが到達してしまうかもしれませんが、柔らかいボールに対しては有効であると思ってます。理由は、キーパーは唯一手を使える選手であり、手を伸ばした時の最高到達地点は、どのフィールドプレイヤーの最高到達地点より高いはずであるからです。(ちなみに、クリスティアーノ・ロナウド選手等はジャンプ力が高いので、キーパーの手を伸ばした上の高さをいくかもしれません笑)
・もちろん攻撃側もキーパーブロックをしてくるとは思いますが、何もしないより、思い切り飛び出して先にボールを触れることが重要になってくるのではないかと思いました。(そんな単純な話ではないことは百も承知ですが、笑)

6.最後に

・今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。今年はJ1は20チームあるので、それぞれのチームスタイルを見ていくととっても楽しいですね。もしいいなと思って頂けたらリアクション頂けると幸いです!(間違っている情報などあれば、ご指摘ください。)
改めて、お読みいただきありがとうございました!次回もお楽しみに~




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