ドイツで怒涛の4ヶ月 ネズミ編 pt.2

どーもこんにちは。
しゅーとです。

前回は部屋でネズミと闘って引き分けたところで終わりました。

その後、夜になると廊下ですれ違う日が多くなり、その度ビクビクする生活が続きます。しかしこれではダメだということで、ある夜ヤツと闘うことを決意します。

闘うと言っても真っ向勝負は無理なので、人間の賢さで勝負しようと罠を作ります。罠なんてネットで調べれば秒でみつかりますが、それでは面白味がないのでまずは勘で作ってみました。

大きめのペットボトル半分に切って、中にエサを設置。エサはベタにチーズ。一度入るともう出てこれないシステムです。それを廊下に設置して一晩待ちます。
するとどうでしょう。
中のチーズだけきれいに取られてました。
1-0ネズミ。

なんやかんやで簡単に捕獲できると思っていたので少しショックを受けましたが、次の夜、バージョンアップした罠で勝負します。
今回は大きなバケツの上に、ペットボトルに細い棒を通したものをくっ付けます。仕組みとしては上にネズミが乗ると、ペットボトルがクルクル回ってそのままバケツに落ちるってヤツです。
エサは大きめのチーズ。シミュレーションも完璧だったので、今度こそはと踏んでいました。
結果は惨敗。
2-0ネズミ。

しかも今回は負けた理由がわからない。そしてこの闘いはそこから約1週間続きました。結果は全敗。ストックのチーズもなくなり、闘いではなくただのエサやりになってきました。さすがに仕留めたい相手を餌付けするのもシャクなので、最後はネットで調べて罠をつくりました。

バケツの上にコンセントのたこあしを乗っけて、コンセントを差すところに細い鉄の棒を2本差し込みます。この上にネズミが乗れば電気が流れて即死という仕組みです。
こんな手の込んだ罠なので、さすがにもうこの茶番劇は終わりだと思っていました。

そしてその時は急に来ました。廊下に設置して数時間後、まだ上で食事中のときです。下から、バッツーンって音が聞こえました。完全に電気が流れた音です。
これはきたぞと。

急いでかけ降りて廊下へのドアを開けて入ると、普通にヤツがすれ違いで出ていきました。
もちろんチーズもない。
強かった。

電流すら効かないその身体、大きさはスニーカーくらいあります。相手をみくびっていました。
しかし、人間として負けるわけにはいけません。
この闘いは続きます。。

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