~新入生まとめ~

~はじめに~

タイトルの通り、東海大学(中長距離ブロック)の新入生まとめnoteになります。
追加等があれば随時更新していく予定です。
全レースを載せてはおらず、主要大会や、好記録のレースを中心にピックアップし、誤りのないように書いたつもりですが、どこかに誤りがあったり、調べきれなかったレースも多数あるかと思います、その点ご了承ください。


①関 雄也(北海道・白樺学園)14:48.19

主な実績

・800m
2023 十勝陸上選手権 決勝 1位 1:53.66
・1500m
2022 北海道高校総体 決勝 3位 3:58.34
2022 全国高校総体 予選4組 15位 4:17.26
2023 北海道高校総体 決勝 1位 4:04.74
2023 全国高校総体 予選2組 12位 3:54.71 
・5000m
2022 12/04 東海大記録会 16位 14:51.61
2023 9/9 北海道タイムトライアル 男子A 20位 15:20.16
2023 11/23 町田チャレンジ タイムレース3組 1位 15:22.29
2023 11/25 日体大記録会 18組 19位 14:48.19
・3000mSC
2021 北海道高校総体 決勝 2位 9:34.20
2022 北海道高校総体 決勝 1位 9:19.49
2022 全国高校総体 予選1組 11位 9:38.88
2023 第2回北海道学連記録会 1位 9:11.00
2023 北海道高校総体 決勝 2位 9:10.16 
2023 全国高校総体 予選4組 15位 9:50.74
・ロード
2022 北海道高校駅伝 1区7位 31:53
2023 福岡クロカン 59位 25:20
2024 福岡クロカン 49位 24:41

ひとこと

3000mSCはもちろん、クロカンにおいて二年連続で強さを見せた選手。
5000mのPBからすると、いわゆる“タイム詐欺”と言っていいのでは。
白樺学園自体、駅伝部が発足したのが2023年4月。関選手は他校の選手に混じって練習をしている様子もあり、少し特殊な環境だったはず。
クロカンでの走りや、大学というより環境が優れているであろう場所に移ることを踏まえると、爆発的な成長をみせても全く不思議ではない選手。

②田中 佑空(秋田・秋田工業)14:53.08

主な実績

・1500m
2021 秋田県高校総体 予選4組 6位 4:07.60
・5000m
2021 12/05 日体大記録会 17組 9位 14:53.08
2022 11/26 日体大記録会 17組 20位 14:55.35
2023 9/17 あおもり秋季記録会 4組 14:54.57
・3000mSC
2023 秋田県高校総体 決勝 4位 9:42.19
2023 東北高校総体 予選1組 1位 9:23.93
2023 東北高校総体 決勝 8位 9:21.31
・ロード
2022 秋田県高校駅伝 2区 1位 9:03
2023 伊那駅伝 1区 61位 26:08
2023 男鹿駅伝 7区 4位 29:13
2023 秋田県高校駅伝 4区 1位 25:33
2023 全国高校駅伝 5区 23位 9:01

ひとこと

この選手も3000mSCでの活躍が目立つ。
今季の東北高校総体では、決勝こそ8着で全国を逃したものの、予選では田村・石井選手、帝京安積・橋本選手らを差し置いての組1着、全体トップタイムという素晴らしい走り。
長い距離という点でも、県や男鹿で堅実に走れていそうなため、基礎走力が上がってくると駅伝メンバー入りも見えてきそうな印象を受ける。

③小野 真忠(宮城・仙台育英)14:13.23

主な実績

・1500m
2022 9/7 宮城県高校新人 予選3組 1位 4:09.69
2022 9/7 宮城県高校新人 決勝 1位 3:58.19
2023 4/8 春季みちのく陸上 決勝 2位 3:57.05
2023 4/22 日体大記録会 8組 2位 3:48.02
・3000m
2021 6/6 いちのせき記録会 B組 1位 8:51.09
2023 4/29 チャレンジミートゥinくまがや 14組 1位 8:13.64
・5000m
2021 11/14 日体大記録会 20組 17位 14:35.25
2021 12/05 日体大記録会 28組 37位 14:52.06
2022 9/17 酒田市秋季記録会 3組 8位 14:27.42
2022 11/1 宮城県仙塩地区高校新人 タイムレース1組 5位 14:37.08
2022 12/4 宮城県都道府県選考 3位 14:19.45
2023 7/12 ホクレン北見 D組 23位 14:44.29
2023 11/11 日体大記録会 23組 23位 14:21.05
2023 11/23 宮城県都道府県選考 2位 14:13.23
・3000mSC
2022 宮城県高校総体 決勝 2位 9:21.87
2023 宮城県高校総体 決勝 1位 8:55.10
2023 東北高校総体 決勝 1位 9:12.21
2023 全国高校総体 予選3組 3位 9:10.07
2023 全国高校総体 決勝 6位 8:53.67
・ロード
2022 東北高校駅伝 1区 7位 30:37
2023 伊那駅伝 4区 34位 28:07
2023 東北高校駅伝 7区 3位 15:05
2024 都道府県駅伝 4区 40位 15:32

ひとこと

スピード面では、全新入生の中でトップのものを持っているはず。
インハイ路線では3000mSCで全国6位、予選では障害に衝突するというアクシデントも。3000mSCを8分台で走れる高校生は全国でも数少なく、それを2本も走っている、さらに8:55を出した県総体は独走のレースであった。
2年、3年での5000mSBが共に都道府県駅伝選考と、大事なレースに合わせられる力も感じ、いきなりだが1年目の関東インカレから凄く楽しみな選手。


④八百原 隼大(宮城・仙台育英)14:53.68

主な実績

・800m
2021 5/29 宮城県高校総体 予選 1位 1:59.05
2021 5/29 宮城県高校総体 準決勝1組 5位 1:59.39
・1500m
2022 7/9 宮城県陸上競技選手権 タイムレース2組 11位 3:56.42
・3000m
2021 6/12 いちのせき記録会 A組 6位 8:28.58
2022 9/17 酒田市秋季記録会 2組 6位 8:53.39
2023 
・5000m
2021 11/20 平国大記録会 8組 18位 15:19.06
2022 11/1 宮城県仙塩地区高校新人 タイムレース2組 13位 14:53.68
2022 11/23 宮城県長距離強化記録会 決勝 17位 14:59.49
2022 12/4 宮城県都道府県選考 17位 14:59.49
2023 4/22 日体大記録会 5組 23位 15:21.94
2023 7/15 第51回仙台市記録会 4組 3位 15:08.84
2023 11/23 宮城県都道府県選考 20位 15:13.46
2023 12/3 東北学連記録会 4組 9位 15:12.23
・ロード
2022 男鹿駅伝 5区 1位 12:42(4.2㎞)
2022 日本海駅伝 5区 11位 8:56
2023 伊那駅伝 6区 64位 18:23

ひとこと

中学時代は岡山・児島中に所属し、3000mでは現・玉野光南の黒田よりも15秒ほど早いタイムで県内トップのタイムを持っていた選手。
高1の6月に8:28をマークできる選手は全国でも数少ないはず。結果を見る限りだと苦しい時期も多かったのかもしれないが、ポテンシャルも感じる選手なだけに、個人的な考えだがまずはミドル組に混じるなどでスピードを取り戻していってほしい選手。

⑤平井 璃空(東京・拓大一高)14:19.17

主な実績

・1500m
2021 9/23 東京都高校新人 決勝 6位 4:00.56
2022 4/23 東京都6支部 3位 3:57.82
2022 5/7 東京都高校総体 予選4組 3:59.94
2022 5/7 東京都高校総体 決勝 5位 3:52.19
2022 6/17 南関東高校総体 予選1組 9位 3:59.51
・3000m
2021 4/29 チャレンジミートゥinくまがや 7組 2位 8:43.70
2021 6/6 東京都6支部学年別 1位 8:38.65
2021 7/3 東京都国体選考 少年B 2位 8:32.88

・5000m
2021 関東高校駅伝(トラック) 7区 13位 14:52.94
2022 10/09 東京都強化記録会 2組 1位 14:27.66
2023 5/21 東京都高校総体 決勝 2位 14:23.59
2023 6/17 南関東高校総体 決勝 1位 14:19.17
2023 8/4 全国高校総体 予選1組 12位 14:49.74
・ロード
2021 東京都高校駅伝 4区 3位 25:01
2022 伊那駅伝 4区 13位 27:41
2022 東京都高校駅伝 1区 2位 30:43
2023 赤羽ハーフ10㎞ 6位 30:57
2023 伊那駅伝 1区 8位 23:19
2023 東京都高校駅伝 1区 5位 31:10
2023 関東高校駅伝 4区 9位 25:11
2024 赤羽ハーフ10㎞ 8位 30:32
2024 奥むさし駅伝 2区 10位 16:57

ひとこと

見ての通り、ロード実績がかなり豊富な選手。なおかつ1500で3:52、5000では強者ぞろいの南関東を制すなどスピード、強さも兼ね備える。
記録を狙う記録会ではなく、勝負レースの総体での自己ベストということで、春先の日体大で大幅PBの好走、勢いそのままに関東インカレメンバー入りも考えられる。
もちろん今後次第ではあるが、1年目からの箱根出走というところまで期待していきたい選手。

⑥妹尾 祐聖(静岡・東海大翔洋)14:37.18

主な実績

・5000m
2022 11/19 静岡県長距離記録会 6組 2位 14:52.30
2023 12/10 東海大記録会 9組 3位 14:37.18
・3000mSC
2022 静岡県高校新人 タイムレース 3位 9:50.73
2022 静岡県中部高校新人 決勝 9:37.82
2022 東海高校新人 決勝 3位 9:23.94
2023 静岡県中部陸上選手権 決勝 1位 9:19.50
2023 静岡県中部高校総体 決勝 1位 9:40.85
2023 静岡県高校総体 タイムレース2組 4位 9:39.84
2023 東海高校総体 予選 15位 9:45.65
・ロード
2022 静岡県高校駅伝 3区 7位 25:28
2023 日本大正村クロスカントリー 6マイル7部高校/一般男子の部 3位 31:36
2023 焼津みなとマラソン 10㎞男子29歳以下 3位 32:11
2023 静岡県高校駅伝 3区 3位相当 25:25
2023 しずおか市町対抗駅伝 町の部 3区 3位 21:07
2024 富士宮駅伝 6区 10位 16:37

ひとこと

妹尾選手の一番の強みは恐らく3000mSCなのだろうなという印象。
安定して9:40前後で走っているが、9:19、9:23という突出したレースもあり、全てがかみ合った時には予想を超えてくる爆発力のようなものも兼ね備えていそう。
5000mでも約1年で15秒自己ベストを更新しており、確実に力を伸ばしてきているはず。今3000mSCを走ったらどんなタイムが出るのか、すごく気になる選手。

⑦勝山 大珠(長野・市立長野)14:55.20

主な実績

・800m
2023 長野県高校総体 予選7組 3位 1:55.43
2023 北信越高校総体 予選1組 1位 1:55.87
2023 北信越高校総体 準決勝1組 2位 1:56.25
2023 北信越高校総体 決勝 5位 1:55.08
2023 全国高校総体 予選3組 5位 1:54.48
2023 U18陸上競技大会 予選2組 8位 1:57.68
・1500m
2023 長野県高校総体 決勝 6位 3:55.58
2023 北信越高校総体 予選2組 2位 3:55.38
2023 北信越高校総体 決勝 6位 3:56.69
2023 6/25 東海大記録会 5組 1位 3:59.88
2023 全国高校総体 予選2組 13位 3:57.06
・5000m
2023 12/2 日体大記録会 7組 11位 14:55.20
・ロード
2022 小布施見にマラソン 1位 1:22:56
2023 伊那駅伝 1区 102位 26:26
2023 長野県縦断駅伝競走 5区 6位 25:09

ひとこと

この世代の数少ないミドルタイプ。しかし高2でのハーフマラソン経験もあり、ゆくゆくはロングを目指していくのかもしれない。
インハイ路線では800m、1500mともに全国の舞台へ。800mに関しては県でも北信越でもギリギリの6位に滑り込んだ。
県駅伝にすら出場していない公立校が産んだスピードランナー、いかにも伸びしろが残っていそうで、このシンデレラストーリーの行く末が楽しみなところ。

⑧佐野 鈴太(愛知・豊川)14:31.75

主な実績

・3000m
2021 5/29 東海大記録会 3組 22位 8:55.17
2022 5/29 東海大記録会 5組 20位 8:46.33
2022 12/4 東海大記録会 4組 9位 8:45.00
2023 12/2 京都陸協記録会 4組 2位 8:27.42
・5000m 
2021 9/26 愛知県高校新人 1組 1位 15:22.50
2022 6/4 日体大記録会 13組 17位 14:54.89
2022 9/25 愛知県高校新人 2組 4位 15:11.32
2022 11/12 駅伝強化長距離記録会 8組 7位 14:53.07
2022 12/26 SGH文スポ記録会 7組 1位 14:37.06
2023 5/21 愛知県高校総体 タイムレース1組 2位 15:19.93
2023 6/18 東海高校総体 予選1組 15位 15:26.01
2023 7/01 日体大記録会 3組 11位 14:45.87
2023 10/14 静岡県長距離記録会 8組 7位 14:31.75
2023 11/11 駅伝強化長距離競技会 6位 14:34.21
・10000m
2023 2/25 平国大競技会 2組 6位 30:08.19
・ロード
2021 東海高校駅伝 4区 22位 27:52
2022 伊那駅伝 6区 48位 18:28
2022 愛知県高校駅伝 1区 10位 31:32
2023 全日本びわ湖クロスカントリー 男子8㎞ 6位 25:22
2023 伊那駅伝 1区 68位 25:01
2023 日本海駅伝 4区 5位 24:44
2023 愛知県高校駅伝 4区 1位 25:05
2023 東海高校駅伝 3区 2位 24:27
2023 全国高校駅伝 4区 15位 24:15

ひとこと

高校3年間を通して、着実に力をつけた印象。
5000mでは14:30秒台を計3度マーク、10000mも既に29分台では走れそう。今季の主要な4つの駅伝でも区間上位の走りで、安定感、長い距離、ロードという点でも非常に楽しみ。
大学4年間でも高校と同じように段々と走力を高めて、水準を高めて、着実に力をつけていってほしい選手。

⑨間野 至恩(三重・伊賀白鳳)14:23.63

主な実績

・5000m
2021 10/24 東海大記録会 8組 24位 15:22.17
2021 11/20 静岡県長距離記録会 6組 31位 15:26.11
2022 7/2 静岡県長距離記録会 14:53.18
2022 12/03 日体大記録会 4組 7位 14:23.63
2023 5/28 三重県高校総体 タイムレース2組 7位 15:17.36
2023 6/24 静岡県長距離記録会 5組 4位 14:53.18
2023 12/2 日体大記録会 16組 38位 14:49.09
・3000mSC
2021 東海高校新人 決勝 12位 9:49.28
2022 三重県高校総体 タイムレース2組 6位 9:48.66
2022 東海高校総体 決勝 19位 9:42.33
2022 東海高校新人 決勝 4位 9:26.71
・ロード
2022 三重県高校駅伝 6区 1位 14:31
2022 東海高校駅伝 4区 2位 25:06
2022 全国高校駅伝 7区 23位 15:07
2023 伊那駅伝 2区 46位 24:40
2023 日本海駅伝 3区 11位 24:43
2023 三重県高校駅伝 3区 1位 25:05
2023 全国高校駅伝 7区 31位 15:23
2024 美し国三重市町対抗駅伝 町の部 6区 1位 19:43

ひとこと

2年時秋~冬にかけての東海高校新人、県駅伝、地区駅伝、日体大記録会での活躍、タイムに特に目が行く。高2でこの走りができる選手は全国を見ても決して多くはないはずだ。
3年時でのPB更新とはならなかったものの、二年連続での都大路出走など実績を積み重ねている。
どちらかといえばスピードタイプな印象を受けるが、ロードに関しても決して苦ではなさそうな選手。

⑩杉本 春(滋賀・滋賀学園)14:54.53

主な実績

・800m
2022 滋賀県高校総体 予選7組 1位 2:01.47
2022 滋賀県高校総体 準決勝1組 3位 1:58.22
2022 滋賀県高校総体 決勝 5位 1:58.79
2022 近畿高校総体 予選1組 6位 1:59.85
・1500m
2022 5/7 日体大記録会 3組 12位 3:59.03
2022 近畿高校新人 5組 3位 3:58.76
2022 近畿陸上選手権 1組 1位 4:03.15
2022 近畿高校ユース 2組 14位 4:04.06
・5000m
2022 11/19 SGH文スポ記録会 1組 6位 14:54.53
2023 4/15 東海大記録会 2組 14位 15:18.11
2023 4/29 関西学連記録会 8組 25位 15:12.74
2023 6/11 日体大記録会 7組 29位 15:27.06
・ロード
2022 伊那駅伝 6区 19位 17:37
2022 日本海駅伝 7区 38位 15:34
2022 近畿高校駅伝 7区 11位 15:51
2023 福岡クロカン 181位 26:34
2023 伊那駅伝 1区 79位 25:16
2024 びわ湖クロスカントリー 陸連8㎞ 19位 26:18

ひとこと

2年時は中距離のレースも多かった選手だが、クロカンなどのスタミナ、強さが問われるレースにも出場してきている選手。
5000mPBも中距離のレースに出ていた2年時にマークしたものであるため、スピードのある選手が段々と距離を伸ばしていくという最近のスタイルに合っている選手なのかな?という風にも感じる。

⑪河合 章真(兵庫・西脇工業)14:33.28

主な実績

・1500m
2023 4/9 東播地区別記録会 1位 4:03.83
・3000m
2023 9/8 尼崎記録会 1組 1位 8:34.93
・5000m
2021 11/27 高松UD記録会 3組 13位 15:08.51
2022 4/23 兵庫リレカ 18位 15:05.85
2022 5/20 尼崎記録会 1組 3位 14:59.86
2022 6/14 神戸記録会 5位 14:59.02
2022 7/02 日体大記録会 5組 15位 14:59.05
2022 7/22 兵庫ユース東播予選 1位 15:00.44
2022 11/12 京都陸協記録会 6組 29位 15:27.52
2022 11/23 京都陸協記録会 4組 5位 14:33.28
2022 12/4 京都陸協記録会 6組 13位 14:39.69
2023 4/23 兵庫リレカ 6位 14:40.62
2023 9/16 山城ナイター 3位 14:58.00
・ロード
2022 奥球磨駅伝 6区 19位 16:05
2022 日本海駅伝 4区 29位 25:53
2022 兵庫県高校駅伝東播予選 4区 2位相当 25:30
2023 日本海駅伝 7区 8位 15:38

ひとこと

2年秋にぐっと上げてきた選手という印象で、5000mPBも2年時11月に出したものである。今季の更新はならなかったものの兵庫リレカで6位入賞、日本海でも区間一桁と着実な結果を積み重ねている。
名門・西脇工業の分厚い選手層の前に県駅伝等のメンバー入りはならずも、主将を担い、チームを引っ張ってきた選手であるはず。
まずは春のトラックシーズンでの14:20秒台に期待していきたい選手。

⑫檜垣 蒼(岡山・倉敷)13:55.04

主な実績

・5000m
2022 5/14 高松UD記録会 3位 14:25.14
2022 9/17 中国実業団記録会 4組 1位 14:21.30
2022 10/23 屋島ナイター 11組 3位 14:08.04
2023 4/29 織田記念 西日本Jr2組 2位 14:15.70
2023 5/27 岡山県高校総体 決勝 4位 14:34.92
2023 6/17 中国高校総体 決勝 3位 14:10.29
2023 8/4 全国高校総体 予選1組 17位 15:02.27
2023 9/16 中国実業団記録会 4組 2位 14:10.18
2023 10/14 屋島ナイター 10組 1位 13:55.04
・10000m
2022 6/24 岡山県選手権 3位 31.27.71
2023 6/24 岡山県選手権 2位 29:37.82
・ロード
2022 日本海駅伝 4区 3位 24:51
2022 岡山県高校駅伝 7区 1位 14:43
2022 中国高校駅伝 6区 1位 14:40
2022 全国高校駅伝 7区 2位 14:28
2023 都道府県駅伝 4区 6位 14:22
2023 伊那駅伝 3区 2位 22:36
2023 日本海駅伝 1区 2位 29:46
2023 岡山県高校駅伝 1区 1位 29:56
2023 中国高校駅伝 3区 1位 23:46
2023 全国高校駅伝 1区 16位 29:45
2024 都道府県駅伝 4区 3位 14:22
2024 そうじゃ吉備路マラソン 1位 1:04.51

ひとこと

実績をあれこれ上げる必要もないくらいに、やはりこの世代だと頭一つ抜けた存在。トラックロード問わず、高水準でまとめている。
ハーフも既に64分台と、昨年の南坂選手同様にいわゆる“即戦力”という期待も。
このまま力を伸ばして、この世代のエースへと成長していってほしい選手。

⑬中野 純平(長崎・清峰)14:44.87

主な実績

・1500m
2023 4/15 佐世保記録会 2組 2位 4:04.37
2023 5/19 長崎県選手権 タイムレース10組 3位 3:56.83
2023 6/3 長崎県高校総体 決勝 4位 3:57.38
2023 7/8 長崎県高校選手権 1位 4:02.48
2023 8/20 九州陸上選手権 8位 4:04.91
・5000m
2022 6/26 長崎ナイター 2組 12位 16:00.80
2022 7/10 長崎県高校選手権 2組 7位 16:04.04
2022 9/17 長崎県高校新人 決勝 4位 15:30.18
2023 4/15 佐世保記録会 決勝 1位 15:23.60
2023 5/20 長崎県選手権 タイムレース4組 3位 14:57.94
2023 6/4 長崎県高校総体 予選1組 4位 15:44.29
2023 6/5 長崎県高校総体 決勝 3位 14:44.87
2023 6/16 北九州高校総体 決勝 15位 15:20.43
2023 9/17 長崎ナイター 6組 16位 14:54.74
・ロード
2022 長崎県高校駅伝 1区 6位 31:53
2023 長崎県新人駅伝 3区 2位 24:35
2023 ジョギングフェスティバルさざ 5位 30:48
2023 長崎県高校駅伝 1区 6位 32:16
2024 佐世保ロード 1位 30:58
2024 長崎県下一周駅伝 1日目 1区 1位 30:59
2024 長崎県下一周駅伝 2日目 1区 1位 45:22
2024 唐津10マイル 10㎞ 37位 31:08

ひとこと

1500mでも戦えるスピードがありつつ、10㎞ロードも30分台では走ることのできる比較的マルチな選手という印象。そして、高校3年間での成長という点では全新入生の中でも一番かもしれない。
全体と比べても、5000mPBが早いというわけではないが、スピードもあり、ロードや長い距離も走れる、非常に面白い存在なのでは。

⑭坂井 勇介(長崎・鎮西学院)14:47.69

主な実績

・1500m
2022 長崎県陸上選手権 10組 6位 3:57.08
2022 長崎県高校総体 決勝 5位 3:52.51
2022 北九州高校総体 予選2組 4位 3:58.79
2022 北九州高校総体 準決勝1組 9位 4:02.48
2022 長崎高校新人 決勝 2位 3:56.63
2022 九州高校新人 予選 6位 3:56.04
2022 九州高校新人 決勝 5位 4:02.53
・5000m
2021 5/22 長崎県陸上選手権 4組 3位 15:32.36
2021 10/17 長崎ナイター 8組 17位 14:53.11
2022 7/17 長崎県高校総体 タイムレース3組 2位 14:57.98
2022 12/3 タイムトライアルin長崎 タイムレース 6組 4位 14:47.69
2023 4/8 金栗記念陸上 6組 8位 15:12.20
2023 12/2 タイムトライアルin長崎 タイムレース 5組 23位 15:23.26
・ロード
2022 奥球磨駅伝 3区 29位 27:24
2022 長崎県高校駅伝 5区 1位 8:40
2022 全九州高校駅伝 7区 13位 15:30
2023 やきものの里波佐見ロードレース 10㎞男子 12位 32:40
2023 全国高校駅伝 7区 17位 15:00

ひとこと

高2の6月に3:52をマークしているスピード面に目が行きがちだが、前回の都大路7区では区間10番台で走れていたりと個人的に凄く魅力を感じている選手。
5000mPBが2年時であり、3年時は15分台2本ではあるものの、都大路の走りからすれば変な心配などは必要なさそう。
新3年の兵藤選手のような成長曲線を描いていってほしい選手。

⑮岩根 正悟(熊本・九州学院)14:20.64

主な実績

・800m
2021 熊本県高校総体 予選1組 3位 1:57.66
2021 熊本県高校総体 決勝 7位 1:57.16
2022 熊本県高校総体 決勝 4位 1:53.06
2022 南九州高校総体 決勝 5位 1:55.01
2022 全国高校総体 予選7組 5位 1:55.92
・1500m
2022 熊本市選手権 タイムレース4組 4位 3:58.28
2022 熊本県高校新人 決勝 1位 3:57.26
2022 九州高校新人 予選2組 4位 3:55.64
2022 九州高校新人 決勝 6位 4:03.38
2023 南九州高校総体 予選1組 3位 3:56.68
2023 南九州高校総体 決勝 9位 3:59.78
・5000m
2022 6/26 諫早ナイター 5組 1位 14:42.08
2022 11/12 熊本県国体最終予選 5位 14:48.37
2022 12/26 SGH文スポ記録会 9組 9位 14:47:77
2023 4/8 金栗記念 7組 17位 15:12.43
2023 4/23 熊本県選手権 タイムレース2組 2位 14:44.42
2023 4/29 織田記念 西日本Jr2組 12位 14:29.09
2023 5/4 GGNinのべおか J組 21位 14:37.29
2023 6/25 諫早ナイター 7組 13位 14:20.64
2023 10/08 佐賀ナイター 決勝 4位 14:29.53
2023 11/25 都道府県選考 4位 14:28.67
・ロード
2022 奥球磨駅伝 7区 4位 14:55
2022 日本海駅伝 5区 1位 8:37
2022 熊本県高校駅伝 2区 1位 8:43
2022 全九州高校駅伝 2区 10位 9:16
2022 甲佐10マイル 10㎞ 24位 30:44
2023 玉名ハーフ 10㎞ 61位 31:29
2023 奥球磨駅伝 7区 5位 14:48
2023 熊本県高校駅伝 7区 1位 15:06
2023 甲佐10マイル 10㎞ 10位 30:47
2023 全国高校駅伝 2区 9位 8:19
2024 奥球磨ロード 10㎞ 35位 31:45
2024 郡市対抗熊日駅伝 2区 3位 22:20

ひとこと

九州学院にしては珍しい、ミドル路線での実績が豊富な選手。
そのため駅伝で3㎞区間を担うことも多く、都大路でも快走を見せた。
トラックも、ロードも非常に安定していて、特にトラックにおいては大きく外すレースのない安定感を感じる選手。さすがは九州学院、さすがは禿先生。
大学入学後も、良い意味で九学らしくないスピードを武器に、力を伸ばしていってほしいところ。特に夏合宿等で距離をじっくり踏んだ後、一気に出てくるような予感がしている。

⑯水野 夢大(熊本・九州学院)14:06.72

主な実績

・5000m
2021 10/23 熊本タイムトライアル タイムレース2組 2位 14:48.18
2021 12/11 熊本県長距離記録会 6組 5位 14:46.85 
2022 12/10 熊本県長距離記録会 7組 4位 14:32.00
2022 12/26 SGH文スポ記録会 9組 5位 14:29.09
2023 4/22 熊本県選手権 決勝 1位 14:40.41
2023 4/29 織田記念 西日本Jr2組 7位 14:22.93
2023 5/4 GGNinのべおか I組 2位 14:13.72
2023 6/3 熊本県高校総体 タイムレース3組 5位 14:53.32
2023 6/17 南九州高校総体 決勝 10位 14:21.25
2023 6/25 諫早ナイター 7組 19位 14:30.81
2023 7/12 ホクレン北見 D組 9位 14:10.49
2023 10/13 かごしま国体 11位 14:06.72
2023 12/25 SGH文スポ記録会 8組 1位 14:19.08
・ロード
2022 伊那駅伝 5区 27位 16:20 
2022 九州選抜駅伝 3区 3位 25:23
2022 日本海駅伝 6区 2位 14:40
2022 熊本県高校駅伝 6区 3位 14:50
2022 全九州高校駅伝 6区 4位 14:46
2022 甲佐10マイル 17位 30:30
2023 伊那駅伝 3区 10位 23:06
2023 奥球磨駅伝 5区 1位 8:17
2023 熊本県高校駅伝 1区 3位 31:56
2023 全九州高校駅伝 4区 3位 25:06
2023 甲佐10マイル 高校男子10㎞ 4位 30:24
2023 全国高校駅伝 3区 20位 24:30
2024 都道府県駅伝 5区 11位 25:43
2024 郡市対抗熊日駅伝 2区 1位 22:08

ひとこと

さすがは九州学院のエース格だっただけあって、ロード実績がかなり豊富な選手。
5000mの記録を見れば明らかだが、主将になって迎えた今季にまたグッと伸びてきた印象。14:10秒台も計3本と、繰り返しになるがさすが九州学院という安定感。
2年時県駅伝での敗戦。勝ちきれなかった3年時の県1区、地区4区。そして都大路での走りなど、名門の中でたくさんの悔しさを味わったはずだからこそ、大学ではどんな相手にも勝ちきれる選手を目指してほしい一人。

~各種目 自己ベスト上位5傑~

・1500m
3:48.03 小野 真忠(宮城・仙台育英)
3:52.19 平井 璃空(東京・拓大一高)
3:52.51 坂井 勇介(長崎・鎮西学院)
3:54.71 関 雄也(北海道・白樺学園)
3:55.38 勝山 大珠(長野・市立長野)
・5000m
13:55.04 檜垣 蒼(岡山・倉敷)
14:06.72 水野 夢大(熊本・九州学院)
14:13.23 小野 真忠(宮城・仙台育英)
14:19.17 平井 璃空(東京・拓大一高)
14:20.64 岩根 正悟(熊本・九州学院)
・10000m(ロード込みのため参考までに。※=ロード)
29:37.82 檜垣 蒼(岡山・倉敷)
30:08.19 佐野 鈴太(愛知・豊川)
※30:24 水野 夢大(熊本・九州学院)
※30:32 平井 璃空(東京・拓大一高)
※30:37 小野 真忠(宮城・仙台育英)
・3000mSC
8:53.67 小野 真忠(宮城・仙台育英)
9:10.16 関 雄也(北海道・白樺学園)
9:19.50 妹尾 祐聖(静岡・東海大翔洋)
9:21.31 田中 佑空(秋田・秋田工業)
9:26.71 間野 至恩(三重・伊賀白鳳)



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