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DroidKaigi 2023 オフラインでの初参加してきました

初めに

ポート株式会社 サービス開発部 Advent Calendar 2023 8日目の記事です。

表題の通り、DroidKaigi 2023のオフラインに初めて参加してきました!

去年、初めてDroidKaigiに参加しましたが、その時はオンラインでの参加でした。
今年は、時間を取ることができたのとオフラインで参加したい欲があったので、オフラインで参加しました。(day1とday2の参加です)
実際にオフラインで参加してみての感想をブログとして残しておこうと思います!


会場

今年の会場は、ベルサール渋谷ガーデンでした。

セッションを聞くための場所とスポンサーブースMeetupを開催する場所やネイルをやっていただける場所が用意されていて、どこの場所にいても楽しめる会場になっていました。

ブース

スポンサーブースには多くの参加企業さんがブースを出していて、サービスの紹介やAndroidならではのアンケート・クイズ、グッズなどを出していました。

今回のDroidKaigiは、スタンプラリーがあり、スポンサーブースを回ると企業さんがスタンプを押してくれます。
そのスタンプを一定数集めると、DroidKaigiのグッズがもらえるので、頑張って回りました。

参加企業さんのAndroid開発状況や実際のサービスの裏話、新しい技術の移行状況などが聞けてとても楽しかったです!

どの企業さんもやはり、Kotlin Multiplatformの導入やJetpack Composeの移行の話が多かったです。

セッション

自分が聞いたセッションを感想と一緒に簡単に書いてまとめておきます!
公式サイトのタイムテーブルに発表時のスライドと動画が記載されているので、興味ある方はぜひ!

day1

Gradle Convention Plugins に関するセッション。Gradle Convention Pluginsとは何か、なぜ使用した方がいいのか、どのように使用するかを仕組みとともに説明してくれました。

NowInAndroidやDroidKaigiでも採用されていたので「みたことある」ぐらいの理解度だったのですが、このセッションでほんの少しは理解できたと思います。

Androidアプリでよく見かけるローディングやボトムシート、番号入力などのUIをComposeでどう実装するのかをわかりやすく説明してくれたセッションでした。

実際に自分が触ったものには共感し、そうでないものは新しい知見として取り入れながら話を聞けました。

依存性注入とマルチモジュールの話。
Androidで推奨されているDagger Hiltのメリット・デメリット、Composeでどのように依存注入すべきか、マルチモジュールでの依存関係をどうするかなどを話していただきました。

Dagger Hiltの使い方は理解しているつもりですが、ベストプラクティスは何なのかがわかっていなかったので、より設計に観点を置いた話を聞けてとてもよかったです。

スクロールに関する話。NestedScrollを実現するための必要な知識や実装をComposeとAndroidViewで比較しつつ、実際の挙動を見ながら説明してくださったので、とてもわかりやすかったです。

day2

ComposeでのText Fieldを表現する場合、どのように実装するかを紹介してくれたセッション。

初め、ComposeでのText Fieldで、どのようなパラメータを渡すとどのような挙動になるのかを細かくわかりやすく説明してくださったので、その後の話も理解しやすかったです。

ComposeでよりリッチなUIを表現する場合はどのよう実装するかを紹介してくれたセッション。

自分は特にアニメーションが苦手なので、そのアニメーションに関する実装方法をしれてよかったですし、実際に実務で活かせたコードもありました。

パスキーが導入されているサービスを見ながら、パスキーのUI・UXをどうするかを検討するセッション。

パスキーについては何も知らなく、情報を入れていなかったので、実際の導入されているサービスを見せていただいてイメージがついたので、とても分かり易ったです。また、パスキーの仕組みもセッションの中に説明されていたので、わかりやすかったです。

Composeでの副作用の種類別の使い方を紹介してくれたセッション。

雰囲気で使用している節があるので、しっかり解説されたセッションが聞けてよかったです。

Material Design 3に関するセッション。デザインシステムとしてM3を導入した際、苦労したことを紹介してくれました。

弊社でもちょうどアプリのデザインシステムを導入する話があったので、参考に話を聞いていました。カラートークンの難しさを知れてよかったです。

嬉しかったこと/よかったこと

DroidKaigiのオフラインに参加してみて、直に会社以外のAndroid開発者と交流を持てたことが嬉しかったです。

Android開発者の知り合いが増えた/交流を持てた

DroidKaigiに参加する前、公式さん行っているDroidKaigi.collectというイベントにも参加させていただきました。

DroidKaigi.collectは、DroidKaigiが主催するAndroid技術情報の共有とコミュニケーションを目的としたIn-Personイベントです。

https://droidkaigi.connpass.com/event/291227/  より

こちらのイベントで初めてAndroid開発をしている方とオフラインで交流することができてよかったのですが、そこで知り合えた方とDroidKaigiの会場でもお話することができてとても嬉しかったです!

また、テーマごとのMeetupでも自分と同じ境遇を持った方と交流することができたり、day1にはAfter Partyが開催されて一緒の席になった参加者の方と交流を持つことができました。

カンファレンスアプリ

オフライン参加とは関係ないですが、DroidKaigiといったらカンファレンスアプリをみんなで作ることも醍醐味です。

DroidKaigiは毎年、公式でカンファレンスアプリを提供しています。
この開発は、OSSなので、誰でもコントリビューターになれます。

去年、初めてカンファレンスアプリのコントリビュートに挑戦しました。
ですが、本当に簡単なIssue(フォントサイズを変えるだけ)を行っただけなので、今年はもう少し難易度が高めのIssueに挑戦しようと思いました。

今年は、以下の2つのIssueをこなすことができました!🎉

やる時はめちゃくちゃ緊張しましたが、やってみてよかったと思えたのとかなり知見を得ることができたので、よかったです!!

実際の開発でもレビューしてくれる方(主に@takahiromさん)がとてもわかりやすくポジティブなレビューをしてくださるので、個人的にはとてもやりやすかったですし、自分もこういうレビューをしていきたいと思えるようになりました。

day2でのオープニングで自分のGithubアイコンが出ているのはとても感動しました!

最後に

オフライン参加は、セッションを通じて知見を増やす以上に、ブースやMeetupで交流することがとても大切であることを認識できたと思います。

オフラインで参加してみてよかったです!
来年も時間があればオフラインで参加してみたいです!


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