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【駅間散歩#2】 明覚→武蔵嵐山

駅間散歩の第二弾です。昨年行ったものなのでそこまで記憶が鮮明ではありません()。ただ、駅間散歩としてはかなり距離が長めで、途中で嵐山渓谷に立ち寄ったこともあり今までの散歩では群を抜いて楽しかったです

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首都圏で(おそらく)最も気軽に気動車に乗れる路線、八高線。電化区間と非電化区間の境である高麗川駅から数駅先へ進んだところに、今回の散歩の出発地点である明覚駅はあります。ときがわ町の中心駅なのかな……?

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画像は高麗川駅で並んだキハ110系と、元りんかい線の209系。コミケで死ぬほど混雑する近代的な路線の現役車両がこのような田舎(失礼)でも走っているとは…

個人的に意外なのが、八高線でキハ110を使い続けていること。利用者もそこそこ多いでしょうし、そのうちキハE120とかそういった新世代の車両を導入するものだと思っていました

キハ110はボックスシートも多く、乗るだけで旅してるな〜という気分に浸れるので大好きです。八高線はそういう意味ではお得な?路線ですね。大回り乗車でも何度かお世話になりました。あとJR東日本にしては珍しく、控えめなカラートーンですよねぇ

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東武越生線と接続する越生駅などを過ぎ、列車は明覚駅に到着。いかにも仏教らしい駅名ですが、駅舎はログハウス調……と言うのでしょうか?想像していたのとは結構違って驚きました。一人旅のときは基本的にあまり下調べをしないんですよね、それはそれで実際現地に行くと面白いです

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駅を出てしばらくは八高線に沿うように歩きます。八高線の線路をこうやって地上から見るのは初めてなのでなんか新鮮です

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線路から逸れて幹線道路?を歩いていると、サイクリスト向けの自販機がありました。これはありがたい、何か買おう……と思ったらこの有様です

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もう少し歩くと都幾川を渡ります。水が澄んでいて綺麗ですね〜。近くに「嵐山渓谷」という渓谷があるようなので、折角だし寄り道していくことにしました

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ところが、渓谷自体は近くにあるのに入口が結構遠いという……。ひたすらのどかな道を歩いて行きます。これが(東京からの直線距離的には)秩父より手前ということに驚きを隠せません


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「武蔵の小京都」こと嵐山渓谷の入口へやって来ました。この渓谷のある嵐山町(らんざんまち)や散歩のゴール地点である武蔵嵐山駅も、京都の嵐山(あらしやま)が由来となっているようです

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森の中の細い道を進むと、渓谷らしい場所に出てきました。この川は「槻川」というらしく、渓谷を過ぎた辺りで先程渡った都幾川と合流するようです

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川の近くにある橋まで降りてみました。いや〜絶景ですね!今回は春に訪れましたが、紅葉の時期は一層美しいのでしょう

景色に見惚れて思わず時間のことを忘れてしまいました。武蔵嵐山から池袋へ直通する快速急行は本数が少ないので、間に合うように早足で駅へ向かいます。渓谷を出ると住宅地の広がっており、明覚付近とはかなり街並みが違うのが印象的でした

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なんとか列車出発の3分前くらいに到着。割と立派ですね。2時間ほど歩いたので足は若干痛かったですが、渓谷は最高でした。今までにこの駅間を歩いた人はおそらく相当少ない、もしかしたら僕が初めてかもしれないレベルですが、皆さんもやってみてはいかがでしょうか?


【散歩データ】
起  点:明覚駅(JR八高線)
終  点:武蔵嵐山駅(東武東上線)
所要時間:約120分
距  離:約9km

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