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理想の住宅のお金論。

お金のインフラが発生していると言う何かの
記事を読んでみて、子供の頃からすると
お菓子もアイスも文房具も服も
結構値上がりしてるなあ・・。
そんな印象を個人でも感じる事があるので
人生の中で一番高い買い物と言われる
住宅についての理想とお金を話してみます。

人は十人十色なので
マンションを買う人もいます
アパートに生涯住む人もいます
中古住宅を購入する人もいます
新築住宅を構える人もいます
親からの家をそのまま引き継ぐ人もいます
と、選択肢を上げると大変ですので
今回はあくまで
「理想」とお金の話にこだわります。

何でお金の話になるかというと
「給料をもらう働き方」をサラリーマンの前提
としますと、全体の88%はサラリーマンで
社会を構成していますし大多数に当てはまる
話になるから裾野が広くて多くの人に共感を
伝える事ができます。
早速本題にはいりますが
基本的にサラリーマンの生涯獲得給料は決まっています。
「月の給料」「ボーナス」は
大きな変動がないからです。
20歳から60歳までの40年間の給料で
生活を興していかなければいけません。

もし運よく?結婚できたとして
もし運よく?子供を授かったとして
もし運よく?住宅を買う気になったら

「よし買うか!」と買ってはいけません。
何故なら
住宅も食料も趣向品も携帯代も
お金を消費して生活を運営している訳です。

例えは、あなたが仕事で「今日は早く上がっていいよ。」
と優しい上司に言われたとしましょう。
あなたはきっと気分よく帰りの支度をします。

「早く帰れるなんて運がいいなあ♬
つまみでも買って、DVDでもレンタルしてみようかな♬
せっかくだから、ちょっといいつまみにしよう♬」

そんなあなたはお買い物を計画している段階で
スマホから素敵な通知が来ます。
「神戸牛ステーキ入荷してます!限定10食」

「うまそうなだなあ・・・・
でも、月半ばだし、まだどんな出費もあるか
予測もつかない中で贅沢もなあ・・・。」

とあなたはお財布の中身と相談して
消費できるモノか、そうでないものかを
お金と時間の両方の物差しで考えます。
この場合の時間とは「月末」の給料が入るまでの
時間です。

そしてあなたは今までの経験上
毎月行われている友人たちとの飲み会が実施されていない事に
気が付きました。

「あ!今月はまだあいつらと飲んでない!
今週末くらいに飲もうぜ!って連絡が来るかもしれないな。
となると・・・・ウン千円はかかるから・・
やっぱ神戸牛は今日はやめて、いいつまみの方にしとこう。」

ともちろん自分の経験則に合わせて
「判断」が出ましたね、今日はやめとこうと言う判断です。

この判断は、あなたが毎月こういった経験を
してるので判断出来る事であって
経験していない事には、当たり前ですが
「判断」が付きません。
慣れていない事にも判断はつきません。

判断がつかない身近な例を挙げます。
例えば、旅行です
そう、海外旅行が一番分かりやすいかもしれませんね。
修学旅行でもいいかもしれませんが
海外でお話します。

あなたは人生初の海外旅行に行ける事になりました。
場所はハワイ
いとこの結婚式に呼ばれ
なんと旅費とホテル代はいとこが負担してくれるそうです。
初の海外に嬉しいながらも
戸惑うあなたは友達に相談します。

「いくら持っていけばいいの??」
「物価ってどのくらいのもん?」
「何喰えばいいかな?」
「どこに行けばいいか?」

友達や知り合いからは「ダイヤモンドヘッドで写真」
をとってくりゃ十分だ!と言われ
初のハワイへと旅立ちます。
ハワイは想像以上に
暖かく、開放的な空気があなたを包みます
いとこの披露宴も終わり、次は観光にと
短い日程をあなたは十分に楽しみます。

ただ、不安なのはお金の感覚が
現地と日本で合わない事に戸惑います。

お茶が500円?まじかよ・・・。
アロハシャツが18000円?まじかよ・・・。
自分の金銭感覚とは全く違う状況で
貴方は極力消費を抑えようとします。

何にお金がかかるかわらんないしなあ、、という不安。

そして帰る前日に
財布にはまだまだドル札があることに気が付き
友人たちのお土産を揃えて購入し
帰路につきました。

この場合だとお金(ドル札)の消費期限が
エアポート以降では使わなくなると想像がつき
余計な出費が恐らくは出てこない
最終日前日に「消費」することができました。

しかし、この旅行中にはずっと
色々なアクティビティがあり
ダイビング、マッサージ・セスナ機からの観覧
様々なサービスを受けるチャンスがありましたが
ある意味、そのチャンスをふいには
してしまいました。
しかし、今まで遭遇していない環境に
予測を付けられない場合、人は消費を
戸惑いがちになります。

不安になることで消費にブレーキをかけていると
言う事です。
逆に最終日前日は先の予測がついたので
不安が無くなり、 安心して消費することができました。

一連のお金の話は
経験則によりお金の消費のタイミングを予測していると言う
メッセージです。

逆に経験則に基づいてタイミングの分からない事には
消費は動いてくれません。

何故なら不安>消費だからです。

これを住宅に当てはめて考える前に
もっと大きなモノと対峙しなくてはなりません。

それは「希望」です。

一生に一度のお買い物・・住宅!
好きなものにしたい!
可愛く
楽しく
嬉しく

自分だけの家を最高のモノにしたい!
と言う希望です。

人は住宅を欲しがる時
「家」を単体で想像しますが
家単体では買えません。

想像してみてみてください(冷静になって)

その家のイメージには

見晴らしのいい小高い丘や
綺麗なカーテンが風に揺れるシーンや
カワイイ家具におしゃれな調度品
手入れされた綺麗なお庭に
ピカピカの愛車、カワイイペット
が付随していませんか?

それは家とは別ですよ。

いわばオプションですよ?

見晴らしのいい小高い丘は「土地」です
綺麗なカーテンはインテリヤ店の「商品」です
カワイイ家具はインテリア店の「商品」です
ピカピカの愛車はディーラーで買う「車」です

それらを総合して
脳内で勝手に家だと勘違いしてますが
家はあくまで家です。

見晴らしの悪い住宅がでも家は建ちますが
「土地」が変わるだけであなたの
家のイメージは大きく変わるはずです。

天気の良い見晴らしが良い小高い丘80坪と
住宅密集地40坪ではイメージは全然変わってきます。
ただ、家そのものは変わらないとしたら
イメージはなんのためにあるのでしょうか?

と言った意味での「希望」と
「消費」を比較しながら
検討出来ればいいのですが。

それを知るにはまずは自分の生涯所得を知る事と
消費に回せる金額を知る事で不安は無くなります。
これで不安が残る人は持ち家はあきらめた方が
良いかもしれません。
なんせ、不安な状態で幸せな生活が送れるとは思えないから。

これとは別にもう一つ用意しておくものがあります。

「住宅のメンテナンス費用」です。

10~15年周期で検討する外壁屋根の塗装工事でも
足場・施工費と踏まえると100万程度はかかります。
大きい家だと200万を超えることもあります。

普通に考えて住宅35年ローンとして
ローン以外にもメンテとして約三回の塗り替え時期が
訪れますよと言う意味です。

これ以外にもメンテの項目はありますが
ここには書きません。

分かりやすく例えると、あこがれのBMWを
購入し車検、タイヤ交換、オイル交換、オーディオの故障
等で消費していくので「消耗していくと言う事です」

古くなると壊れるので、それを直す、当たり前の事。

しかしながら住宅は選ばれ
今の時代も建っています。
「賃貸最強」と呼ばれる人もいますが
家を建てている人も事実居る訳です。

しかし等身大の判断が出来ずに
ローン破産に陥る人もいます。

この場合、上手くお金をコントロールできなかった・・
住宅なんか建てるんじゃかなったと言うのは
はっきり言って判断が違います。

お金はコントロールできます。
そのタイミングと判断を誤ったので
結果が出ただけです。

ぶっちゃけ、お金さえあれば好きな住宅は建てられます
小高い丘を買う事も出来ます
ピカピカの愛車を買いそろえる事もできます
おしゃれな調度品を揃えられます

しかし、それはお金持ちがする事
お金はじゃぶじゃぶ湧いてくる人は
そういう消費をしてもらって
大いに経済を回してもらいたいです。

しかしながら社会で働く
88%がサラリーマンは稼げるお金は決まってます。

使えるお金は決まってます
大事な事なので二回言いました。

しかも、70歳で人生を終える人と
99歳まで生きる人では
お金の配分が違って当たり前なんです。
20歳から60までで稼いだお金で
残りを有意義に生きる為には
配分もですがタイミングも非常に大切です。

そんな住宅には
イメージにまつわる理想の家と
現実のお金は、整合性がないと
腑に落ちないので消費できないと言う事です。

理想の家作りにはかなりのコストと維持がかかります。
そこに、整合性と安心を持ってもらうのが
工務店の役割だと思ってます。

そんな私自身はコンパクトな
住宅密集地に、そこそこコンパクトの部類に入る
家を構え、意外な程の住宅ローンを支払って
今年で6年目です。

結論として
「うまくやれば、断然住宅がお得」です。

うまくのヒントを知りたい人は
ブログを読むとヒントが残っていると思います。

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