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【オムニPBP第2回】フォロワー獲得に近道はなし!地道な活動のひみつ

こんにちは!資生堂インタラクティブビューティーの後藤啓です。私は、社内で”オムニPBP(美容部員を表すPersonal Beauty Partner (パーソナルビューティーパートナー)の略称)”と呼ばれているチームの一員として働いています。オムニPBPの活動は、YouTubeやTikTokでの動画コンテンツ配信、インスタグラムやXのSNSアカウント運営、資生堂美容総合サイト『ワタシプラス』でのライブ配信、オンラインカウンセリング(電話、チャット、ビデオ)など多岐に渡ります。今回は、資生堂PBP初となるインスタグラムやXのSNSアカウント運営活動についてご紹介したいと思います!オムニPBPって何?と思われた方は、ぜひ以下より第1回目の記事をご覧ください♪
【オムニPBP第1回】オムニPBPって、いったい何?

SNSアカウント運営を本稼働

遡ること2021年7月、コロナ過で人との出会いや繋がりの機会が少なくなっていく中、デジタルを通じて生活者との接点拡大や長期愛用者育成を目的とした『オムニPBPチーム』が発足しました。また同年8月には新しい美容習慣や美の価値観を届けることをミッションとしたSNS活動が本稼働しました。

運営するアカウントは、公式インスタグラム・X(旧ツイッター)アカウントの「資生堂ビューティージャーニー」、オムニPBP(2023年12月現在39名) が個々で運営する個人インスタグラム・Xアカウントの4種類です。

「資生堂ビューティージャーニー」のアカウントは、オムニPBPのセンターアカウントとして、オムニPBPの活動や個人を認知・関心を持っていただくことを目的に、お客さまのインサイトに沿った『悩み解決やトレンドに合わせた美容提案×PBP』の美容コンテンツを配信し、お客さまとのリレーションが構築できるプラットフォームと位置付けて運営をしています。
オムニPBPが個々で運営するアカウントでは、オムニPBP自身のプロフィールを掲載し、そのテーマに沿った美容情報を発信して、フォロワーの皆さんと双方向のコミュニケーションを実現しています。
※資生堂ビューティージャーニーの公式アカウント
・Instagram
・X(旧Twitter)

資生堂ビューティージャーニー(インスタグラム・X)
オムニPBPの個人アカウント(X)
オムニPBPの個人アカウント(インスタグラム)

フォロワー獲得に近道はなし!地道な活動の継続が大事

まずはフォロワーを獲得しなければ始まらない!
SNSを始めた当初、各PBPはフォロワー数2500名を目標に掲げていましたが、1日に増えるのは数名程度。なかには1人もフォローいただけない日もありました。すべてをゼロベースで作り上げていたため、投稿の仕方はもちろん、ライブ配信の活用など、日々仮説を立てて試行錯誤し、トライ&エラーの連続でした。
地道な活動の結果、今年は複数のPBPがインスタグラムでフォロワー1万人を突破!特に、初期メンバーであるCHIROさんは、5.5万人(2023年12月時点)という社内No1のフォロワー数を誇るまでになりました。このほかにも、5名のPBPが1万人を超えるフォロワーを抱えるまでに影響力を高めています。

この2年間でフォロワーを伸ばすための近道はなく、まずは結果が出なくても地道に投稿やライブ配信を継続することが大事であると気付かされました。またフォロワーのみなさんからどんなことを期待されているのかをライブのコメントやDMなどのコミュニケーションを通じて汲み取り、PBP自身が発信したい内容とフォロワーのみなさんから喜ばれる内容を擦り合わせ、投稿内容をブラッシュアップして、PDCA(Plan・Do・Check・Actionの略称)を回していくことが重要であると学びました。
例えば具体的な気づきとして、フォロワーのみなさんから一番期待されているのは、化粧品を通じてキレイになるための情報や商品情報であり、加えて同年代などの共通項が大事であることです。
時には、何かしらの投稿が拡散(バズる)すると、それをきっかけに新規のフォロワーが増えるケースもありますが、それも継続的な投稿やライブ配信などの積み重ねがあってこそです。PBPが各自でフォロワーのみなさんが期待していることを汲み取り、自身の得意分野や立ち位置を加味しながら投稿内容を工夫していくことが大事になってきます。

ライブ配信・SNS投稿用素材作成模様

デジタル上のお客さま(フォロワーのみなさん)との関係性とは

先述の通り、フォロワーのみなさんとはデジタルだからといって希薄な関係性ではなく、店頭とは異なる濃い繋がりを築くことができています。例えば、店頭ではお客さまとのコミュニケーション頻度が来店間隔によって空いてしまいますが、デジタルでは日々コミュニケーションをとることができるため、フォロワーのみなさんと常に繋がることができます。また、SNSではPBP自身の情報も発信するので、親近感や共感を高めることにも繋がっています。

新たな挑戦!リアルでも会える機会の創出へ

新たな試みとして、本年からオムニPBPとフォロワーのみなさんがリアルで会える機会を年に3~4回程度設けることにチャレンジしています。
直近では10月に「つや肌に導くベースメイク作り&秋トレンドメイク体験会」を開催。当選倍率が約6倍になるほどの反響をいただきました。参加いただいたフォロワーのみなさんからは「普段は画面上だけですが、今日は直接会ってコミュニケーションがとれて嬉しかった。よりファンになった。」といった声を頂戴するなど、エンゲージメントの向上に寄与することができました。
また、オムニPBPもフォロワーのみなさんと直接コミュニケーションをとることで、モチベーションの向上にも繋がり、双方にとってとても有意義な機会となりました。

上記の機会だけにとどまらず、今後も引き続きデジタル(SNSなど)とリアル(店頭含む)の融合にチャレンジし続けることで、お客さまに、よりリッチで新しい体験を提供していきたいと思っています。

リアルイベント実施模様

※オムニPBPの活動サービス詳細は以下よりご確認ください!
■オムニPBP専用サイト
■Shiseido Beauty Live ワタプラNight!(ライブコマース)
■オンラインビューティー(Webカウンセリング)
■オンラインセミナー

【SNSセンターアカウント関連(資生堂ビューティージャーニー)】
・Instagram
・Twitter
・Tik Tok
・YouTube

次回【オムニPBP第3回】の連載もお楽しみに♪

後藤 啓(ごとう けい)

資生堂インタラクティブビューティー株式会社 DX本部 オムニエクスペリエンス推進部 オムニPBP企画グループ 所属。大学卒業後、2010年に資生堂に入社。営業(専門店)→社内外広報(エリア広報・メディア対応・PR計画立案・インターナルの運営と推進など)業務に携わり、21年7月から資生堂インタラクティブビューティー株式会社 出向。現在、オムニPBP企画グループで年度計画策定・実績管理・横断業務・PR活動などを担当。


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