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ゆっくり文庫感想紀1 「鼻」「葉桜と魔笛」

※初見の感想ではありません。物語への言及は少なめに演出を主軸に書いています。

芥川龍之介「鼻」

思えば数年前に、ニコニコで「芥川龍之介」と何の気なしに調べて出会ったのがこの動画。
記念すべき一作目の主役がゆっくりキャラではなくまさかのMinecraftのVillager。今リメイクされるなら鼻の大きな紫とかになるのだろうか。

一作目ということで演出はかなり最低限。背景はなし。表情の変化もあまりなし。それでも登場キャラはそれなりに多く、最初からこの人数を喋らせるのはけっこう大変だったんじゃあないだろうか。(タイムラインとキャラ設定がものすごくめんどう)

太宰治「葉桜と魔笛」

「鼻」から続けてみたこの動画でボロボロ泣いて、貪るように続きを見始めたのです。なつかしい。

桜の写真を背景に視点人物の語りから動画が始まり、ただゆっくりに喋らせていた感じのある一作目から早くも演出の成長が見られます。とてもすごい。
ゆっくりの表情も一作目と比べて、泣いたり怒ったりかなり豊かになっています。

今見ながら気がついたけれど、語りの時の霊夢の声(老)と、”当時”の霊夢(若)の声が違うなぁ。
老の方が声が少し曇っている。

この頃からSEは戸を開けたり、手紙が燃えたり、軍艦マーチの口笛だったり豊かですね。





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