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最近食べた後にお腹が張る...もしかしてSIBOかも?16の症状チェックリスト


SIBOは、小腸に細菌の異常増殖が起こったり、腸内細菌のバランスが崩れてしまった(ディスバイオーシス)状態です。
この症状は、慢性的な腹痛、膨満感、下痢、便秘などを含む消化器症状や、時には鬱や不安など精神症状を引き起こすとされています。

ご自身がSIBOかどうかを探る手がかりとして、以下のチェックリストを参考にしてみてください。

なお、この記事で自己診断はせず、気になる症状がある方はSIBOに関して見識のある医師の診察を受けましょう。

1. 食事関連の症状:

•食事後に膨満感や不快感がある
•特定の食品や飲み物(特にFODMAPを多く含むもの)を摂取した後に症状が悪化する
•食事制限をしても症状が改善しない
•食物不耐症がある(腸の炎症、更にはリーキーガットによりグルテン、乳製品、果糖、発酵食品や加工肉•アルコールなどの高ヒスタミン食等を食べた後に腹痛や頭痛、じんましん、ブレインフォグ等多岐に渡る症状が発生する場合があります)


2. 消化器系の症状:

•慢性的な腹痛や腹部不快感(消化器に炎症が起こるため)
•腹部にガスが溜まりげっぷやオナラが頻繁に出る
•下痢もしくは便秘が続く、または下痢と便秘が交互に起こる
•IBSと診断されたことがある。ある研究ではIBS患者の八割がSIBO陽性であり、SIBO治療後約半数の患者においてIBS症状が改善したとのことです。

3. 栄養吸収の問題:

•体重減少や栄養不足の症状がある
•鉄欠乏性貧血やミネラル•ビタミン不足の症状がある
•脂肪吸収不良(胆汁の減少により脂肪の吸収が上手くいかず、下痢になったり黄色っぽくふにゃふにゃした便が出たりします)

4. その他の症状:

•疲労感や倦怠感がある
•頭痛や不眠症の症状がある
•食欲不振や食事後の吐き気がある
•気分がふさいだり、不安がある
•慢性疾患(線維筋痛症、慢性疲労症候群、糖尿病、神経筋疾患など)がある


もし上記のチェックリストでいくつかの症状に当てはまる場合は、SIBOの可能性があります。

身近にSIBOを診てくれる栄養クリニックや分子栄養学を実践している医師がいる場合、診察•検査を行い、治療方針を固めましょう。

身近にSIBOを診てくれる先生がいない場合や、抗生物質を処方され除菌を試みたがなかなか症状が良くならない、または一旦良くなったけどぶり返してしまった場合等は、生活習慣や食生活の改善、正しい栄養補給など包括的に対処していく必要があります。

以上がSIBOチェックリストでした。
ご参考になれば幸いです!

次回はSIBO検査について、体験談と共にお伝え出来ればと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。


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