外資系ITレイオフメモ -6

ということで、前回で会社アカウントも無くなってしまったので、徐々に転職日記書いて、顛末を書いた後でまとめ・・・という図式になりそうですが、そもそもの発端からのメモは以下に。

外資系ITレイオフメモ -1
外資系ITレイオフメモ -2
外資系ITレイオフメモ -3

で、前回、3/24までのアクティビティを書きました。
今回は3月27日以降のアクティビティなので、ほぼ転職活動の日記とか、思ったところがないようとなるのだけれど・・・一個だけその前に書いておこうかということで。

面接と、面接後の連絡待ちの心持ち

前回のエントリで、面接が徐々に開始したわけですが、今回、レイオフ権当選(という強がり半分、本気半分の発言なのでお目溢しを)での転職活動となると、仕事しながら、「次はどこか別な会社で・・」と考えての転職活動とは色々条件や気分が異なる訳ですが・・・。

Pros)
1. 現職は、もう引き継ぎも終わっていて、専念できるし、カジュアル面談的なものを入れる時間的な余裕がある
2. (これは、パッケージにもよるけど)金銭的にはしばらく決まらなくても良い、と言う気の持ち方もできる
3. とはいえ、どこも受け入れ先なかったら無職にはなるので、「とりあえず受けてみようか」という気持ちにはならないので、情報収集(転職候補先の情報とか)真剣味は増す
4. (Pros か?これ?)「なぜ転職するのですか?」という質問に対して、ある程度説得力が増すことを言いやすい

Cons)
1. ポジティブなフィードバックを受けつづけていないと、無力感に苛まれる瞬間がある(失恋してますからね。現職に)
2. 現職で作業に追われるわけじゃないので、色々、考えてもしかたないようなことを考えてしまう。
3. 1と関連して、なかなかフィードバックがなかったりすると、ついメールを頻繁にチェックしてしまう
4. 一応背水の陣なので、面接後に反芻して、反省点が見つかった際に、気持ちが落ちやすい(「まぁ、しゃあない」という気持ちを持とうとしつつ、結構凹む)

もう・・・思うにこれは、ラブレターの返事を待つ気持ちが強くなる、初めてのデートのあと「また、連絡するね」と言われた(次の約束はしてないが、あるかもしれないので、待つしかない)という心情に似ているかな、と。

その意味では、興味があって応募した企業のうち、結論が早く出て次のステップに進んだ企業には、ポジティブな気持ちは強くなる傾向はあったかな、と思うし、振り返るに最終的に「ここにお世話になろう」とか「XXから返答が来るまでは待てるように調整しよう」という材料にはなった気がします。まぁ、採用する数とか、面接官の予定とか、他の候補者の都合とかはあると思うので、一概に早いのが良いとは限らないのですが、良いフィードバックやネクストステップの連絡は続ける糧にはなりましたね。

で、今回のエントリではまだ結論や結論めいたもの(オファー出るとか)が出るところまで進めるかどうか、わからないのですが、3/27以降の取り組みを書き進めていきたいと思います。

3/27-3/31 少し目鼻つき始めたかな?

ちなみに、目標は娘ちゃんの入学式にはある程度目処がついていること。それは4/6… (別にそこに切迫事由はないけど、線引きしないと怠ける可能性があるパッケージだったので)。ぼちぼち最終面接の目処がたたないと成立しない感じではあるが、先週の時点で「最終面接の日程調整」まで辿り着けていた(デートの後の連絡が早かった)企業があり、そこそこ充実した一週間だった。

3/27: A社:最終面接前のすり合わせ

これを書くと、経験のある方やその筋の方にはイニシャルトークの意味がなくなってしまうかもしれないが、A社の最終面接は、数名の面接官と次々面接して、その全員のフィードバックをもとに結果が決まる(ループ面接、と言うようだが)ものだった。ちなみに、A社は、現職に入る際にも受けて、同時に内定を貰ったので、この面接も2回目の体験(ロールは微妙に違ったが)。

それに向けて、事前に聞きたいこと・不明点などがないかをA社の TA の役職に当たる人が対応してくれる。
気持ち的には、こういう席を用意してもらえるのはありがたい。
この日は、いくつかプレースホルダーとして空けておいたのだが、別な日程となったため、これ以外は特に面談もなく、自分の経歴の資料を見直したり、明日に備えてゆっくり寝よう、という気持ちで過ごした。
(結果的にかなり遅寝になった気もするが、現職で仕事してた時ほどではない)

3/28, 3/29: A社 最終面接 Day-1,2

人数的に4-5人(今回は5人でした)の面接官と次々面接していく形になるので、A社面接だけでほぼ埋まることになった。

6時間単位で空けてはみた日もあったんですが、考えてみたら、面接官の都合もあるから、そんなに連続で都合よくは空かず、2日に分かれていたのが、結果的には良かったかもしれない(そうでなければ、多分ちから尽きてしまったかも)。聞かれた具体的な内容は、流石に開示するわけには行かないかと思うので、流れだけ。

3/28
3/28 (Day-1)は、部門のマネージャー(インタビュアー一名と、多分 Shadowがお一方同席されていた記憶)と、別部門のマネージャーや現場の方との面接3点。

同社の指針やカルチャーを含めて、経験や説明の仕方などを見られていたと思う。ただ、インタビュアの属性上、さほどテクニカルな内容ではなかったこともあり、「もう少し、この話をすればよかったな」などの反省はあったものの、悪くはないかな。。。という印象だった。

3/29
3/29 (Day-2) は、応募したポジションの現場の方2名との面接。
ホワイトボード・ないし紙を使った説明など、技術面接と、技術的な面も含めた質疑という形。
最後の面接官の方はかなり「この話はA社の面接でしたかな??」というのが迷われるくらいに質問内容が多かったので、ドキドキしながら過ごした記憶がある。
そして、ある設問(質問?)に応答している際に、インタビュアが一回オフラインになり、「あれ?」と思っていたら戻ってくる、という事象があったことも記憶。

その後だったか、その前だったか、技術的な用語を凡ミスで言い間違えたことも記憶している。
言い間違えたとその時気付けばよかったのだが、その時「あれ?なんか違うな」と思いながら、そのまま進んでしまった。

あとで反芻してて、「あああ。。。違う。XXXじゃなかった。XXZZだった。。。」と気付き、とてつもなく赤面したが、もう取り返しがつかない。
現職で言い間違えにあとで気づいたら、訂正する席があるが、面接ではそんなことは叶わない。。。
こうなると、「あれ?インタビュアが一回オフラインになったのって、言い間違えた直後だったっけ?」とか変な不安を持ち始める。(多分違ったのだが、もう赤面度100%なので「せっかく面接の時間を取ったのに、なんだそれ。XXXじゃなくて、XXZZダロ」という幻の面接官の心の声が聞こえる気がする。

「初めて最終面接まで漕ぎ着けられたけど、ダメかな。。。」と思った。

まぁ、仕方ない、明日からの面接を頑張ろう。。。と、思うしかなかった。

3/30: エージェントの知人とのSyncとD社

知人、と書いてしまったが、前職の上司で、今回の転職についても色々と相談に乗ってもらっていたYさんと、状況のすり合わせ(どうやってオファーのタイミングを合わせられそうか、とか)の時間をいただいた。
「今回は、1社・2社決め打ちではなく、興味のあるところは積極的に話を聞いてみることで、後悔のない転職の選択になると思う」的なアドバイスをくれた元上司である。
前日のA社の体たらくを報告するとともに、そのYさんからの助言を受け、もう一社、候補として上がっていた企業を書類選考に進めることにした(まだわからないが、A社がダメであれば、もう少し結果には時間がかかるだろうし、という助言もあり)。

続いて、終業後(世間的には)の時間にD社の人事の方との面接。日本には人事の機能がなく、海外の方との対話となったため、あまり技術的な話にはならなかったが、会社自体やロールについては興味と好奇心を持つことができていたし、印象も良かった(先方にも悪い印象は与えていなかったように思う)。ちょっと畑違いではあるものの、ロールで求められる能力は適合しそうだ。
ということで、前日のA社で凡ミス赤面事件の払拭とまではいかなかったものの、気持ち的には「イエローカード一枚もらったけど、まだいけます。試合続行」という感じ。

3/31: Z社とD-2社面接

Z社は、知人の紹介で面接がセットされたもの。面接官が日本人の直属のHiring Managerに当たるかたと、その上長にあたる方だった。
この面接は、予想に反してかなり実務的で楽しかったのだが、「これの説明を英語でどうすればいいかな」という内容が多く、直近でそのジャンルで業務を回していないとキツイ内容だったな。。。と感じた。ともあれ、求められているのはそのスキルであることは面接を通じて理解できたので、面接の当日に Withdrawal レターを書いて人事の方に送ることにする。

もう一社、D社は、コンサル系の企業で、2名と面接。こちらは、別途エージェントの方の紹介で書類を送った企業だった。
コンサル系なので、具体的な質問やケース面接的なものがあるかと予想していたのだが、過去の転職理由を聞かれたのと、現在担当している顧客についての情報を聞かれたのみだった記憶。スクリーニングなのかな。。と思うような薄味の面接だった(結果、後日経験値不足という話で、今回の転職活動で初の面接黒星を獲得??したのだが、「経験についての話は出てなかった気がするので、書類で落とせたのでは?」とはちょっと感じたが、まぁ、そこは考えても仕方ない)

結果的に、「4/6に目処を・・・というのはかなり難しそうな状況だな。。。と言う一週間になってしまった。
 --> 赤面事件と、人事の方の印象が良く、魅力的ではあったがまだ第一段階の面接と、自分のネットワーク系の知識が、英語で説明するには不足するレベルまで薄れていることを自覚したことと、薄味の面接・・・というのがこの週。自覚が改まったり、話したことがない企業の方と話をして、刺激を受けたり、という面では刺激はあったが、進んでいるという実感の持ちにくい週ではあった。
その分、新しく書類選考に進める企業もあったわけだが。。

次回予告:一日何社と面接したことありますか?

書いてて気づいたんだけど、次の週、かなり極端なことが発生していたので、それも予告として書いておきます。
3/31までの週で行った面接の調整で、4/6 ・娘の入学式の時間だけを避けて応募企業に対して面接日程の調整を仕掛けました。各社ともにそこそこ日程を空けて調整したものの、なぜか全部が同じ日に入ってきた結果。。。4/4 は色々な意味で恐らく忘れられない日になるのです。

ということで、多分あと2回くらいでこのメモも終わりかな。。。マトメとか入れたら、3回かな。。。とか思いながら・・・一旦次回に続きます。





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