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7/24 野音・夢もある日常

朝、とある企画書を作った。今自分が考えられる最善を詰め込んだ。"企画書はラブレター"その言葉の意味が初めて分かった。
これがうまくいけば。。上手くいくためにもう少しだけ頑張る必要がある。自分の感覚を信じて。
資料を何度か確認して、よしと思えたところで、家を出た。野音へ向かう。

お昼はシンガポールチキンライスを食べた。暑いと食べたくなる。これはビールも飲むと良いだろうなと思いながら、今日のライブはシラフで見た方が良いだろうなと思って堪えた。隣の席の人がノンアルコールビール飲んでたから、それもありかと思ったけど、ちょっと物足りなくなりそうだったからやめておいた。ソースを余すことなく鶏肉とご飯に絡めてごちそうさまでした。
道すがら、来週の美容室の予約電話をした。「おー!久しぶりです〜」と言われてた嬉しかった。久しぶりですと言われる程には髪がモッサリしている今。

野音へ向かう前に、坂内拓さんの展示を見るために代官山へ。ポスターを買おうか迷ったけど、既に坂内拓さんの絵1枚を飾っているので、2枚はちょっと多いかぁ〜と思い、ポストカードを買った。
この作品好きだった。平たく感想を言うと希望を感じた。

リリスク現体制ラストライブ。現場に通い詰める熱心なオタクでは無いけど、いつも音源を聴いていて、節目のライブは見に行って。一度ライブを見れば満足してしまうことが多い自分だけど、リリスクは何度見ても楽しいし、また見たくなる。曲も繰り返し繰り返し聴いている。

初めてライブ見たのは2018年夏の上野恩賜公園。それまでクールだったのに、"夏休みのbaby"で大きく跳ねるhimeちゃん、その日新曲としてやった"Crawl"のyuuちゃんの3連フロウに魅了されたのを覚えている。
今日は2022年夏の日比谷野外音楽堂。リリスクは夏が合うし、野外が合う。

現体制最後、日比谷野音のライブ。絶対に見たかったから最速先行でチケットを取った。いつもはチケットどうしようか迷って直前に買って、最後の方に入場することになりあまり良くない席になってしまう。
今日は早い整理番号で入場し、A席の最前列に座れた。グッズも並ばずに買えた。チケットは早めに買った方が良いという当たり前のことに気づいた。

(ライブが始まるまでの時間を使ってここまで書いた。)

最高だったな。
入ってきた時の衣装・髪型かわいい…、しかも1曲目「夏休みのBaby」!とテンションぶち上りから始まって、スゴい曲数だったのに気づいたら終わってしまっていた。
全員が輝いてたな。それぞれバースを蹴るところを見たくて、全員を満遍なく見ていた。

全身で音を浴びて、めちゃくちゃに身体を動かしていた。隣の人もかなり体を動かすタイプの人だったので時折ぶつかってしまったけど、休憩の時すみませんとお互いに謝りつつも、いや楽しすぎて体動いちゃいますよねというのがお互いに伝わっていたから、とても嬉しかった。
自分の好きな曲の「ユメミテル」、「Five shooter」、「Wings」、「つれてってよ」あたりでは、自分はとても気持ち良けど周りから見ると気持ち悪い動きをしていたと思う。でも、そういえば周りの人と違う動きをしていても恥ずかしさをあまり感じなくなっていた。ステージ上で自由に楽しむメンバー達を見ているからだろうか。

自分の中のリリスクのイメージとして「オタクとの信頼関係・愛」というのがある。Twitter上で見かけるリリスクのオタクの人は愛に溢れてるし、メンバーからオタクへの信頼も厚い。yuuちゃんのスペース配信のやりとりなんてまさに愛だった。今日もそれが感じられた。

夢のような楽しくキラキラした時間なんだけど、現体制最後のライブだからか、明日からの生活のことを考えさせられた。でもこれは仕事嫌だなぁ的な悪い意味じゃ無い。日常もこんな楽しい瞬間と地続きで、なんか悪くないそんな風に思えた。4人はリリスクを去る。でも明日はやってくるし、昨日の昨日の昨日の昨日の昨日に今日も変わっていくし。良いことばっかりじゃないし、むしろびっくりするくらいイヤなことばかり起きる。ただ、確かな瞬間があったことと、楽曲は残っていることは、嬉しく、日常を回していく支えになる。

夢と現実の少し嬉しい関係をリリスクから教えてもらったのかもしれないなぁ、とライブが終わってほわーっとした頭で考えている。

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