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ドイツ理転留学本を出そうと決めた

技術書同人誌に出会った

夏にSQLを独習する必要に駆られてQiitaを彷徨っていたら、技術書典という即売会が催されていることを知った。そこではどうやら技術書同人誌が売られているらしい。SQLの入門書の電子版を購入してみた。電子版はドイツからでも簡単に買えて非常にありがたい。内容も手を動かしながら少しずつステップアップしていけて最高だった。

技術書というのはある技術が体系立てて説明してある本で、大抵はじめから終わりまで読んでいけば知識が身についているという素敵な本だ。きちんと構造が考えられているので、辞書のように知りたいことだけを部分的に調べることもできる。

技術書を購入するときの高揚感は夢のようだ。
「この1冊を制覇すれば新しいスキルが身についているだろう」というタスクが定量化された喜びとスキルアップへの期待でいっぱいになる。カフェでおもむろに開いて「こんなことを学んでいるんですよ」と見せびらかしたくなる。

技術書書きたい

30歳までに自分の本を出すのが夢だったのを思い出し、同人誌発行ならできそうかも、とやってみることにした。ちょうどドイツでの学生生活がようやく終わりそうなので、まとめとしてなにか残しておきたいという気持ちもある。技術書という形式なら書けそうな気がする。

今後は卒論提出、試験、就活が鎮座ましましているのだが、もう書きたくなったからきっと書いちゃうんだろう。

参考にした記事

技術同人誌界隈がすごいのは、知識が広く共有されているところだ。同人誌の作り方、文章の書き方、執筆のための環境構築方法とあらゆる情報を誰かがまとめてくれている。みんな文章がちゃんと整頓されていてすごい。

matoba氏の同人誌はデザインもテーマも洗練されている上、ひとつひとつの作業工程を考え抜いてブログで整然と言語化されている。執筆活動の価値やそれを考える理由など、本当にしっかりと考えられていて尊敬する。私はすぐとっちらかるので見習いたいと思い、この記事を書いている次第である。技術書典に行く機会があればぜひ本を手に入れたい。

そもそもの事の始まりはSQLを学ぼうとしてこの記事に出会ったことだった。初心者に向けたわかりやすい説明の仕方についての知識が整頓されている。カウプラン機関極東支部さんは執筆支援ソフトRe:VIEWの使いやすさ向上にも尽力されている。記事には文章の書き方に関する資料がまとまっていたのでいくつかポチった。

「エンジニアの心を整える技術」という本の中では、著者karamage氏のプロジェクト炎上体験と、それに関連してマインドフルネスとアドラー心理学が紹介されていて、この手があったかと膝を打った。自身の体験を述べ、それを俯瞰し+αの技術と合わせることで技術書は唯一無二の価値を持つ。

書きたいこと

ここ数年の私の生活の根底にあるものとして、以下のようなものがある。

- ドイツ
- 情報学
- 目標達成
- 書くこと
- 文房具

テーマはひとまず「文系卒がドイツの大学で情報学を修める技術」とした。これなら知っています!と胸をはれるし、4年半の集大成としてちょうどいい。ジャンルとしてもニッチでわたし好み。

できれば手続きの部分より"授業を受けて試験に受かる"というところに焦点を当てたい。ここはあんまり語られていないと思うし、出願やビザの取得は個人差地方差があるし留学ラボとか見てもらったほうがはやい。"授業を受けて試験に受かる"も上にあげた目標達成のひとつの形だし深く掘りたいテーマである。

”+αの技術”として書くことについてすこし述べたい。ドイツ滞在中は文房具と書くことに何度も救われたので、精神を整える術として紹介できたらと思っている。合わせて「文系卒がドイツの大学で情報学を修める技術 - 書くことで乗り切る海外生活 -」てな感じの本にしたい。個人的にノートに文章を書くことは好きなのだが外に向けた文章は得手ではないので、まずはそこから勉強しながら。

目標設定

今回は何もかもがはじめてなので、このあたりをメインフォーカスに据えてやっていきたい。

- 本を出してみる(完成させて頒布する)
- 外に向けて”ちゃんとした”文章を書いてみる
- ドイツでの学生生活の集大成をつくる
- 私が得た知見の共有

自分ルール

- 絶対に公開まで行き着くこと
- まずは下調べをちゃんとすること
- 拙さで恥ずかしくなってもどんどん言語化していくこと

最大の敵は自分の自意識だろうので、周りに言いふらしてフェードアウトしないようつとめる。

ドイツは地方差、大学差がマジですごいのでわたしが知っていることだけを事実として出版してしまうのはどうかとの懸念もあるのだが、出ない神本より出るクソ本、何でもは知らないわよ知ってることだけ精神で取り組みたい。書いている途中で混乱しないようにしなければ。

今後やること

まずは少しずつ書き進めながら、資料を読み込んでいくことにする。そこから得たものを次のノートでまとめられたらと思う。

ひとまずの課題図書:

技術同人誌を書こう! アウトプットのススメ
https://www.amazon.co.jp/dp/B07BY9YWCN/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_.4p3Db2RS35Y3

はじめての技術書ライティング―IT系技術書を書く前に読む本 https://www.amazon.co.jp/dp/B07BSC1T5T/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_L4p3DbE34B488

技術同人誌を書くための文章技術
https://mofu-mofu.booth.pm/items/1275494

やることメモ
- テーマを定める
- スケジュール立てる
- 文章の書き方を学ぶ
- 環境構築
- 目次作り
- 販売する場合の法的ルールを調べる

追記:
トラベラーズノートがフォトギャラリーに!!!!ありがたく使わせていただきました……😭🙏

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