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【万能?】レオンクローの隠された爪に迫る!

脳ある🦁も爪を隠…せてませんね。

剥き出しじゃねーか!!
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こんにちは! ブレーダー ジークです。

今回はレオンクロー5-60Pについてのパーツ解説記事となります。

ヴァイパーテイルと同時期に出たからか、ちょっと埋もれがちになっていますが…

実は結構やれます。🦁フンスッ!
○ン「ちゃんと回したんかオメーラ!!俺様だってやれんだぞ!!」ってコ○の声で脳内再生された方は、立派なBLEACHオタクです。


それはさておき、


名前やブレードにはモロにクロー(爪)が入ってますが、脳ある🦁の隠された"爪"をご紹介します。





▼特徴


★綺麗な五角形★

「なんでライオンの爪(というか腕)が5つあるのか」は疑問が残るところですが、レオンクローはこの5箇所の爪が攻撃刃となります。この5つの爪は少し山のように出っ張っていて、下から突き上げるような攻撃を得意としています🦁
また、横からの攻撃に対してはバランスのいいメタル配置によって受け切る防御刃としての側面もあります🦁

この攻撃刃と防御刃を合わせた「バランスタイプ」として登場したわけです🦁

また、新登場したパーツはブレードだけではありません🦁
レオンクローの形状と相性のいい5-60、そして撃ち方や撃つ場所によって軌道や性能が変化するP(ポイント)ドライバーと合わせることで、攻守バランスの取れた改造となっています🦁



▼性能

さて、ここからはパーツごとの解説です。
レオンクローにとってはちょっと耳の痛いことを突っ込んでいきます。

🦁「えっ」

・レオンクロー

アタックタイプというより、爪をフル活用するのであれば、ベイそのものの身長を低くする必要があります。



それ以前に


そもそも軽すぎる!!!!!!!!(31~32g程度)


確かにバランスがいいのは分かるんですが、アタックタイプだとしても、ディフェンスタイプだとしても31g台は軽すぎる😭😭😭😭😭😭😭

せめて34gはあれェ!!!

…取り乱しました。

じゃあなぜ"「軽すぎる」ことが弊害になるのか"というお話を、多少理論を度外視して小学生でも"何となくイメージできるレベル"でお伝えします。

(最近、記事を読んでくださっている親御様から「記事を見て、子供が科学に興味を持ち始めたんですよ〜」ってお声も頂きましたもので。そういう意味で全年齢対象の記事にしているつもりです!)


正直、ベイブレードに物理学の概念を持ち込み"すぎる"のは無粋だと思ってますが、どう頑張っても関連付けなければならない部分があるので…ご了承ください。
興味がある方は、勉強してみてください。
興味が無い方は、すっ飛ばしていただいてもほぼ影響ありません。

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さて、予防線を張ったところで…


今回のピックアップポイントは「重量」です。

比較対象は、アタックタイプのドランソード、同じバランスタイプのヘルズサイズとします。

まずは重量差。

・ドランソード:34.8g
(※赤ドランソードは入ってません)

・ヘルズサイズ:32.9g

・レオンクロー:31.4g
※いずれも私が持っている重量データの平均値です。


この時点でレオンクローが1番軽いという事実。
…は置いといて(m´・ω・`)m


今回は分かりやすく比較するため、便宜上メタル配置を下の図のように刃数(※攻撃/接触は1回につき1つの刃でしか出来ないと仮定したため。つまり打点。)で等分して考えます。

3、4、5分割!!

上記のように仮定した時、打点1つあたりの重量は
・ドランソード:11.6g
・ヘルズサイズ:8.23g
・レオンクロー:6.28g

となります。レオンクローはドランソードの半分位の値に…。

さて。

相手をぶっ飛ばす時、運動エネルギーが大きい方がいいということは何となくわかると思います。
そして、相手をぶっ飛ばす要素の1つが「打点(刃)」ですね。
※形状とか高さとか、他にも色々要素はありますがキリがないのでここでは割愛します。

事実として、運動エネルギーは質量に比例し速さの2乗に比例します。
速さが同じだとしても、1枚の刃に乗る質量がほぼレオンクローの倍あるドランソードの一撃の方が「攻撃」としては強いことが"イメージ出来る"と思います。
レオンクローは刃を分けすぎた結果、正直"攻撃としては並"になってしまっています。

更に、ウィザードアローの記事で「慣性モーメント」についても触れましたが、慣性モーメントは剛体(ここではベイ)の持つ質量に比例します。
つまり単純な話、

重い剛体(コマ)ほど慣性モーメントが大きくなる
→コマとして回しにくく、かつ止まりにくくなる。

というわけです。
レオンクローは軽い分「回しやすく、止まりやすい」ということです。
あ、"回しやすい=コントロールしやすい"という解釈です。マイナスではありませんよ!

ちなみに…
ヘルズサイズと比較する際はこの「重量」に加えて「形状」も考慮しなければなりません。(割愛とは)

そもそも
ヘルズサイズは「スタミナ」+「ディフェンス」寄りのバランスタイプ。
レオンクローは「アタック」+「ディフェンス」寄りのバランスタイプ。

と区別されているため、同じバランスタイプとはいえその形状も性能も大きく異なります。

█重量:ヘルズサイズの方が重い。

█ヘルズサイズは所々間隙が存在している=慣性モーメントが大きくなりやすい構造。

█ヘルズサイズの厚みのある側面+スマッシュ形状のため、カウンター含めて全対応しやすいと言える。

この事から、同じバランスタイプとして見た場合でも、ヘルズサイズの方が分があるかなと感じます。


………さて、研究しなきゃ。。。


・5-60

→アタックタイプにとって革命的なパーツです。
他のラチェットと比較して0.1~2g程重く出来ていますが、その分下側が擦りやすくなっています。

なぜアタックタイプが強化出来るか、というお話ですが、簡単に例えると

人とぶつかるか、車とぶつかるか、どちらがダメージ大きいですか?

というお話です。
(いや、ぶつかりたくないですが………)

当然、車の方がひとたまりもないダメージを負います。
流石に極端すぎる例ですが、同じような考え方で5-60を付ければ攻撃力の底上げが期待できます。
攻撃軸を履かせればラチェットバーストも起こりにくいため、それこそPと組み合わせたり、最近トレンドのLFと合わせることで、よりその強さが体感出来ると思います。

た・だ・し!

すぐに擦るのでスタミナはありません!!

なので、過信しないように…。
吹っ飛ばせなかったら確実に負けます😭


・P(ポイント)


いやーこいつめっちゃおもろいんですよ!!

ギュン!!

って加速したかと思ったら

スンッ( ˙꒳​˙ )

って止まるんですよ!!!

あ、語彙力皆無ですみません。
でもご理解頂けるかなと笑

Pに関しては回してる側でも予測しにくい変幻自在の動きをします。
それでも、シュートの仕方やシュート位置を変えれば初動のコントロールそのものは可能です。

つまり、ブレーダーの技量がモロに出る軸かな、と思っています。

で、最大の特徴ですが、、、

「スタミナ確保ができるのにバーストしにくい」

という点です。
なんと、LFやF、Tと同じくラチェット部分にも干渉するタイプの軸なので、当てられてもラチェットバーストが起こりにくいのです。

上半分の円筒がラチェットと干渉してバーストしにくくなっています。


これだけでもアタックタイプのみならず、スタミナ系のベイにも採用の価値アリなビットとなっております。

ヘルズサイズとか、ね。


▼改造例

①レオンクロー5-60B
例に漏れず「とりあえずB使っとけ!」の改造です。
当然と言えば当然ですが、並のアタックタイプなら受け流すことは可能ですし、ナイトシールドFにも強く出ることは可能です。

②レオンクロー3-60LF
→アタックタイプに寄せるなら、現状はLF一択と思っています。
更に、敢えてラチェットを3-60にすることで多少重心バランスをズラした"ブレ"の要素を付与し、お気持ち程度のアッパー能力底上げを狙っています。
また、「軽さ」を活かしてリバース発生にも期待できます。ここら辺はドランザーSと考え方が似ています。

③レオンクロー5-60R
前回に懲りず、新パーツを使った改造です。
R(ラッシュ)は小回りが効く連撃用のアタックタイプ軸なのですが、レオンクローの爪で連撃を加えるにはぴったりなんじゃないかと予想してます。
早く11月が来い!!←


▼終わりに

レオンクロー、いかがだったでしょうか?
正直出すかどうか迷いましたが、パーツごとの単体性能は無視できないため、公開に踏み切りました🦁

性能としては少しピーキー、言い換えれば有利不利がハッキリしているベイブレードですが、対策を怠ると痛い目を見ること間違いなしのベイです。
そこは他のベイブレードと何ら変わりありません。

11月に発売される新パーツのことも考えると、色んな可能性を秘めていますからね!
(改造例の所にコソッと書きましたが)


【謝辞】

こちらの記事、初めて有料部分を加えさせて頂いたのですが、閲覧数がへび登りうなぎ登りでございまして、感謝しかありません🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️

また、収益に関しては研究のため(※ベイブレードです)に使わせて頂きます…!!
ちなみに設定ミスったので11月には間に合いませんでした…()

【その他】

「ベイは遊びじゃない」


って言葉、あるじゃないですか。
僕にとっては正直スポーツでもなくて、もはや研究・分析の対象なのかもしれません………笑

スポーツも「科学の力」を使うものなので、あながち間違いでは無いかもしれませんが。

自分はプレイヤーでもあり、研究者でもあり…
そんな独自の、誰にも真似出来ないポジションで皆さんにとって有益な情報を提供出来たらなぁと思っています。

なーんてね!

【次回予告!!】

お待たせしました!!ティア表です!!
皆さんの心の声「もう11月になるが??????」

ごめんなさい!!!
大混戦すぎてクオリティの維持のために時間使いすぎました!!!!!!!

もう少しで出せるので何卒ご容赦ください!!

というわけで、急いで推敲してきます・*・:≡( ε:)
それではまた!!!👋

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