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質問箱回答「年賀状でどんなことを考えながら新しい絵柄を考えているか」

こんにちは、シフカです。
みなさん、たくさんの質問ありがとうございます!!


今回も、いただいた質問に回答していきたいと思います。
本日の質問はこちら!

記事楽しく読ませてもらっています!特に年賀状の歴史の話が、業界の裏話で興味深かったです。
年賀状って、どんどん衰退してるとネガティブなことをよく聞きますが…
そんななかで、デザイナーさんやイラストレーターさんは、どんなことを考えて新しい絵柄を作ったりしてるのか、知りたいです!

ありがとうございます!!!年賀状の歴史はまとめるのも大変だったので、楽しく読んでもらい嬉しい限りです!

本題は、デザイナーやイラストレーターが何を考えながら新しい絵柄を作っているかという質問ですね。どんどん衰退してるとネガティブなイメージもある年賀状。実際どうなのかマネージャーも含めて、デザイナーやイラストレーターに聞いてみました。


自分が受け取ったら嬉しいか

自分が受け取ったら嬉しいと思うかという気持ちを大切にしながら制作をしています。ただ、それだけでは独りよがりなものになってしまうので、客観的な視線で見てみて、古臭くないか、主張しすぎていないか、真面目すぎないかなど、どう受け取られるかを意識的に考えています。

それと流行の変化するスピードがここ数年で速くなっている傾向があるので、色々な商品の良いところを参考にしたり、色々な人との意見交換など、柔軟に情報を取り入れるよう心がけています。


直感を大切にしながらリサーチを欠かさない

直感的に良い!と思ったデザインや流行のデザインなど、見つけたものは、とりあえずPinterestに保存するようにしています。定期的にPinterestに溜めたストックを見つつ、年賀デザインに落とし込んだら良さそう!このタッチは自分の絵柄に合うのでモノにしたい!など考えながら制作をしています。

あとは、後々の作業を見越して、手薄になっているカットを翌年以降のために描いておこうなど考えています。(この辺は、長年大量の年賀を作ってきたが故の生き延びる知恵的なものです笑)


衰退しているような話もありますが

年賀状の発行枚数が年々減っているという報道は何年も前から目にしています。送らないという声が身近な会社や個人から伝わって来るのも事実です。

しかし別の見方をすると、年賀状は本当に送りたいと思っている人たちの物になっているとも考えられます。今、年賀状を送る人たちは、気持ちを込めて年賀状を選んだり書いたりしている人が多く、全体の発行枚数は減ってもその分濃度が濃くなったようにすら思えます。

そう考えると発行枚数が減っているからと言ってモチベーションが落ちる事はありません。逆に「使いたいと思ってもらえる年賀状って何だろう?」といつも真剣に考え、使ってもらえる年賀状を描きたい!作りたい!と気持ちは盛り上がっていきます。

これからも私達の創り出す年賀状デザインに注目して頂きたいと思います。



簡単にではありますが、年賀状に関わるクリエーターたちが何を考えながら年賀状を作っているかをまとめてみました。年賀状が置かれている状況というよりは、純粋に今より良いものをどうやって作ろうかと考えている姿勢が印象的でした。

今回の回答が、あなたの何かの助けになれていたら幸いです。

引き続きシフカでは質問を募集しています。聞いてみたいことがあれば気軽に質問してみてください。あなたからの質問お待ちしています。


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