スタッフの気になること ・ 3月 第3週
こんにちは。シフカです。
今週も1週間おつかれさまです。年度末をバタバタ働く者たちよ。共にがんばろー!(潰れない程度に適度に頑張ろうね)
「スタッフの気になること」は、シフカのスタッフが見ている"今"をゆるっとお伝えするコーナーです。
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90% of designers are unhirable?
Matej Latin氏は、自身がレビューした1000以上のデザインポートフォリオのうち90%を「線形デザインプロセス」のために却下したと述べています。彼によると、多くのポートフォリオが同じパターンで進行し、全てが完璧に進んだかのように描かれているが、これは信憑性を欠くと指摘しています。Latin氏は、デザインプロセスは実際には非線形であり、複雑で試行錯誤が多いものだと主張し、デザイナーに対し、リアルなデザインプロセスをポートフォリオに反映させ、コミュニケーションやリーダーシップスキルを磨くことを勧めています。
Grokをオープンソース化
イーロン・マスク氏が率いる米xAIは、生成AI「Grok」を今週オープンソース化すると発表しました。マスク氏はOpenAIを「うそつき」と批判し、GPT-4がオープンソース化されていないことを契約違反と主張しています。Grokは質問にウィットに富んだ回答をするよう設計され、X上の公開データでトレーニングされています。また、日本語にも対応する予定です。
300万ドルのボタン
ジャレッド・M・スプール氏による「300万ドルのボタン」は、あるeコマースサイトがユーザーエクスペリエンスを改善し、年間収益を3億ドル増加させた事例を紹介しています。問題は、購入プロセス中に表示されるログインまたは登録を要求するフォームでした。このフォームは特に初回購入者からの不満を引き起こし、販売機会の損失につながっていました。解決策として、「登録」ボタンを「続行」ボタンに置き換えることで、顧客の購入数が45%増加しました。この事例は、ユーザー行動の理解と設計プロセスの改善がビジネス成果に大きな影響を与えることを示しています。
アンリアルエンジン、映像用途で有料化へ
Epic GamesはUnreal Engine 5.4のリリースに合わせて、ゲーム開発以外の業界向けに新たにサブスクリプションを設ける事を発表しました。ゲームやUEコード依存のアプリを制作せず年間収益が100万ドルを超えた場合は、1シートあたり年間1,850ドルのサブスク加入が必要になる予定です。なお、ゲーム開発者向けライセンスに変更はありません。
Objectified
ゲイリー・ハストウィット氏のドキュメンタリー「Objectified」は、製造された物とそれをデザインする人々との関係を探る作品です。私たちが日常で使う物から、私たち自身や理想の自分について何を学べるのかを問います。パオラ・アントネッリ氏やジョナサン・アイブ氏など、著名なデザイナーが登場し、デザインがいかに私たちの生活やアイデンティティに影響を与えるかを語ります。この映画は、3月14日から17日まで無料で視聴可能です。
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以上、今週の「スタッフの気になること」でした。今後もこんな感じでシフカのスタッフが見ている"今"をお伝えしたいと思います。
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それでは、また次回お会いしましょう。
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