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VR eスポーツのEchoVRの個人練習方法 (初心者入門者向け)

Oculusで遊べる無重力空間でやる4v4の水球/バスケのようなVR eスポーツのEchoVRですが、最近Oculus Quest2を買ったのでやり始めた人も多いのではないかと思います。

EchoVR JapanのDiscord(皆さん参加しよう!)の方々に初心者入門者向けの個人練習方法を教えてもらったことがあったので、その時のことをnoteの記事にしておきたいと思います。自分も超下手でまだまだ練習中なのですが、この時教えてもらったことがとても参考になりました。

もちろん、人とキャッチボールしたり、ゴーリー練習したり、リグラブ練習や試合をしながら教えてもらうことがベストだとは思うんですが、なかなかそういう時間が取れない人向けの個人向け練習方法の情報となります。では以下をご覧ください。

練習のための基礎知識

・チュートリアルは重要なので何度やっても良い。
・まずはディスクのことは忘れて島(アイランド)の山登り練習をするのがオススメ。島から島へ手を使って移動できるようなるのが重要。なぜならスラスターは初速が遅いため。
・まっすぐに掴んで移動する方法に関してはプライベートアリーナに入り左右のトンネルの透明のブロック(ホロ)が並んでいるところ(ミッドウイングトンネル)を使っての練習がオススメ。
・中指を閉じたグーのままオブジェクトやディスクに触ると掴める、ディスクは球のエリアに拳が入ると引っ付く挙動をする。
・移動するときはグーから中指を一気に開いてデコピンするようにパーにすると進める (スラップという)。
・島から島へ移動するときにはリリースタイミング、掴んだ手のポイントの速度の状況が適用されるので手の移動状態をちゃんと意識する。
・スラスターは手首の方向で決まる、ブースト(背中スラスター)は見ている方向に対して決まる。
・敵も味方もつかむことができ、5m/sで移動している人を+4m/sで追加加速し合うことができる、このことをリグラブという。二人でリグラブし合うと無限に加速できる。(リグラブ動画リグラブ練習方法の日本語動画)
・手での移動は4m/sが限界、ブースターで5m/sになったら勢いを殺さないようにする。追いつかないときは味方か敵をつかんで加速。
・ディスクを取りに行くときは、バンクする(ぶつかる)面の傾きをよく観察してどこにディスクが反射するか予測してディスクを取りに行く。
・移動時、持っているディスクの位置はつかんでいる限りついてくるので気にしない、それよりも手首のスラスターの方向を意識する。
・ディスクを取るときは片方の手で島やホロをつかんで、スラスターよりも素早く加速するスラップで調整してものを取りに行く。
・ディスクを持っているときはブースターは使えない、またディスクを投げたあとも少しの間使えない。
・ディスクを投げる練習は、アスタリスク状に柱が重なっているアリーナ中央すぐ左右の壁に投げて反射を取って投げる練習をする、これでまっすぐ投げる練習と取る練習ができる (投げ方動画)
・敵をつかんで頭を殴れる。まずは足をつかんで登っていって頭を殴るとよい。(殴り方動画)
・殴ってスタンさせたときのスタン時間は2秒程度。殴っている時間がもったいない時もある。
・ガードは起動まで少し時間がかかるので先読みして起動する。そのため殴る時は死角から不意を突いて殴れば成功する。
・ガード時間は4秒程度、その後はガードちょっとの間できなくなる。
・敵の足の先をつかむと殴られ返されずらく、相手についていくことができる。
・敵に掴まれるとドンという音が鳴る。
・頭にはディスクの当たり判定もある、オブジェクトの当たり判定もあるが、他の手足胴には当たり判定がはない。
・敵味方の手以外は全部つかめる。
・左手でオブジェクトをつかんで自身を加速しながら右手で投げるとすごい勢いで投げれる(アンカーショットと言う)。
・ゴールの左右斜め45度の位置がまっすぐ遮蔽物がないので、3ポイントシュートを決めたいときは、ディスクを持ってその場所からまっすぐゴールへ移動して、3ポイントバブルの直前で手を放すだけで3ポイントを決めることができる。
・カタパルトはリングをつかんで起動し、真ん中エリアがスイッチになっている。(カタパルト動画)
・最初に2番出口のカタパルトから出るのはディスクまで遮蔽がないため。
・カタパルトで仲間をつかみながらリグラブで加速する方法をチェーンローンチという。
・ディスクを取ってスティールされそうならすぐにクリアする(敵が誰もいないエリアに投げる)
・スカイ/トレンチと呼ばれる上下の曲面壁はディスクを滑らせることができる。
・ゴールの裏側の矢印の書いてある壁(バックボードという)はピラミッドの面に対して上下左右からまっすぐ反射させればバウンスでゴールできるように設計されている。

個人練習方法

1. ホロ(透明ブロック)を利用する掴んで移動練習
・左右交互にやって、ミッドウイングトンネルを往復する
・中腰姿勢で膝を柔らかくしてやる
・先にグーにしてタッチして掴む
・手首のねじれは気にしない
・まっすぐ引き寄せて放すイメージ
・慣れてきたら早くやる
・中指をピーンとはじいて開くイメージでスラップする
・スラップがうまくいかないときはEchoVRが重い可能性もあるので、PC版なら左メニューを長押ししてするSettingsの描画設定をLowにする

2. 島移動の練習
・狙った島から島へ移動して巡回していく
・右回りと左回りのバランスよく
・手でスラップしたあと、ブースト&スラスターを使う (そうするとスラップで一瞬で4m/s、その後ブースターで5m/sに加速待ち時間なしで至る)
・ブースターを加速、スラスターを向き調整のためのハンドルとして使う
・頭のオブジェクトへの干渉に気を付ける

3. アスタリスク平面での壁投げの練習 (投げ方練習)
・プライベートアリーナじゃなく練習場にもある
・壁に投げた後、スラスターで取りに行く
・基本的にはオーバースローと言う上から投げるのが安定する
・できるだけまっすぐ投げて反射がまっすぐになるようにする
・利き手じゃない方が苦手なら利き手じゃない方も

4. 左手でオブジェクト(島や壁)をつかんで加速して投げる練習
・アンカーショットと言って高速に精度高くなげることができる

5. スラップを使ってディスクを弾く練習
・バレーボールのダイレクトアタックのようなことができる

6. ミニアリーナでシュート&ディスクキャッチの練習 (ミニアリーナ練習)
意図したところへのシュート
・シュート後のブースター解放までのタイミングをつかむ
・バンクする方向を予想しシュートしたディスクを掴んで方向転換する
・意図したところへシュートする、の繰り返し
・片手でディスクを持って島や壁などのオブジェクトをスラッピングして移動することをドリブルと言い、ドリブルの練習をするのも良い

おすすめ設定

・Oculus Quest2の左コントローラーの三本線ボタンを長押ししてSettingsから設定。左右の三角形のボタンでページ移動。
・Smooth Rotation(Not Recomeded)はEnableにしておき、Smooth Rotation Speedは10.0にするのがオススメ。とは言え酔いやすいので酔うならDisableにする。
・Input Grubbing Dead Zoneはグラブ時の反応するまでの遊びだが、1.5%と小さくしてグラブ感度を高める人が多い。
・Input Release Distanceは入力を受け付けない遊びの範囲で、0.5%にして感度を高める人が多い。
・Yawの回転(ラリアットの回転)以外は、酔いに強い上級者向け。ただしイスに座ってプレイする人はアンダースローができないたRollの回転(時計の針の回転)もEnableにして左スティックで回転する人が多い。

おまけ知識

・ゴーリーと呼ばれるゴールの前で守るメンバーは1人で大丈夫。
・Echo Arenaマップについてはechovr.jpのマップを見て覚える
Echo Arena Master Guide は、ここに書いてあることの実践が良く理解できるYouTubeの動画。英語だけれども字幕の自動翻訳でも十分理解できる。
・配信や収録するならPC版EchoVRがオススメ。Virtual Desktop+Oculus Quest2+ゲーミングPCのOBSを利用してFullHDの高画質な配信が可能。またVirtual Desktopを使ったEchoVRの起動は、Virtual Desktop内のメニューのGAMESからしか起動できないので要注意。なお、Virtual Desktopだと30msecの遅延が乗るので本当に勝ちたいなら遅延のないOculus Linkで低画質が無難。(参考配信クリップ)
・ほっぺの所をタップするとフェイスシールドにエモートが出せる。

なお続いてチームプレイに関するTipsをまとめた記事も書いたのでそちらもよければご覧ください。

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