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■Ninth Peelラジオ出演まとめ

XIIXのラジオも気が向けば文字起こししていく予定なのでその前にまとめておこーと思いました(いろんな端末でバラバラにメモしていた)

忠実にメモできていないので、ここから引用してあれこれ語るのは良識の範囲でお願いします。話者のニュアンスと変わってしまっているところもあると思うので。ちょっとしたお裾分けです。
大見出し→番組、小見出し→ハイライト(基本アルバム内容以外)です。適当に面白がってください。

敬称略はごめんなさい。よろしくお願いします。


4/13 k-mix good tie 静岡

気づいたら外ですから

9枚目だね、9枚も出した。今作もいいですよ。
斎藤「まだ聴いてない方にどんなアルバムか聞いてもいいですか?
田淵「カオスとその前のカレイドが入っている。音数が詰まりまくっていて十八番みたいな豪速球どーんみたいな。アルバムにはそうでもないのも意図的に入れている。これがUNISON SQUARE GARDENっていうのがあまりないから、僕らといえばこれ、というのを11通り入れたみたいな、いい曲を11曲入れたらこんなアルバムになりました」
田淵「ロックバンドのライブっていいですよ、どーんってきて終わり」
斎藤「3人きりでねどーーーんってやっているはずなんだけどなんか曲芸みたいな瞬間もあったりして、それしながらあれしながらそれすんの?みたいな」
田淵「どーーーんってやって、気づいたら外ですから。あれ?ってなるからね。本当見にきて欲しい」

4/13 Mラジ Music Treasures

情報漏洩!

斎藤「2回目です。前回だいぶ曲をたくさん流してもらったよね」
田淵「一晩楽しめるやつね」
斎藤「カオスが極まるリリースの時に。お互いギター、ベースがかっこいいと思う曲とか、大学時代によく行っていたラーメン屋ほずみとか」
田淵「あらあら、情報漏洩!」
恋する惑星
前作か2年半開いたけど、初めてこんなにあいたね。ほぼほぼ1年に1枚出してきたからね。その間もずっとライブをやっていたからさ。
ライブツアーをしていれば1年すぐに経つ。普通にライブやってたら2年半経ってたなぁという感じ


4/14 Friday Cruisin Map 15時台

我々のライブの結末は知らないほうが楽しめる

おやつは食べられますか普段は
斎藤「僕結構起きる時間がめちゃくちゃなので下手したらこの時間朝ごはん。今日もギリギリまで寝たいのでまだ何も食べてない」
田淵「朝は食べました。甘いものは好きなんですけど普段あまり砂糖を摂らないようにしている。砂糖はパフォーマンスを阻害するので。でも朝はプリンを食べました。現場にあるとうわぁシュークリーム僕大好きって食べちゃう。シュークリーム好き」

今までより少しシンプルになった印象がある。
田淵「曲順どおりに聴くのは大事。心を込めて作っているのですから。アルバム曲がいいのはロックバンドに大事。ユニゾンの強いところは総合力だと思っているので、全部を持ってUNISON SQUARE GARDENだという気持ちで19年やってきたので、何を持ってきてもセットリストで勝てる。シンプルに作った。悪い意味ではなく力を入れすぎない作り方を意図的にしてきた。これくらい力を入れないでどれくらい褒められるのだろうと思って作った」
斎藤「シンプルまさにそうで。ジングルの最後に恋する惑星を流してもらったが、音が生っぽく、人が伝わるようにバンドが少しずつなってきているのかなと思う」

恋する惑星
田淵「結果素敵な曲になったみたいな感じで、シンプルにそのまま出てきたものを。スタッフに評判が良かったから2曲目になった。ロマンはあまりつけず、そのまま持ってきた」
斎藤「曲を作る中で現場のテンションが上がっていってあの楽器も入れようとなっていった」
田淵「曲順に聴いてほしい」
もう日曜日からツアーが始まる。もう準備ができている状態。
田淵「先立って準備していました。準備には時間がかかる」
斎藤「1ヶ月くらい準備したよね」
田淵「ツアーが始まるんですねって言われた時に、僕すぐに違うところに思考がいっちゃうんで、今回のセットリストをフワッと思い浮かべたら泣きそうになっちゃった。いいセットリストですよっていう」
斎藤「うねるようなセットリスト。普通にやっているだけなんですけど観た人を道連れにできるようなそういうライブになりそうな気がしています」
田淵「曲順で聴いた方がいいですよ。事前にネットで検索しない方がいい」
田淵「どれだけ予習したって19年もやってるもんだかrどうせ知らない曲が出てくるんだから予習しても無駄な気がする」
田淵「これまでのアルバムも普段の生活で聴いておいてもらって。あまりこの曲やるぜって知らないほうがいいと思うんだよね。予想を裏切るこの瞬間が超気持ちいいみたいなそういうものの連続なので。何も知らないで聴いたほうが泣けるのでは。そういう音楽体験をみんなしたほうがいい。知ってる曲確認大会じゃないんだから。それを思い知れるいいライブだと思う」
田淵「知ってたほうが楽しめるのもあると思う。人が死ぬ物語観たくないから映画のネタバレ見る人もいるらしいが、我々のライブの結末は知らないほうが楽しめると思う」

斎藤「感想聞かせてほしい。何年がかりで作ったアルバムなので、作った実感が欲しい」
フレーズボトル・バイバイ
微調整して整えていない、初期衝動的な音像。原点回帰じゃないですけど。11曲目〜1曲目で鳥肌が立った
田淵「リピートして聴く、センスがあるねえ。一回聴いて終わりじゃないのは重要」
田淵「シンプルな印象付ける僕なりの工夫。斎藤くんが弾いているコードバッキングをどれだけ大きくすれば音が成立するか。ライブでやっていることを大きく表現できるかというのが、これまでのアルバムと毛色が違って聴こえるかな」
最後に
斎藤「普通に作ったアルバムとはいえ、普通に誠心誠意作ったものなので、それがちゃんと届いたと実感できるツアーにしたい。とっても楽しみにしています」
田淵「アルバムを聴く、ライブに行くみたいな僕たちが当たり前にやってきたことに対して、やる意味ある?と微妙に思われる時代ですが。こういうの良くない?というのを発信するのが我々の仕事なので、コメントをもらって気が合うなという人がいると、またライブに来てねと声高に言いたい気持ちになった」

4/15 weekend smile

猫カフェ

斎藤「最近笑顔になったエピソードを一つ教えてくださいとのことですが、なんかありますか」
田淵「猫カフェですかねぇ〜」
斎藤「猫は可愛いもんな。なんで行ったの、猫カフェ」
田淵「wi-fi飛んでるから、テレワークにいいんですよね。気づかなかったでしょ。喫茶店に行ってコーヒー飲んで仕事するみたいなのはあるんだけど、猫カフェにいくと僕が払ったお金が猫ちゃんのおやつになるんですよねぇ。コーヒーにお金払ってお店が潤えばいいという話ではあるんだけど、ここで払ったお金が猫ちゃんのおやつになるんだと思えば、お金を出す時の清々しさあるよね」
斎藤「そうだね、猫は文句なしに可愛いからね」

アルバム、ツアーについて
斎藤「前もってリリースされたシングル曲が2曲、MVが出ていた曲が1曲。だいぶ強い曲が前もってリリースされまして、そこを軸に11曲作っていった。バランス感覚が面白い」
田淵「結果振れ幅がすごいみたいな、こんな曲もあってこんな曲もあるんだみたいな。統一性や同じテーマを感じづらいのが面白いポイントかな。UNISON SQUARE GARDENはそういうバンド。自分達が持ち寄った技術をオリャオリャと詰め込んだらよくわからないロックミュージックができる。このアルバムは結局UNISON SQUARE GARDENがどんなバンドかを表しているのかもしれない。」
斎藤「新曲はライブでやってこそ。ぜひ来て下さい。」

4/18 radio groove

不良/トランポリン

斎藤「我々は高校大学と同じお友達から始まったバンドということなんですけど」
田淵「仲良し」
斎藤「学生時代の話でもしましょうか。なんの話しよっか」
田淵「斎藤くんがビーボーイの格好をしていたこととか。裏原系だったのかな?」
斎藤「原宿好きだったね」
田淵「ニット帽かぶってたもんな」
斎藤「腰パンと呼ばれる、20年前の話なんだけどちょっとズボンを下ろして履くのが普通になってて、裾がボロボロだった」
田淵「うん、ちょっと不良っぽかったな」
斎藤「高校時代は特に学生服を崩して着てギターとエフェクターをぐるぐる引っ張るやつを常に歩いて電車にも乗っていたから、よっこいしょすることが多すぎて、腰をやっていた。高校からの蓄積だと思うな。二十歳にしてぎっくり腰になるという」
田淵「腰パンするからじゃない?」
斎藤「田淵はどんな学生だった?」
田淵「真面目なほうだったんじゃないですかね」
斎藤「勉強してたし宿題も絶対に早めに終わらせてっていうタイプだったよね」
田淵「大学はほぼ単位は取ってたね。唯一落としたのはトランポリン」
斎藤「トランポリンw 落としてたね」
田淵「トランポリンはもうね辛くて。4人組のグループが辛くて。コミュニケーション上の難があって、悔しいけど唯一落としたのがトランポリンです」
斎藤「一年生の時にことごとく単位を落として。当時既にUNISON SQUARE GARDENを組んでいたから、田淵に寝てもいいから学校に行けと言われて、本当に授業に行って寝てたけどおかげさまで4年で卒業できた」
恋する惑星
斎藤「早速リリースになりましたが、アルバムについての話でもしましょうか」
田淵「今聞いてもらった恋する惑星はバンド以外の音も豪華に入っていてポップなポップな曲になっているけど、曲によってはギターも2本だけしかないバンドの音だけでやるのも意図的に入れていて、よくいえば振り幅がある、悪くいえばごちゃごちゃしていてよくわかんないアルバムになった。そういうのが作りたい時期だったので、ごった煮のアルバムになった」
斎藤「聞き込むと、ギターが何本鳴ってるとか印象が変わりそう。音の遊び方みたいなものも楽しめるんじゃ無いかと」
斎藤「学生向けにメッセージ」
田淵「授業は行ったほうがいい」
斎藤「行っといた方がいいってことね、学生のうちにあれやったほうがいいこれやったほうがいいって話を良く聞くけど実際そうなのかな」
田淵「逆のことを言うけど、学校にろくに行かず映画をずっと見ていた人の映画の知識みたいなものが羨ましい。十代に経験したものが大きいから本当に羨ましいから。結局何に打ち込んだか
斎藤「好きかどうかって差が出るよね。同じことをしても」
田淵「絶対に授業に行けっては言わない。学校だけじゃなくて好きなものは超やる。その中で自分がなんでか続けられるもの、なんでか人生の支えになるものは十代のうちは時間があるから見つけやすい」
斎藤「振り返ると初めて行ったライブハウスのライブとか初めて買ったCDとかって超えないよね。あの感動は。たくさん見つけていって欲しいな」
カオスが極まる

4/18 smile summit

好きな空港

旅先での食にまつわる思い出
斎藤「ツアーとかだといろんな地方に行って、僕が好きなのは金沢のお寿司。札幌も色々あります。スープカレーとか」
田淵「日本はどこ行ってもうまいからな。海外に行っての、え、こんなものあるの、みたいな衝撃体験って日本国内だとしなくない?なんでもうまいのって素晴らしい国だなと思う」
斎藤「ツアーの食でいうと、助かると空港のご飯が美味しい。ライブ前日ホテルステイの時にさ、ちょっと遠出してご飯みたいなのができない性格だから。ライブのことが気になっちゃって。ホテルでごろごろしたいって。空港のご飯が美味しいと助かる」
田淵「好きな空港ありますか」
斎藤「新千歳か去年行った沖縄の空港のお蕎麦屋さん。ソーキそばも美味しかった」
田淵「新千歳空港は人がたくさんいるのもあるし、市街地からちょっと遠いのもあって空港でゆっくりするほど時間があるわけでは無いけど人がめちゃくちゃいっぱいいるから食ってる場合じゃない、でも回転すしやとか行きたいのだけど、ここに並んだところで寿司には巡り会えないような気もするって時に並ぶのが正解なのか、売店で駅弁みたいなの買うか悩む」
斎藤「新千歳空港なら立ち食い寿司のクオリティが高い」
田淵「立ち食いでも混んでるんだよ。ここに並んだところで寿司には出会えないような気がするみたいなの無いですか」
斎藤「個人的にはいつも行く決まった店があるけど、入れるから内緒」

4/18 FMK RADIO BUSTERS FMKエフエム熊本

ライブ来て欲しいです(小声)

斎藤「本当はスタジオにお邪魔したかったのですが、留守番電話で失礼します。19年目ですか、スリーピースロックバンドをやってるんですけど、とってもいいアルバムができたのでこうして留守番電話に」
田淵「いいアルバムです(小声)」
斎藤「いいアルバムですと吹き込んでいます」
斎藤「スリーピースロックバンドの本当にスクスク自由に育った、その先みたいな」
田淵「健康的に19年育つとこんなアルバムができますという、守りにも入っていないし、とにかくでっかい音でロックバンドやるとサイコー!っていうキラキラ感もいっぱい出ているアルバムです」
斎藤「是非聴いてください」
田淵「来て欲しい。ライブは来て欲しい」
斎藤「ライブ来てほしい、でぇす」
田淵「ライブ来て欲しいです、吹き込んでます(小声)」
斎藤「吹き込んでまァス。最後にこの曲を聴いてください。恋する惑星」

4/19 まるごと!エンタメ~ション STVラジオ

お花見

斎藤「新年度になりましたが。この春の計画、早めにやっておかなきゃなということがあれば」
田淵「今年は桜が早かったよね。花見をしようぜというムーブが起きがちですが、早く咲いたらできないのでは?みんなどうしてんの?」
斎藤「東京と北海道では大分時期が違う気がするけど。東京では春休みに咲き始めて入学式の頃に満開」
田淵「早く咲いたからといって早めにできるものでもなくない?咲くとなったら誘い誘われというのが発生するのかしら」
斎藤「俺こないだ行ったよ花見。食事行ったついでにちょっと時間余ったから公園行くかって。代々木公園に。夜だからライトもついていなくて、桜かどうかもわからない中、座って何時間か。今年は済ませたぞという感じはある」
田淵「やろうと思ったことはすぐにやらなくちゃ」
アルバム
斎藤「普段通りだけど、熱量はちゃんと込められている。コンセプトを口にしずらいアルバムではあるよね」
田淵「意識的にそういう作り方はした。いい曲を思いついた順に入れたらどうなるか、構築をあまり考えないで作った。これまでにない不思議なアルバムになった」
斎藤「なんだかんだでUNISON SQUARE GARDEN流に収まっている。コンセプトはなさそうだけど一貫性はある。最後に恋する惑星についてなんかもらえます?」
田淵「落ち着いた曲だなと思っていたけれども、チームのウケが良かったのでそのままリード曲になった」
斎藤「結果派手になったよね」
田淵「出たとこ勝負で、自分で予期して持っていかないで、みんなが好きだと言ったものでいいやって」
斎藤「初めてかもね。アルバムでリード曲をみんなで決めるというのは」
田淵「いつもは俺これがいいんですよねというのを遠回しにいうけど、今回はそれがなくて。MVの仕上がりもすごくいいし。力をいれなかったわけではないけれども、あまり考えないでなるままに任せていったらこのアルバムのいいところが勝手に浮かび上がってくる感じがあります」

4/19 RK802(※途中まで)

斎藤くんが自由にやってきたやつを俺がキャッキャキャッキャ最高!って

「レコーディングってリリースのだいぶ前に済んでるので忘れてることがある」
「家でやってると忘れてるど3人でやってると急に思い出すことある」
「テスト勉強で言えば一夜漬けじゃダメで、毎日やってればできるようになるの真面目じゃない?」
田淵「斎藤くんって本番の日もやってるもん。2回しだもんね」
斎藤「直前までPCやりながら、ステージが始まったら急に田淵智也になるの」
田淵「本当にピークの時本編とアンコールの間にメール返してた。今はやらないけどね」

リリースおめでとう
さまざまな音像と新しい音楽、爆発力のあるロックからジャジーなテイストまで感情が揺さぶられる大好きなアルバムです。
田淵「これまでと比べてどう?」
ジャジーなテイストが散りばめられているところがいい。City peelは隙間を感じられて新しい
ギターのアプローチも今までになかったことをやっている。今までのギターならジャーンとやっていたのがミュートして他の楽器を立たせる。恋する惑星も引いて、譲るところは出るところは出るように。押し引きの幅が今までよりあると感じる。
斎藤くんのギターのテイストは考えるの?
斎藤「これでお願いしますってキメ打ちの時もあれば、好きにしてくださいの時も。ギターソロは自由に弾くことが多いかも」
田淵「イントロフレーズはぼくは短音フレーズしか作れないから、気に入ったらそのまま弾いてもらう。kaleido proud fiesta、シュガーソングとビターステップはそう。それ以外は自由に作ってもらうことが多いかな。スタジオで二人で作る時もあるし、斎藤くんが自由にやってきたやつを俺がキャッキャキャッキャ最高!ってやってる日もある。」

田淵「こだわりを詰めないでやったらどうなるか。7枚目、8枚目で俺が人生でやるべきアルバムの作り方講座はできて、同じことをやっても面白くないから。いいって言われるとラッキー、これも俺のセンスってことでいいんだって思う。田淵手を抜くなって言われたらそうだよな、バレるよなって。自分の気づいていない自分の魅力を探すって言ったらアレですけど。ロマンを詰めすぎない。いい感じに歌詞かけた、Aメロ〜Bメロの繋ぎがダサくないって小さいロマンをクリアしてたらOKということにした」

気力があれば続きもUPします

4/20 jwave STEP ONE (斎藤ソロ)

UNISON SQUARE GARDEN以外の活動もあったりするので

ツアー1本目が終わって、週末に2本目。1本目が割とうまく行ったので、逆にプレッシャーがかかって今必死にもう一回練習しているところです。アルバムツアーが久しぶりで、新曲が多いからなんともいえない緊張感がある。(2本目以降もっと)よくなりますよ。
■モチーフの動物は
ノリだったりするんですけど。3枚目のアルバムからずっと動物シリーズで、デザイナーさんもずっと一緒。最初のディスカッションの段階で今回どうするといって、やっぱ動物やめられないなと。振り返ると主役級の動物はまだ使っていない。犬とか猫とか。それを使い出したらいよいよネタ切れだなと思ってください。
■アライグマ
これもノリなんだけど、Ninth Peelというタイトルが先にあって、果物の皮を9の字にして持っている動物がいたら可愛くない?という話になった。
なんで皮剥きなの)田淵くんがつけたので僕はちょっとわからない。聞いてない。タイトルにあまり意味を込めないっていう哲学があって。受け取られ方に制限が出来てしまうから。自由に聞いてほしいという思いをこめて。
■アニメ
毎回その作品に愛情を込めるし、同時にそっちに寄りすぎないでUSGというロックバンドとしてもカッコよく成立するようにしている。毎回それが受け入れられていて嬉しい。
■アルバム
アルバム自体は2年半ぶりだったけど、それだけ開いたのはキャリアでなかった。その2年半も変わらずライブはずっとしていた。ライブをするとUSGってこうだよねという認識がメンバーにもお客さんにもできる。USGってかっこいいよね、無敵感といったらカッコ良すぎるけれども、バーンとやればかっこいいよね、と煮詰めすぎず作ったアルバム。9枚も出してきたので絶対にこうしなくてはならないというよりはユーモアとかラフさが武器になると思ってレコーディングできた。
■高音
高校生の時のカラオケで高音が出ることに気づいた。スケボーキング歌って。片方の方がすごい声高いんですけど、出るってなって。その時はバンドでギターはやっていたけど、歌っていなかった。バンドでやっていると声の位置が低いとギター、ドラムに負けるのでちょうどいいところどこだろうと探っていくと自ずと高いところが一番バランスいいってなっていって、しんどいにはしんどいけど歌い続けているとどんどん高くなっていく。鍛えられる。筋肉と脱力のコツとか。無理なく出せるようになってくる。

ナムネス
サッカーマンガではありつつ全国のサッカー上手な人が集められて一人だけエースを作る、あとは全員脱落するアニメ。脱落した側、挫折した側の人間の歌を作ってくださいと言うオファー。挫折した人が次に歩き出すための一歩、その場にとどまって回復するまでの束の間の休息みたいな歌にした。

■斎藤の携帯から写真;MV(恋する惑星)のセット
真ん中に円形のステージがあって、実際に回るので演奏の度に三半規管が試される。
これを見て、恋する惑星の話をして、アルバムの話につなげて、買ってもらおうという魂胆でこの写真に。
MVもすごいいいんですけど、実物に実際に立って演奏しているとわかってもらえなかったら悔しいなと思って。素晴らしいセットを組んでもらって。曲自体も可愛らしい雰囲気ではあるんですけど、実は紐解いていくともうちょっとゴツゴツした強い意志があるのを見事にMVに落とし込んでもらいました。
4/23までミニサイズ版のセットが見られます。フォトスポットになっています。

■ツアーが続きます
何も考えなくても自動的に歌えるくらいになりたい
一番いいライブは体が勝手に動いている状態なので。なんなら別のことを考えているくらいの方がいい時もある。ツアーってその状態に持って行けるすごい貴重な機会なので、それができるといいなと思います。
■曲作りは続けてる?
USG以外の活動もあったりするので、そっちで曲作ったりしています。

4/20 FM Aichi ROCK YOU!

ロックといえば

斎藤「ロックといえばフレディー・マーキュリー」
田淵「ロックといえばドリアン」
斎藤「ドリアン?」
田淵「いや、うーん。もうなんかねリリースのたびにやってるからネタが無くなってきたよね。臭いやつだよね。ある種我が道を行くといいますか」
斎藤「たまらない人にはたまらない」
田淵「そうなのよ、そこ大事ね。ロックってそうじゃない?」
斎藤「他には埋められない味があるのかな」
田淵「それゆえに吸い寄せられる人もいて。嫌いな人もいるけど好きな人は超好き」
斎藤「ドリアンのような、フレディー・マーキュリーのような。他にない感じが許される空気がUNISON SQUARE GARDENにはすごくあって。そのバンドが一生懸命曲を作ったらこうなるよねっていうアルバムになった」
田淵「それぞれの持ち寄った技術というか小技みたいなものをあまり遠慮なくえいやっと詰め込んでいった結果不思議なものが出来上がる、でもこれってロックだよね」

4/21 FM802 Bright Morning

毎日サイコーですから/全部丸裸ですね

目を剥くほど驚いたこと
斎藤「目を剥くってなかなか生きていてないですよ。そうですねでも、今日来る時の新幹線に知っている人がいて目をむいたんですけど。一方的に気付いてはなしかけたかったけど話しかけられなかった」
田淵「現場に芸能人がいてうわ、芸能人だ〜って思った。結構なお年だと思うけど若かった。ウド鈴木さん」
HPの「剥いたら答えがあるのでは?」の答えが一周聴いてわかりました
田淵「いいぞ〜」
今を全力で生きろって答えにつながりました
田淵「いいこというじゃない。めっちゃいいこと言ってる人じゃないですか俺たち」
アルバムのきっかけ
田淵「今回の作り方はめちゃくちゃ大きなカラクリをとか俺のロマンを120%詰めてっていう作り方を今までずっとしてきたけど、していない。それに対してどういうリアクションが返ってくるのかで、結果自分の身の丈、力量を知れる。力を入れてロマンを込めて書いたものが評価されるとやっぱそう?そう思います?って。評価されなかったらそりゃそうだよね他人だし、というのが今までのスタンスだった。今回は褒められたらこれで褒められるんだラッキー!という、ラッキー集めのための作品になったら幸せだなと。肩入れをしないで作ったアルバムだと思っているので。純粋に聞こえてくるこれが答えだと思いますというのが僕の身の丈だなと思います。
思いのほか褒められて嬉しい。期待していなかったわけではないが、多分これで大丈夫なんだろうという確証のない予想が、予想を超える評価をもらってラッキー!っていう感じですね。期待していなかった分ヤッター!
って」
今日も田淵さんの「ヤッター!」出ましたね
田淵「ヤッター!ラッキー!声に出していきましょうね。毎日サイコーですから。今を全力で生きてください」
斎藤さんにとってはどんなアルバムになりましたか?
斎藤「2年半ぶりということもありました。2年半でだいぶ世間は変わったけれども僕たちはずっとライブを軸に活動してきて、そのおかげでできたアルバム。普通にやったらかっこいいアルバムができるのは、軸にライブがあって、バンド3人ステージの上で完結しているものをお客さんに見てもらって、エネルギーをもらってという循環の中で、UNISON SQUARE GARDENがずっと回っていたから。普通にホイっとやったものが人に伝わるものになったと思います」
人間味、田淵さんの内面が曝け出されていると感じます
田淵「内面だと思います?違かったらどうします?」
言葉がダイレクトで、時々優しい言葉を投げかけてくれる。
田淵「私の意図はさることながら、斎藤くんが歌うということがすごく重要。言葉として歌詞として聴いて、これはユニゾンのメッセージとして内面がというのは斎藤くんが歌うとそういう景色になるよねっていうのが、書いている時も多少俯瞰して見ているところがあって。僕がっていうより斎藤くんが歌うとこういう聞こえ方になる。それが良いところであった方がバンドにとってもいい。今までの歴史の中でいろいろトライしてきて今がある」
田淵「斎藤くんの内面を僕が予想しているだけです」
田淵「斎藤くんに同じ質問してみてください。内面ですか?って」
斎藤「もう全部丸裸ですね。作詞は僕です」
田淵「そうなんですよ。もう俺お金欲しくなっちゃった。クレジット泥棒!」
恋する惑星

田淵さんから曲を受けとった時に一番ワクワクした曲
斎藤「基本全部ワクワクはしますけど、City peelかな。今までやってこなかったパターン、音域だし、課せられているというか、めちゃくちゃやりがいがあるなと感じた。こういうのをUNISON SQUARE GARDENで良しとするのは今まであまりなかったので、そういうのも嬉しかった」
この曲はアルバムに入れたいと思ったのは
田淵「できた曲を端から順に入れていった感じなので、ギター適当に弾いていたら面白いコードが見つかったからこれで一曲作ろうと、つらつらつらって書いていたものがこれになった。アルバムのなかでゆったり枠が早い段階で完成したのでラッキー!って」
曲が生まれる瞬間が表現されているのが嬉しい
田淵「いいご指摘ですね、そうやって読み解かれるの気持ちいいですね」
思い描いていたイメージから一番変化した曲
田淵「恋する惑星。バンドアンサンブルはもっとわかりやすくロックっぽいイメージだった。鈴木くんに渡したらロック感が全部ない。フィル、スネア、ハイハットを打ち込んでいたが、ドラムでもない大太鼓になって、だいぶ印象変わって返ってきた。そのまま面白いと進めて、思い描いていたイメージと全然違う着地になったのにそれが評価を受け、リード曲になるのは面白体験でした。リード曲にしようと思っていなかった。バンドの総合力とスタッフのいうことに全部乗っかろうと制作してきたので、いい一幕でした」
ツアー
田淵「このキャリアになると新曲をやるのと今一番かっこいい曲をやるのが一致しない。最近のアルバムツアーはセットリスト優先でまず考える。その中でアルバムの曲は必要だったらやるし、必要なかったらやらない。何を大事にしたいかというのは、今一番いいライブをやることなので、それに従ってやったのが、一番純度が高く出たおもしろツアーですね。新しい体験が得られると思いますね」
11月からのネクスト
田淵「これもぶっちゃけた話をいうと、いいセットリストを作ったらアルバムの曲全部入らなかったから、もう一周やってそこで回収しようみたいな感じ。このバンドはライブしかやることないから、何周でもできるんですよ。健康的なスケジュールであれば。この歳になると毎日はできないけど」
City Peel

4/23 高木マーガレットのMO-E-KA もぉ~えぇか! SBSラジオ

ランニングします/スカッシュします

シュガーソングとビターステップ
結成当初はユニゾンがバンド名でした。NYにある大きなイベントホール、マディソンスクエアガーデンをもじってUNISON SQUARE GARDENに。
春が来てぼくら、シャンデリア・ワルツ
ちょうど10年前のアルバムなんですね。

斎藤「新番組。今月新年度ですもんね」
田淵「初々しい感じ。勝手に決めつけちゃった、楽しくやれていればいいなと思います」
斎藤「我々が新年度に始めたいこととか。年を重ねれば重ねるほど新学期だからとか、新年度だとか、今年の抱負だからとか無くなってきた」
田淵「無くなってきた。年をとったおじさんの悲哀ですね」
斎藤「いつでもできるしなーとか思っちゃうし、やりたい時がやるときだよなと思うんだよな。よくないな」
田淵「やりたくなった時にエイッとやらないと。いつでもできるからとか今度やろうとか。新年度になったからやろうとかじゃないんだよ」
斎藤「よし、じゃあ決めよう。新年度にやることを決めます。ランニングをします」
田淵「スカッシュをします」
斎藤「全11曲、UNISON SQUARE GARDENらしいと言うとわかりにくいかもしれないけど、3人が培ってきたことが遺憾なく発揮された」
田淵「自分達がギターにせよベースにせよドラムにせよできることをやりまくった結果よくわからない技術が備わって、そのよくわからない技術が3人集まるとよくわからない音楽ができて、ただそれはめちゃくちゃロックでかっこいいっていう、そういうバンドだと思っている。3人組でこんなことできるんだみたいなことがよくわかるアルバムになっている。ピアノ、ストリングスが入っている曲もあれば、3人の音だけでぐちゃぐちゃにかき混わしている曲もあって。UNISON SQUARE GARDENって19年くらいやっているけれどもよくわからないバンドでここまできたなというのを追体験できるアルバムになった。ロックバンドの良さが詰まっているし、キャッチーだし、好きな曲ばっかりだし、そういうのがよくわかる。よくわからなすぎてよくわかるアルバムなんじゃないかと思っています」
恋する惑星

4/24 音楽のハコ IBCラジオ

大炎上ですよ!

斎藤「岩手はまだ寒いですかね。岩手ご飯美味しくて好きなんだよな。冷麺ラーメン」
田淵「冷麺ラーメンにゅうめん」
斎藤「コロナ禍前によく打ち上げいかせてもらってたじゃん。クラブチェンジのオーナーさんがいつも連れて行ってくれるところがめちゃくちゃ美味しいんですよ。クロ・・・やばいちょっと記憶が・・・なんだっけ全然思い出せない」
田淵「全然ダメじゃんラジオですよ!情報が不明瞭ですよ!ニュース番組だったら大炎上ですよこれ」
斎藤「最近会えてないからさ。海で採れた地元の魚の炊き込みご飯を出してくれる記憶があって、ご飯美味しいってことがね、植え付けられてる」

アルバムについて
斎藤「幅広いのかな」
田淵「自分達でもよくわかんないですね。去年出した2枚のシングルが大分攻撃力が高かったので、それに対してバランスを取るように音数が詰まっていない曲を多めにしたし、ゆったりした曲もいつもより多い気がするし。結果そういうバランスになった気がする」

4/25 smile summit

ラブソングといえば

斎藤「ラブソングといえば思い浮かべる曲は」
田淵「はぁ?」
斎藤「パッと浮かぶのは小田和正さんかな」
田淵「ラブストーリーは突然にですか」
斎藤「最近の曲だとなんなんだろうね、ラブソングっていうと・・・あいみょん然り、髭ダン然り」
田淵「結構多いですよね。ロックバンドの形態の人たちもラブソングでまず一回有名になるみたいな。MV社会、TikTokで使いやすいみたいなので注目されることが多いから、恋愛と相性いいよね。ビデオ作りやすいし感情移入しやすい」
斎藤「ドライフラワー、香水」
田淵「多いよね。昔からそうか、ポップソングっちゅうのは。恋の歌みんな好きね」
斎藤「田淵はなんかある?ラブソングといえば」
田淵「僕槇原敬之すごく好きなので。もう恋なんてしないのサビの最後にしないなんて言わないよ絶対ってきた時のおお〜っていう。こんなタイトルの付け方あるんだって衝撃を受けた記憶ありますね」
斎藤「タイトルと真反対の事言ってるよね」
田淵「あれオシャレでいいよな」
斎藤「今回で最後です。楽しかったね」
田淵「いろんなこぼれ話出ちゃった」

4/28 HBCラジオ TO Music Storage

同じもの食べよう

番組名にちなんで、最近ストレージに追加されたこと
斎藤「ストレージに入ったっていうのは新しく覚えたこととか、新しく感じたことかな」
田淵「人間には同じものを食べたい人と違うものを食べたいという人の二種類が存在することに最近気づきまして。私ついリピートする勢で、一個食べるもの決めたらずっとそれを食べる。一生に食べられる数は決まっているから少しでも違うものを食べたいというグルメな人はいて、なるほどなと思って。それが頭に残っていたからかこないだ初めてルーローハンを食べた」
斎藤「あールーローハンね、美味しいじゃん。台湾料理になるのかな」
田淵「そう、台湾料理ならばラーメンとか餃子を食ってfinになっちゃう」
斎藤「finね笑」
田淵「いろんなものを食ったほうがいい何故ならば人生で食べられる回数は決まっているのだから。挑戦してみたら美味しかったし、人生が豊かになった感じがあった。知らないものを食べるのはいいなって。斎藤くんどっちですか」
斎藤「割と同じものを食べる方かもしれないですね」
田淵「でも、人生で食べられる食事の回数は決まってるんだよ」
斎藤「俺は逆にそこに対して言い分があって、回数が決まってるからこそ失敗したくないじゃん」
田淵「そうなのよわっかっる。わかるよ、私はそっち」
斎藤「適当に選んでるんじゃなくて本当に好きなものを食べてるから」
田淵「失敗したくないよね、美味しいものを食べたいんだから」
斎藤「本当に好きなものが3つ4つあればそれを回していけるじゃん、飽きずに。それでいいんですよ」
田淵「本当です。同じもの食べよう!」
斎藤「食べよ〜う」

斎藤「スリーピースロックバンドここに極まれりみたいなそんなアルバム」
田淵「確かにバンド力は強いのか?その辺で適当にライブしてるロックバンドがポーンと作った感じ。凝ったことをやっているように思われているのかもしれないけど我々的にはあまり考えずにへいへいヘイとやったらできた曲を、作曲家としては意識的に入れていて。無骨なアレンジは無骨なアレンジでいいよね、ギターはコード一発でオッケー!にしちゃうのもあって。そういう作り方をこれまでのアルバムではそんなにしたことがなかったからできた曲を見ていると新鮮な気持ちで。新鮮なアルバムになったな」
斎藤「ここ2〜3年ずっとライブしていたからそれのムードも手伝っているのかもね。普通にやってたらいいっしょって言えるって、多分ライブで実感し続けていないとできない気がするから」
田淵「いいこと言うー」
恋する惑星

5/1 date fm エフエム仙台morning blush

マイペースに進んでいただけたら

シュガー途中から
斎藤「朝どうしても眠い時どうしますか田淵さん」
田淵「ラジオ体操ですね」
斎藤「体を動かす」
田淵「あれ結構いいっすよ」
斎藤「理にかなってるよね」
田淵「あれよくできてるよ。体が起きますね」
斎藤「第何派でしたか」
田淵「1ですね」
斎藤「うちは2だったんだよな」
田淵「我々高校一緒だったけど2だったよね、謎のパンク精神を感じるよね、俺たちは2でいくぜって。どういう意味だったんだろうな」

(BGM PJ)
斎藤「おはようございます。おすすめのモーニングソングはおとぼけビーバーで「サラダ取り分けませんことよ」。めっちゃ好きなんだよね、去年一番聞いたかもしれない。女性4人組で、どっちかというと海外で火がついた感じのバンドで」
田淵「日本人日本人らしい育ちをしているらしい。洋楽っぽくないのが余計に海外から見るとoh Japanese coolみたいな感じになるのではないかしら」
斎藤「熱量と、目も飄々としながら謎の踊りをしながら」
田淵「朝にピッタリ。朝ビュッフェでサラダ取り分けるもんね」
おとぼけビーバー

カレイド
(BGMナムネス)
斎藤「僕らとしては初めて2年半開いたのは初めて。時間をかけて作った気がする」
田淵「じっくり作ったというより出すべくタイミングで出した。ライブ楽しくやっていたらアルバム出すのが今になった。こだわって作ったというよりはサラッと書いた曲が集まっていて、これまではアルバムの流れにこだわって制作していたが今回は全然していない。そうしたらどうなるのかなというワクワクがあった。いい意味で一曲ごとに独立している」
斎藤「いろんな仕掛けがよくよく聴いたらどの曲にも詰まっているので」
恋する惑星

オリオンアウトロから
斎藤「リスナーにメッセージ。五月病とかいうじゃないですか、4月頑張りすぎて電池が切れ始める時期だったりするのかなと思いますけど、自分の趣味に走ったり、それが音楽だったらなおよいですけど、そういうことをしながら適度にガス抜きしながら、人生長いですからマイペースに進んでいただけたらいいんじゃないかなと思います。それでは今日も一日無理はせず、頑張っていきましょう、UNISON SQUARE GARDENでした」

5/4 date fm エフエム岩手 夕刊ラジオ

ロックどーん、終わり!みたいな

(BGM NPV)
斎藤「どんなアルバムなんだろうか、聞きどころって自分で言えないよね」
田淵「だいぶ無骨なアルバムだと最初聞いた時は思うかもしれない。華やかです、ポップですとは言えない、ロックドーン、終わり!みたいな潔さがあるんじゃないですかねぇ。振れ幅的な意味ではとっ散らかってるなあというのがあって。通して聞くと一瞬でバーンと終わっていく勢いがあるなという不思議な感覚でいます」
斎藤「聞けば聞くほど新しい発見がありそう。いい意味で整理していない。3人が譲り合いというよりはぶつかり合いでできてるからさ、どこに注目して聴くかで味わいが変わってきそうだよね。何度も聞いていただけたらと思います」
斎藤「どんなライブにしましょうね」
田淵「我々キャリア長いのでいろんな曲があるんですね、なので結果的に毎回ワンマンライブになると最新アルバムの曲だけが披露されるのではなくてこんな曲もあるの?!という構成になっていると思いmす。あとは勢いがある、すぐ終わる。楽しいと思うから一回見てほしいよね、YouTubeとかにもあるのでぜひ」
恋する惑星

5/4 山形radio rock fes

(フェス)何しに行ってるんだよ!

ガリレオのショーケース
斎藤「フェス形式の番組らしいです。フェスの思い出を教えてください。初めてでたフェスがテレビで見る人ばかりで結構怯えていたんだけど、今となっては同窓会みたいな気持ちなんだよね」
田淵「歳取りましたからね、友達もいるし」
斎藤「久しぶりの人、普段から会う人、フェスじゃなきゃ会えない人がいっぱいいて、。そっちが印象に残ってるな、ライブよりも」
田淵「なるほど、何しに行ってるんだよ!嘘嘘笑」
斎藤「ライブはワンマンと変わらないからさ」
田淵「人いっぱいいるからライブハウスでやってるライブと心持ちが違いそうになるからあまり人に会わないように楽屋に籠るみたいな。防衛本能が働くような感じが。あまり人と会うとゆるっとしちゃい、僕の性格上ね、ぼーっとしたままフラっとステージに行く方が多分向いているだろうなって気がしているし」
斎藤「わちゃわちゃってしてるもんね」
田淵「ご飯食べにいくのもちょっと怖いんですよね」
斎藤「ご飯取りに行って楽屋に戻って食べたりするからね」
田淵「人疲れしちゃうとかね、あるかもしれない」
斎藤「どんなアルバムって言ったらいいんだろうな。全11曲なんだけど、スリーピースロックバンドとしてはここまできたかみたいな。無骨さと曲芸感というか、人間ってこれとこれ同時にできるんだというのが磨かれてきている気がするな」
田淵「簡素に作っているつもりなんだけど、プレイがごちゃごちゃしているので不思議なアンサンブルを生み出している。作り方自体は本当に簡素で、自分達ができることをホイホイホイってして、音足してはい出来上がりーとやっているのだけど、出来上がったものが小難しいことをやっているふうに聞こえる。これがUNISON SQUARE GARDENぽいというか、自分達の武器としてやってきたことがオーガニックに出ている気がします」
恋する惑星

5/6 CROSS FM 福岡サシデガタリ

ビールの売り子は男の人はマジで売れない

斎藤「福岡は去年もツアーでで行ったかね、定期的に行ってるよね。ご飯美味しいし、人も活気があってね」
田淵「元気よね、住みたくなるよねそりゃ」
斎藤「なるね。4月のメッセージテーマがバイトの話。神宮球場でビールの売り子、あれって男の人もできるんだよ。高校生の時に登録した。先輩に男の人はマジで売れないよと言われて、結局行かずにジョナサンで働いてましたね」
田淵「飲食店って入りやすいよね、何やってるか想像つくからね。IT系の会社の雑用とかああいう職の探し方をできる人羨ましいなと思う。つい飲食店とかコンビニとかを選んじゃう青春時代だったな」
斎藤「僕らの時代ってバイト探しの雑誌あったじゃん、今ないんだろうね」
田淵「アプリとかで探せちゃからね。ないことはないんじゃない、地元の情報誌をコンビニに置いたり」
斎藤「バイト観が変わっている気がするな」
田淵「昔より時給が高くなっているしね。コンビニも最低賃金でちゃんともらえるから、コンビニを選ぶ理由が増えたりするかもしれない」
斎藤「全11曲、だいぶ好き勝手やって許される環境で好き勝手やったな」
田淵「こんなんでいいんだみたいな、勢いでぶん投げたアレンジを楽しみながら作った。長く、19年やっている凶暴な遊びみたいな感じがあって面白いアルバムになったなと思います」
斎藤「演奏しまくって歌いまくってみたいな感じかな」
斎藤「ツアー、新曲ももちろんやりますし、旧曲もあります。楽しいので来て下さい」
恋する惑星

5/9 TOKYO FM 坂本美雨のDear Friends (斎藤ソロ)

曲が血となり肉となっている

■Ninth peelというタイトルについて
作ったのは僕じゃないんですけど、意味を込めすぎないのが美学だとよく言っている。想像に幅を持たせる。皮を剥いたらUNISON SQUARE GARDENがわかるんじゃないのっていう意味を込めて。
■珍しい曲調もある
緩めというか、珍しくおしゃれな曲もある笑
9枚目ともなると肩肘張る必要がなくなる、ある意味やり切ってしまった
一生懸命やるとできなくなることって色々あると思っていて、脱力感、
普通に考えたらそっち選ばないよねというユーモア、遊びもUNISON SQUARE GARDENの長所として成り立つ。そういうキャリアを重ねてきたからできることを自分たちも面白がってやった。
■バンドとしての自信の表れ?
自信というとカッコいいけど、UNISON SQUARE GARDENが音を鳴らして歌えばカッコよく一貫性が出るでしょうというふんわりした共通認識がある。
■声の存在感?
割り切って分業制にしている。ドラムの鈴木貴雄は100%表現しないと気が済まないのが面白い。縁の下の力持ちというより、彩り担当となっている。田淵がコンポーザー、曲を作ることに対してロマンを感じていて、演奏は意外と無頓着。僕からしたらめちゃくちゃ上手いじゃんと思うんだけど
最初からそう。右も左もわからずただライブをしたいから。音楽が好きというより音楽を鳴らすことが好き。知識もないまま始まってしまって、でもライブをするのは好き。離島みたいな、3人だけの密室で育ったような。
■ギター
ギターサウンド、楽しかった。色々やらせてもらいました。アルバムを通していろいろな面を見せたいなと思っていて。ロックバンドは一点突破な音触もあるけれども、ユニゾンではいろんな面を見せていきたい。いろんなギターを使って、与える印象が違って、でも一貫性はある。ライブはライブで、ライブで使っているギターとレコーディングに使っているギターは別物なこともあり、再現性はない。バンドとしての軸はライブにある。

カオスが極まる

■定期的にチェックしているSNSのアカウント(質問Box)
WBCで野球熱が再燃したので、大谷選手のアカウントとかは追っている。決勝戦9回裏、ツーアウトの時点で家を出なければ仕事に間に合わなくて、タクシーで見届けました。
博愛主義で全部好き。神宮球場はよく見に行く。年に2〜3回。小学生の時にちょっとやって、打って、3塁方向に走っていって監督に怒られて、その日にやめました。怖かったです。
■実は私もスカースデイル育ちです
1989年までいました。初めて会いました。(1990年に渡米しました。日本人が多い街でしたね)5年くらい前に一度行って、家があったところへ。日本でいう軽井沢みたいな。鳥が囀っていてのどかな。(街というか村ですもんね)
■今回どんなライブ
久しぶりのアルバムツアーで、一個のセットリストに新曲がたくさん入っている。血となり肉となっているのを感じます。お客さんは、わー聴いてくれてる!って。ライブで演奏して初めて曲が完成すると思っているので、楽しいです。

恋する惑星

(BGM ナムネス)
■フェスなど忙しそうですけど
アルバムツアーがもう一周秋から始まるので。ちょっとセットリスト変えてやろうと思っています。
20周年に色々やろうと思っているので。
ありがとうございました!

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