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【最新作直前!】水曜どうでしょう2020 第5夜〜最終夜 感想とまとめ

水曜どうでしょう 2020年最新作
21年目のヨーロッパ21ヵ国完全制覇。

3年前に放送された本作ですが、私は「余裕がある時に見ればいいや」と思い、ずっと放置してしまっていました。

しかし今年、最新作が放送されると聞き、慌てて時間を作って前作を見ている、というわけです。
いよいよ最新作の放送が翌週に迫ってきましたが、何とか間に合いました。

前回の記事では、第3夜と第4夜を振り返りました。

ロンドンで借りたレンタカーに乗り、いつもの調子で旅を続けるどうでしょう軍団。
フェリーで海を渡り、遂に21ヵ国目のアイルランドへ辿り着きました。

目標を達成したどうでしょう軍団。
果たして、アイルランドではどんな珍道中を見せてくれるのでしょうか?

今回は、第5夜〜最終夜を振り返ります。

【第5夜】

かくして、どうでしょう軍団はアイルランドの地に立った。
企画を始めて、実に21年時が過ぎた。

大泉さんのヨーロッパ地図Tシャツ。
アイルランドにようやく色を付けることができた。

「21か国回れなかったら、番組を辞める」と宣言した21年前のミスター。
グレーだった契約が晴れて正式契約(?)となった。
もっとも、その前に「一生どうでしょうします」と宣言して今に至る訳だが…。

とにかく、目的は達した。
最終目的地にたどり着いた今、これからは「慰労の旅」にしよう、ということになった。

この日は海を渡る長旅となったが、ようやくダブリンのホテルに到着。
早速ギネスビールで乾杯。

ホテルの部屋で明日の予定を話し合う軍団。
朝早く出れば、アイルランドのいろんなところを回れるんじゃないですか?と大泉さん。
せっかく来たんだから、観光しないともったいない。

しかしD陣の回答は「いいんじゃないですか?ダブリンで」。
観光気分を一刀両断するユルい一言。

D陣の言い分は、ヨーロッパの旅で様々な都市を回ったが、その場で観光をしたことがない、と言うもの。

確かに、いつも車で素通りすることがほとんど。
特にヨーロッパの旅は、21年前に企画が始まってから移動に次ぐ移動の連続だった。
宿に泊まった街もあったが、翌朝にはすぐに出発。
そうでもしないと、21か国を限られた時間で回ることができなかったのだ。

宿すら取れず、「ここをキャンプ地とする」という名言と共に、見知らぬ草原の中にテントを張り、本当にキャンプを張ったこともあったが…。

結局、ダブリンの街を観光しながら、酒を楽しむ事になった。
パブが開くのは11時。

しかし、絶賛時差ボケ中などうでしょう軍団。
前日は午前3時に目が覚めてしまった。
翌日もそうなったら、8時間もどうやって過ごせばよいのか??

結局、朝は自由行動という事になった。
各々朝に行った事や出かけた先を写真に撮り、11時に同じ部屋に集合した時に見せ合うことになった。

いつも4人で集団行動をとってきたどうでしょう軍団。
自由行動は初めて。

「はじめての自由行動って聞こえはいいけど、要するに撮る気がねぇってことでしょ?」と大泉さんのボヤキも炸裂。


翌朝、午前11時。
それぞれ、どんな「朝活」を楽しんだのだろうか?

嬉野さんは寝てもすぐに起きてしまう事を懸念して、昨晩解散した後も撮影したSDカードのバックアップを取っていた。
その後、1時半に就寝したが、5時半に起きてしまう。

そこから、バッテリーの充電をしたり、ベッドに横になっては自らの足を撮影し、ウトウトして起きたと思ったら自らの足を撮影し…。

そんなことを繰り返していたら、時間は10時半になってしまった!
急いでシャワーを浴びて11時に間に合わせた格好。

という事は、結局ホテルの部屋から一歩も出なかったことになる。


藤村Dは、昨晩解散してからそのまま就寝。
3時前に起きたが、7時まで2度寝。

その後はシャワーを浴びる。
バスタブでくつろぐ写真が披露された。
ご丁寧にシャワーキャップまで被っている。

ゆっくりしていたところ、部屋にミニバーを発見。
クローゼットのような扉を開けると、3面鏡の前にコーヒーメイカーとアルコール類、スナックが置いてある。

嬉野さんはその存在を知らなかったらしく、扉を開けると、既にワインが一本空いていた。
どうやら、藤村Dの部屋に集合しているらしい。

しかし、朝からワインに興じてしまい、結局藤村Dも部屋から一歩も出なかった。

「ダメな過ごし方」と大泉さんにヤジられたが、さすがは藤村D。
スマホカメラのタイマー機能を使って自らの姿をしっかり映し、しかもわかりやすいテロップがついている。


ミスターもすぐに寝たものの、2時前には起きてしまった。
でも8時までは寝たい、と再び就寝。

翌朝はしっかり8時に起きて、入浴シーンを自撮りで撮影。
シャワーキャップを被り、自ら胸を隠すおもしろ写真になっている。

その後、ホテルを出て街へ。
スマホを頼りに、道を迷いながらも川沿いを散策。

ダブリンを訪れたのなら、レプラコーンという妖精に会いたかった、とミスター。
レプラコーンを捕まえると、お金持ちになるらしい。
その目的を果たすため、「国立妖精博物館」を訪問。

アイルランドには各地に妖精がいるという話も、国立妖精博物館なる場所がある事も初めて知った。

しかし、レプラコーンにはまだ出会えていない、とミスター。
その割にはいくつかグッズを買ったようだが。


そしてトリは大泉さん。

嬉野さんと同じ作戦を取った大泉さん。
寝る時間を遅らせようと先に入浴し、0時ごろに就寝。
しかし、予想通り3時には起きてしまった。

絵にかいたような眠そうな顔を自撮り。

しかし、しっかり寝なければならない。
再び床に就き、起きたら4時。1時間しか経っていない。
自撮りした顔が盛大に驚いている。

もう一度床に就き、起きたのが7時。
ランニングウェアで気合の入った表情。
早朝からランニングに勤しんだ。

戻ってきたのが9時。
次の写真が、バスローブでくつろぐ姿。
プールサイドで撮影したらしい。

ランニングの後、ホテルのプールでひと泳ぎ。
なんと充実した朝活。

しかし、「朝から運動なんて、面白くねぇな」と藤村D。
「おめぇは朝からワインとビールしこたま飲んだだけじゃねぇか!」
といつもの言い争い。

タレント陣とD陣の過ごし方にこうも差が出てしまうとは…。


一行はパブを目指して街に繰り出す。

ダブリンの綺麗な街の中を歩く軍団。
レンガ造りの古い町並みが残る。

にぎやかな通りに出ると、アイリッシュグリーンのチョッキとハットをかぶったおじさんが。
なんと、レプラコーンの恰好で写真を撮れる催しをしているようだ。
ステージに小人のような人形が置いてあり、そこに顔を出し、小物を持って記念撮影をするというもの。

レプラコーンに会いたかったミスター。
もちろんトライし、陽気な姿をパシャリ。

続いて大泉さんもトライ。
いつものようにビールジョッキを掲げる大泉さん。
ミスターと並んで記念撮影。
これはいい記念になった。

一行は「ザ・スタグズ・ヘッド」というアイリッシュパブへ。
いかにも古く、落ち着いた店内。
そこで早速ギネスで乾杯。

個人的にはギネスのような黒ビールは苦手なのだが、本場で飲むとやはり違うのだろうか?

料理も次々と運ばれ、ミスターは既に顔が真っ赤。

酔ってついつい「I am Japanese famous actor.」と店員さんに言った大泉さん。
ところが、一笑に付されたらしい。
芸能人としてのオーラがないから、と言う話になり、大泉節が炸裂!

「君たちが持ち上げるべきなんじゃないの?ここに事務所のマネージャーがいたら、しっかり盛り立ててくれますよ。この二人が食べたがってるんだからと。シチューもチャウダーも頼め、って話になりますよ」

酔いも回っていつも以上に饒舌な大泉さん。

「ワッショイ感がないんだよ!」との一言にミスターも爆笑!


パブを出て再び街をぶらり。
路地では、二人のアコースティックギターとスネアをブラシで擦るドラマーのトリオが演奏している。

カメラが3人から離れると、狭い路地の間、壁に寄りかかる大泉さん。
渋い表情で歩き出すと、3人の前に置かれたギターケースにコインを投げ込む。

ダンディな画だが、「コインを入れるタイミングがおかしかったね?」「もっと音楽に身をゆだねている感は欲しかったね」「僕がコインを入れたら、皆が入れたくなるような感じよね」と反省会が始まった。

そして「ダブリンの男」TAKE2。

今度は裏の路地でノリノリの大泉さん。
指を鳴らし、リズムに乗ってトリオの傍らに出てきた。

サイドギターのプレイヤーが大泉さんの姿に気づき、苦笑い。
ノリノリなままコインを投げ込むと、その一部始終を見ていたギャラリーからは拍手が!

「いいね、ダブリン」と言い残し去ってゆくダブリンの男。


ダブリンの街並みはどこも落ち着いていて美しい。
街を走る二階建てバスもアイリッシュグリーン。

そこでまた古いパブを見つけて、2件目の酒盛り。
ここは100年以上続く店らしい。

名物のフィッシュ&チップスが出てきた。
「さっきの店の方が旨いな」

店内でも始まった生演奏をBGMに、懐かしい話を延々とする4人。
久しぶりに4人が集まると、積もる話もあるのだろう。

お土産のウィスキーを買って歩く3人。
それを道を挟んだ反対側から撮る嬉野さん。

結局1日中呑んだだけの回だったが、軍団らしい、といえばその通りの一日。
その中でも、ボヤキあり、言い争いあり、寸劇ありと「どうでしょうらしさ」が感じられた。
撮り高を考える、と言うよりは、この4人の旅ならでは、と言ったところだろうか。

次回は帰路の途につくはず。
今度はどんな道中になるのか??

【第6話】

翌日。朝11時。
ダブリンを離れる日。

今朝も自由行動だった軍団。
ヨーロッパの食事に飽きたという大泉さん。
ネットでタイ料理を見つけて、ランニングがてら食事へ。

しかし到着したら、シャッターがドーンと閉まっていた!
安定の大泉さん。今回の旅は飲食店にずっとフラれ続けている。

今日の旅程は、14:15にダブリンからフェリーが出る。
イギリス側に着くと、リバプールが近いと言うのでそこで一泊することになった。

フェリーに乗る前に、港町へ食事に向かう一行。
しかし、14時15分にはダブリンに戻らなければならない。

計算上では、現地滞在時間20分。

朝食を摂るはずだったタイ料理屋が開いておらず、空腹の大泉さん。
メニューは任せてもらう、と言い出したが、20分で果たしてマトモに食事ができるのだろうか?

港町、ホウスに到着。
お目当てのレストランはすぐに見つかった。
大泉さんと嬉野さんが先に降りてレストランへ。

冒頭の映像で、店員さんにスマホを見せて交渉していた姿が。
スムーズに注文するための大泉さんの作戦だったらしい。

それが功を奏して、数々のシーフードがずらりと並べられた。

シーフードを囲んで乾杯。
藤村Dは昨日しこたま呑んで、もう酒は呑みたくないらしい。
しかし何故か大泉さんだけシャンパン。

出てくる品が全て美味。全員が声を上げる。
大泉さんはビールを注文。
今日は運転しないらしい。

ハンドルを握る藤村Dが「匂いだけ嗅がして?」とグラスを手に取る。
本当に匂いだけ嗅いで満足したようだ。
その後も散々匂いだけかぐ藤村D。

そそくさと食事をして店を後にし、ダブリンの港へ。

車内で、夕食はタイ料理にしたい、と一行。
大泉さんに店探しを任せるも、自信がない様子。

「なんならスマホ貸しますんで」

大泉さんが店を決めなければ、開いている可能性は高いだろう。

フェリーに乗り込み、ダブリンを後にする。
2日間の滞在だったが、目的は達した。

昼飯を散々楽しんだにもかかわらず、何故か大泉さんが食事を運んできた。
大泉さんはビール付き。
そしてビールが注がれたカップを取り上げ、船でもひと嗅ぎする藤村D。

船はイギリスのホリーヘッドに到着。
ここからリバプールを目指す。

車内ではビートルズの話に。
ビートルズを生んだ街、リバプール。
メンバー4人がリバプール出身で、ここにあるキャバーン・クラブでライブをしていたことは有名。

しかし、アビィロードはここにはなく、あの有名な横断歩道はロンドンのEMIレコーディングスタジオの前、というのは、お恥ずかしながら私も初めて知った…。

そういえば、一時期ロンドンに住んでいた友達が、様子を見に訪れた家族をアビィロードに案内した、と言っていた記憶が。

しかし、キャバーン・クラブにはジョン・レノンの像もあり、近くにビートルズの像もあったはず。
ビートルズを感じる施設はいくつもあるはずだ。

リバプールと言えば、サッカークラブも有名。
この記事をアップするタイミングで、日本代表の遠藤航選手の移籍も決まった。
久々の日本人選手の大型移籍。プレミアリーグでもUEFAチャンピオンズリーグでもトップ争いを演じるチームで、どんな活躍を見せてくれるか今から楽しみだ。

トンネルを抜けて、いよいよリバプールか?
…と思いきや、トンネルで電波が通じず、正確な位置を把握できずに手前で迷ってしまった。

結局来た道を逆に走る羽目に。
トンネル入り口で1ポンド払ったにもかかわらず、1周してもう1ポンド支払う。

今度こそ正しい道を通り、いよいよリバプールへ。
古くからの港町。街並みにも威厳を感じる。

宿泊する予定のホテルに到着したが、ここでトラブルが。

クレジットカードの限度額を超えていたらしく、ホテルの予約がキャンセルされていた。
既に部屋も埋まってしまい、空いているのはツインの部屋とダブルの部屋。

ツインならまだしも、ダブルはさすがに…。
過去に、ツインと聞かされて入った部屋にダブルベッドしかなかった、というエピソードを思い出した。
実はそのベッド、2分割ができるものだった。
紛らわしい。

結局空いているホテルを探すことに。
ネット予約はせずに、歩いて空いているホテルを探すという。
文明の利器を駆使する旅だったはずが、結局軍団のルーツに戻った。

忘れてはならない旅の鉄則。
「飯より先に宿」
これを守らないと野原でキャンプをすることになってしまう。

時間は21時。
何とか近くでホテルを見つける事ができた。

早速チェックインし、大泉さんが探し当てたタイ料理屋へ。
予想だにしなかった出来事はあったものの、カレーとビールにありつけた。

食事中は、カードの限度額の話に。
番組で用意したカードの限度額がいっぱいになって困っているところ、「私のカード使いますよ」とミスターが申し出てくれたらしい。

「なんなら、おたくのカードでもいいですよ。後で請求してくれれば。水増し請求してもいいし」と適当な事を言う藤村D。

それで被害を被るのは誰か?
「ミスターだろうね」
「どうせミスターが捕まっても笑ってるんでしょう?捕まっちゃったねぇ、とか言って」
大泉さんには藤村Dの言動もすべてお見通し。

酔いも回って愉快に笑い合うどうでしょう軍団。
何歳になっても、ジジイになってもその関係性は変わらない。

【最終夜】

21年とは本当に長い年月だ。
冒頭の大泉さんの話が、懐かしいVTRと共に染みる。

1997年、私はまだ、24歳でした。
あの日、札幌 南平岸にあったHTBの会議室に巨大なヨーロッパの地図が広げられていました。

これから10日間で、21か国を回るんだと。
30を超えたいい大人たちがはしゃいでいました。

パリの凱旋門の前に立った時、身震いしていたのを、今でもよく覚えています。

あの日から数えて21年目の夏、そう、21年もの長い年月を経て、私はヨーロッパ21か国を回ったんです。

最終夜 オープニングより

21年目のヨーロッパ21ヵ国の旅
いよいよ最終夜。


翌朝、帰国の日。
ビートルズよろしく、スーツ姿でリバプールに立つ。

ロンドンまでは300km。
付近の渋滞も加味して、朝から出発する。
帰国の飛行機は19時に出る。

最終日は全員でハンドルを握る。
先発はミスター。
中継ぎは藤村D。
そして抑えは大泉さん。

調べてみたところ、なんとアビィロードはレンタカー屋の近くにあるらしい。
時間に余裕があれば、旅の思い出にあの横断歩道を渡ろう、という事になった。

9時40分に出発。
順調に高速道路に乗ってロンドンへ。

途中、ラグビーと言う街で昼食を摂ることにした。
その前にサービスエリアに寄る。

大泉さんはポテチを購入。
藤村Dが「よこせよ。それはウチの会社の金で買ったやつだろ?」
四国で大泉さんが嬉野さんのパンを無断で食べていたのを思い出すやりとり。

次のサービスエリアでドライバーは藤村Dに交代。

そこで大泉さんが「NOODLE」という文字に惹かれ、「CHOZEN NOODLE」という店で焼きそばのような麵料理を購入していた。

グリーンカレー味と、「ダック」という味のもの。

しかし、スープをすべて吸ってしまっていたようで、グリーンカレー味のヌードルを食べたミスターのリアクションが、シェフ大泉の料理を食べた時そのもの。

しかも、「ダック」の方はそれをも上回る味なようで…。

「俺はいらないよ」
「勝手な事言うのやめてください。HTBの金で買ったんでしょう?」
「嬉野さん食べなさいよ」

料理で揉めるのを見るのも久しぶり。

しかし、サービスエリアに長居した影響もあり、ラグビーに寄る時間が無くなってしまった。
挙句の果てにヌードルで揉める始末。

仕方なく、次のサービスエリアで再び大泉さんと嬉野さんが何かテイクアウトしてくることになった。

だが次のサービスエリアでも「CHOZEN NOODLE」があった!
割と有名なチェーン店なのだろうか?

しかし、揉め事の種になるような味にはさすがに2度も手は出せない。

藤村Dのチョイスにより、ハンバーガーショップでテイクアウトすることに。
しかし、出てきたのは皿の上に出されたハンバーガー。

仕方なくその場で食べる事になり、結構なタイムロス。
中継ぎの判断ミスで打たれ、影響は大きい、と大泉さんもボヤく。

その後は渋滞にも捕まらず、スムーズに高速道路を走ってロンドンへ戻ってきた。
飛行機の時間にも十分間に合うペース。
結局、大泉さんの出番はなさそうな雰囲気。

一行はアビィロードに到着。
あの有名な横断歩道にたどり着いた。
多くの観光客がその場所を訪れている。

嬉野さんは撮影係だが、ミスターを先頭に、大泉さん、藤村Dがあの横断歩道を歩き、写真に収めた。

これ以上ない旅の一枚。

そして流れる「1/6の夢旅人2002」。
今回の旅の思い出の映像が流れ、旅の終わりが告げられた。

「辿り着いたら、そこがスタート」
いつもこの曲にほだされて旅に出る。
その姿を我々ファンはワクワクしながら待ち、大笑いしながら楽しむ。
それは、何歳になっても変わらない。

懐かしいヨーロッパの旅の映像がいくつも。
初めて凱旋門の前に立った日。
朝から夜まで強行軍で車を運転し続けた。

リベンジの旅では、唐突にキャンプを張った地でタレント陣を乗せた車の窓が少し開いていたために、王子様の衣装で寒さをしのいだ大泉さんの姿。
そして湖へ「フィヨルドの恋人ムンクさん」を救い出すミスター。
どこまでも変わらぬ北欧の景色に精神崩壊寸前だった大泉さん…。

21年越しになってしまったが、ヨーロッパ21か国を回ったどうでしょう軍団。
昔のような勢いも緊迫感もないユルい旅だったが、4人とも本当にリラックスして楽しそうだった。
エンドロールの映像に映る4人の笑顔の多さが、それを物語っていたと思う。
そして4人集まると、歳も関係なくいつものような空気が流れるのも素敵だった。

結局、アビィロードからレンタカー返却までを大泉さんが務めた。

2018年夏
12年ぶりの4人だけの旅は
なんだか楽しかった

最終夜エンディングより


我々も楽しませてくれるけど、結局4人が一番楽しそう。
水曜どうでしょうを追いかけるのは、何よりそんな4人の姿を見たいからなのかもしれない。

最新作に向けて

21年目のヨーロッパ21ヵ国の旅。
いかがでしたでしょうか。
やはり、「1/6の夢旅人」が流れると、グッとくるものがありますね。

安定の面白さがある水曜どうでしょう。
4人とも歳を重ね、行動に落ち着きが出てきたようにも思いますが、それでも4人集まるといつもの軍団に戻る。
車内での言い争いや大泉さんのボヤキ、そして延々と酒を呑む姿は、結局歳を重ねても変わりませんでした。

以前に比べると旅に出る頻度は少なくなってきましたが、今回の旅は心の底から楽しそうな軍団を見ることができたと思います。
もちろん、時系列的にその後に収録されたどうでしょうハウス製作の時も楽しそうでしたし。

さて、その上で楽しみなのが今回の最新作。
私も早速、「hod」(HTBが運営するオンデマンドメディア)の先行パックを購入しました。

タイトルは「懐かしの西表島」
昨年の生配信で大泉さんからそのワードが出ていましたが、やはり西表島に再訪したようです。

西表島と言われると、ファンなら誰もが期待してしまう。
水曜どうでしょうを通った者なら、「西表島」と言われて連想するのは、大自然や青い海、ヤマネコはもちろんですが、やはり「ロビンソン」。

今回も夜中ずっと連れ回されるのでしょうか?
そして、久々の「寝釣り」はあるのか?


今回の最新作は放送に先立って、先行ライブビューイングが7月に開催されました。
全6夜分、そこで一挙に放映されたのでした。

私はタイミングが合えば行こうかな、と思ったのですが、結局行くのをやめました。
やはり水曜どうでしょうは次の展開を毎週楽しみに見るのが醍醐味だと思うので、本放送を待つことにしたのです。

全国の映画館で同時放映されたイベントだったので多くの方が参加されたと思いますが、さすがは「藩士」と呼ばれる皆さん。
守秘義務はきっちり守っていただけているようで、SNSを見ていてもネタバレや情報のリークは全くありません。
チラッとヒントだけでも目に入ってしまう事すらありませんでした。
おかげで楽しみに見ることができます。

hodの配信は1エピソード1週間までしか見られないようです。
今作も頑張って言葉にしていこうと思っています。

※先行パックは10/11まで全話視聴可能のようです。

既にライブビューイングで楽しんだ方も、まだ何も知らない私と同じ立場のファンの方も、数年に1度のどうでしょう軍団の活躍を楽しみましょう!

ちなみに、水曜どうでしょうを見た事がなく、この記事を読んで興味を持って頂いた方がもしいらっしゃったら、最新作の前に「激闘!西表島」を予習しておくことをお勧めします。
水曜どうでしょう史上屈指の名作。大爆笑間違いなしですよ!

※hodでも全エピソード見られるようです。
もちろんDVDもありますし、調べてはいませんが地方局でタイミングよく放送している地域もあるかもしれません。

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