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Helvetica、買うなら4in1ね。

余計なものは持たない。
「とにかく、なんでもかんでもついてるものが多ければそれに越したことはない」なんてことは考えない。
大は小を兼ねるかもしれないが、山椒は小粒でもぴりりと辛いものである。(やや意味不明)
そう考えているので、Helveticaは3in1を選ぶつもりだった。
4in1なんてボールペンが3色あっても使い切れるわけがないし、仕事とプライベートで使うなら、3in1の赤を青に換えて、黒・青にすればよい。
学校の先生じゃあるまいし、いったい誰が赤い文字を書くというのだ?
なんてことを想いもしたが、まぁ念のためにサイズの違いを比べてみることにした。
4in1:145mm×9.3mm 21.5g
3in1:145mm×8.8mm 20.0g
ふむふむ、内蔵するリフィルが増えるので軸径が大きくなって重くなる。
当然と言えば当然。
でも、3in1の軸径8.8mmってちょと細すぎやしないか?
と考えてしまうと、日頃はもう少し太めのペンを使っているので、この8.8mmという数字にはちょと不安を感じるのである。
僕が持っているペンでこの軸径にもっとも近いのはcaranD'ache 849の9.0mm。
これはサイズや質感が好きで、手元に置いてるんだけど、実際に使おうとすると細すぎて長文を書くには辛くて、ほぼ死蔵。
この調子だと、その849よりも細い3in1は常用しなくなるかもしれない。
困った。
しばらく困りながら考えてみた。
書きにくい(かもしれない)ペンを使うのか、使わないリフィルが出てくる(かもしれない)ペンを使うのか?
う〜ん。
結論。
849を使わなくなった経過を考えると、4in1で決定。
リフィルも3色(+メカニカルペンシル)を揃える必要はなく、たとえば、黒・青・黒(予備)+メカニカルペンシルとか、黒・青・(太さの違う)青+メカニカルペンシルでも良いわけで、なんなら青(ジェットストリーム)・青(アクロインキ)・青(エマルジョン)+メカニカルペンシルでも良い。

てなわけで、Helveticaは4in1を使うことになったのでした。
で、実際に使ってみた感想なんだけど、軸径もやや細いかなという感じで、昨日の記事にもアップしたけど、ツヤツヤのキャンディ仕様にしたので、実はちょっと滑りやすくなったような気がする。
オリジナルの状態を変更すると、思わぬところで不都合が出てくるモノなのかもしれないと思っている。
考えてみれば適当な思いつきでデザインをするわけもなく、それがそうである理由があるもんだよな。

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