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メロ杯準優勝 契約編結論夜族

はじめに


 皆さん、どーもです!夜族大好きちゃんねるのSIGMAです!

 今回は先日行われた、第4回メロ杯にて使用した夜族についてnote書きます!僕が初めてこういったnoteを書いたのは、ちょうど真転醒編環境終盤の第2回メロ杯、しかもその時も夜族(アビス!!)でした。この1年擦り続けてきたのもあって愛着がとんでもないことになってますね笑。割と飽き性な自分がキャスゴ以外でここまでのめり込んだデッキはなかった気がします笑。

 今回も、環境読みをちゃんと踏まえた面白いスパイスが効いた構築について今環境の振り返りと共に書いていければいいなと思います。宜しくお願いします!



蒼魁杯環境から分かる今期の考察


 その前にまず、メロ杯の1週間前に開催された蒼魁杯の環境の話からにしようかなと思います。前回の蒼魁杯は参加人数が115人ということで、様々なデッキが見られたのですが、とりあえず自分のTwitterにあげたものと同じものを下に示します。

参加デッキ1
参加デッキ2

 蒼魁杯は割と大きめな非公認大会であったため、練度が多少足りなくても持ち前のリソースと圧倒的パワーで多くの相手を粉砕できる、蒼波が中心となった環境になっていました。その中で勝ち上がったのは下のデッキタイプ。

予選抜けしたデッキタイプと順位

 予選抜けの4/16が蒼契約である結果を踏まえて、今環境ではまず、蒼波に対してプレイング込みで5割は取れるデッキを握るべきだ、というふうに判断しました。ここでいうプレイング込みというのはなかなか抽象的なラインですが、これは下記の2パターンに分かれるかなと思います。

 まずは早めのデッキである蒼波の速度のさらに上から倒すことを至上命題としたデッキ。例を挙げるなら秘契約や前寄りの空契約ファイズのようなデッキです。
 このようなデッキは蒼波をはじめとした多くのデッキが受け札を抱える前の先攻後攻2ターン以内にフィニッシュできるポテンシャルがあります。
 しかし蒼波に勝てても、後者側のデッキについでのように対策されて絡め取られてしまうケースも少なく無いので、全部の対面を考えると安定しないという短所が挙げられます。

 次に、蒼波の動きを阻害して遅くすることにより蒼波の速度を自分とほぼ同速にするデッキ。例を挙げると、今回の夜族やキャスゴのようなデッキです。このようなデッキは、相手のリーサル要求値を底上げしていくデッキと自分の中では定義しています。
 例えば、相手が自分にリーサルをかけるためには1,2枚のカードが必要という状態は、蒼波なら持ち前のドロー力で難なくクリアしてきます。が、このデッキタイプは相手が3枚,4枚,5枚…というように多くのカードが必要になるような盤面形成をしていくため、相手がそれらを持っていなければ突破不可能、という状況を作り出すことができます。
裏を返せば、じわじわと有利状況に持っていくことを目指しているため、各対面での深い知識が必要かつ択が発生することも多いため使用難易度が高い、というのが短所として挙げられます。また、環境がある程度落ち着くまでプレイングを模索することになるため、環境終盤まで使いづらい点もあります。
 それでも、相手の動きを阻害するカードが多く組み込まれていることによって、見ることのできるデッキタイプが多かったりその時々での対応力が高かったりするため、安定して勝ち進みやすい傾向にあります。例えば夜族ならほぼ全煌臨をケアできるヴァンピーアボルグの存在、キャスゴなら多くの速攻高打点をケアできるオーバースターの存在が大きく、安定した阻害性能を期待できます。

このように、どちらのデッキにも一長一短があります。



じゃあなぜ夜族を握るのか


 以上2タイプのデッキがあった時に、じゃあどちらを握るのが賢いのか、という点ですが正直なところ、個々人の得意なデッキタイプによると思います。

 僕は人よりも環境読みがしやすい蒼魁杯運営という立場であるため、環境の仕組みが分かった上で知識とプレイング面で不足することが無い状況であれば、自分の中で夜族は最適解になりました。

 やはり夜族という山は、蒼波だけでなく環境に存在する鋼契約や黄タイバニのような山に対してもある程度弱くなく、メタ対象をしっかりと定めることで採用カードを選択できる強みがあります
そういった幅広い対面を見れるように、今回はあるスパイスを足して大会に臨んだところ、結果は以下のようになりました。

結果7-2(負け2回ともコマプロ笑)

 正直予想外の対面が多々あって頭を抱えましたが、それでも問題なく勝つことができたのは自身の対面知識と今回の構築のおかげだったので、間違いが無くてよかったです(超星だけは相手のプレミを誘ったり事故を願ったりしかできなかった笑)。

 以上の点を踏まえて、第4章環境を締めくくるにふさわしい夜族の結論構築を有料の方にて書かせていただきましたので、是非ご購読の方宜しくお願いします!
 僕の夜族noteを初めて読む、という方は、僕のコアマスの時のnoteに軽く目を通しておいてからの方がいいかもしれません。無料で大容量書いてるので是非!



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