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綺麗なものを見て綺麗だと言える私も綺麗だと思う / JO1 河野純喜くんについて

誰かとぶつかってずっと考えていたことがある、世の中は全て環境と運と才能で決まっていて成功した者と成功しない者の差は努力という名のつくものでは決して埋まらないという論だ。
最初にそれを聞いたときは反発した、「いや努力の過程で人は色々なものを得て成長するだろうし、例えば英語が出来ないって言っても1つの英単語100回書けばさすがに覚えられるよね?わたしはそうしたよ。きみが現状の状況にいるのは、努力がめんどくさい故に嫌なのか、そもそも失敗することを怖がってまだ1歩すら踏み出して無いんじゃないの?」馬鹿な極論だとは思うよ。
そいつは言う、そもそも努力すること、出来ること、また目標を持ってから努力しようなどすぐに行動を起こすこと、それ自体が才能であると。
たしかに科学・医学・統計学上でも過去、生まれ持ったIQや、育った家庭環境、家庭の経済状況により、人が成功できるかどうかはかなり有意に左右されることは示されている。
それくらいはわたしも容易に想像出来たが、はたして努力することすらすべてが才能なんて馬鹿げたことがあるものか。現状に満足する言い訳に過ぎないんじゃないの。

ただそいつと対話を重ねるうち、世界中で出された論文などを根拠にしたデータを見るうち、そういうものなのかなあ、そうかもしれないと思うようになった。
わたしがこの人すごいと思う、と言うとそいつは才能だねと言う。そうだねって返す。ちがうよ、この人も才能という基礎の上に努力を重ねてここまできたんだよなんて言ったらまた「〇〇卒は言うことが違うよね、英単語100回書けば〇〇余裕で入れるって言ってたもんね」って言われるもん。わたしだって全然いい環境なんかじゃなかったよむしろ有り得ないくらい辛い環境の中それをやり切ったから手に入れたんだよ舐めんな。って言ってもわたしが〇〇卒である事実が覆らない限りいみないんだろ。
この人と知り合ったのはとあるゲームのdiscordのサーバーだった。わたしはなんかもうすべてが嫌になってしまってサーバーを脱会した。正解だったと思う。

その人のことを悪く書いてるように見えてしまったらそれは不本意だ、だってそいつが言ってることは事実であるとわたしも思うしそいつだって色々言い分がある、むしろ新しい視点を与えてくれて感謝してる。


話は少し変わるがわたしはいまJO1というグローバルボーイズグループ、まぁ分かりやすく言うとアイドルにハマっている。家族の影響だ。
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JO1は韓国の人気オーディション番組『PRODUCE 101』の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』の合格者11人で結成され※たグループである。
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※Wikipediaから引用

これを無理やりこの話に繋げると、プデュだってデビュー出来た11人だからこうやって努力してきたことが評価されているわけであってデビュー出来なかった残りの90人、101人に残らなかった多数の人々だってきっと並々ならぬ情熱で並々ならぬ努力をしてきたはずだ。なのに表には出てこないしそれゆえもちろん評価もされない(もちろん出てきてる人もいると思うが)

でもやっぱりメンバーに対してはダンス最初相当だったのに努力したよね、最初はグループ分け最下位だったのに頑張ったよねってずっとみんな言う。これってまあ、不公平だと言われれば、それはそうかもしれない。


さっき二度寝して起きてねぼすけでYouTubeを習慣で開いておすすめの1番上にあった純喜くんがbacknumberの水平線をカバーしている動画を見つけて聴いた。並行してコメント欄を見るとこんなコメントがあったから、それも読みながら聴いた。


とても素敵なコメントだと思ったのでモザイク処理の上掲載しましたが、ご本人、また第三者の方からでも問題があればすぐ削除いたします。スクリーンショットの仕様上途中までしか載せられず申し訳ございません

めちゃくちゃ綺麗だなと思った。

確かに成功した者は幸運だ。でもその分成功出来なかった人たちの分まで努力しなければならないような義務じみたものが与えられるし、常にある意味監視され、その上成功出来なかった人との比較を受けてしまったこともきっとあったと思う。
それでも弱さを見せず、まっすぐした目でこの曲を歌いきる彼に綺麗以外のどんな感想も言えないと思った、わたしは

この世の綺麗なものに文句を付けようと思ったらなんとでも言えよう、綺麗な猫は血統種かもしれないし綺麗な草木は丁寧に業者の手が入っているかもしれないし綺麗な顔は生まれつきでも整形でもずるいのかもしれないし。
それが真実だろうと綺麗なこともまた紛れもない真実だと思うから、わたしは綺麗なものに綺麗だと言い続けたいし、そんなわたしも綺麗だと思っている。

※わたしはJO1についてまだまだ浅いです。
なにか誤解、間違いがあれば、遠慮なくコメントでおしえてください。むしろ喜びます!

※「これを無理やりこの話に繋げると、」と書いたが、純喜くんの歌を聴き終わった時点でこの話を書こうと思った。純喜スタートです。

 ※読み返してタイトルに純喜くんの名前を入れたからにはもっと本人の背景などの情報を入れなくては行けないと思ったが、わたしはそろそろ仕事をはじめなくてはいけない。また編集します。

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