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2023年やったゲーム黙示録(7月~9月)

続きだぜ。寄れ、そして耳を澄ませ。

最近フォロワーがnote毎日とか毎週とか定期的に書き記すのをやってて、おれもゲーム終わるたびに都度やったほうがいいんかな~……と思ったりしているけどこの体たらく。ズボラな性格が悪い。

パラノマサイト FILE 23 本所七不思議

イラストだけで発売日に買って放置してました。申し訳。

steam版でプレイ。大体10時間未満。
スクエニが最近ちょいちょい出してるアドベンチャーの一つ。
なんか相当話題になってたし今でもたまにTLにパラノマサイト遊んだ!みたいなのが散見される辺りジワ売れしてるんかね。

ホラー仕込な見た目と最初にジャンプスケアがぼちぼちあってウワ~……となったけど、本当に序盤だけで安心。所謂ジワ怖……というほどでもなく、中盤以降はむしろメタホラーの様相を呈していたまである。
システム面としては脱出ゲーム的な要素もありつつも、基本的にはあくまでアドベンチャーゲームとしてお話を読んで分岐を選択して……程度なので、ゲーム性に特筆すべき点は無いと思う。
洗練はされてるけど、このジャンルって20年くらい前からそれほど進化してないので本当に言うことがあんまり無いな……。

じゃあこのゲームの魅力は……と言われたらやはりお話。
まず舞台について、自分は本所七不思議について存じ上げなかったのだけど、墨田区らへんに二ヶ月ほど住んでたので知ってるロケーションが出てくるたびちょっと嬉しくはなったかな。
とはいえ時代が昭和ということもあるから「見たことある!」って感動があるわけでもないし、それはプレイヤーの大半がそうじゃないかね。

昭和後期の墨田区に、江戸時代より伝わる七不思議を元にした能力で殺し合うバトルロイヤル群像劇という設定に最初はイカれそうになったんだけど、昭和の生活と能力バトルの境目にリアリティラインがなんだか不揃いに感じる箇所がちょこちょこあって途中テンションが下がってたんだけど、そこにやってきたのが黒鈴ミヲ

かわいい~

高名な霊能力者の弟子として修行しながら除霊などの仕事も行う霊感女子高生の存在が「マジになんなよ」と急激にリアリティラインをぶち下げてきたおかげで、ようやくゲームとの向き合い方を理解してからはまっすぐ楽しめたね。京極堂読んでる気分だったところから呪術廻戦見てるテンションに変貌した感じ。
それ以外にも登場人物が全員キャラが立ってて、エピソードも魅力的で、かつ善人だけでないのが良かったかな。抜けてるハードボイルド刑事や二枚目気取りの三枚目探偵から、復讐の未亡人からサイコパス女子大生まで、結構好きなラインナップ揃いだったな。

というわけで割と最後らへんまで少年漫画っぽいノリが続いて、ラストのどんでん返し……という感じだったんだけど、メタフィクション要素の導入が序盤にあったのであんまりだったかな。これ系のインディーゲーやってたら感動は薄いかもね。

総評としては「キャラが良い」!コラボカフェが好評だったのわかるな~という感じ。
続編は一応予定はされてるみたいなのでまたミヲちゃんの登場楽しみにしてるぜ。

BlazBlue Entropy Effect

マイってここに並ぶほど人気だったんだね

steam版でプレイ。書いてる2日前に大型アプデ来たのでまだまだ現在進行系で遊んでます。何気に20時間ほど。

まさかのブレイブルー新作!という情報はずっと前からあって、その頃から「別ゲーのガワだけ変えたゲームっぽい」ということは聞いていたので、大して期待はしてなかったです。
実際のところゲーム性はdead cellsでビルド部分はhades、という感じでそれぞれが特に洗練されているわけでもないので、ローグライトとしては貶すほどでもないけど褒めるほどでもないぜ。
ブレイブルー要素はマジで自機のモーションとボイスだけ……と思いきや、「ココノエでアラクネに敗北する」の実績があったりして微妙に愛を感じないことがない。なんなんだよ。

ストーリーにも当然ブレイブルー要素はなく、バーチャル空間でブレイブルーのキャラを自分が操作している、という体のアクションゲームなので、ブレイブルーについてのお話はマジで一切出ないです。
一応強化要素として「ポテンシャル」というものでアクションが増えるので、そこでは本家ブレイブルーのアクションが追加されたり、架空のアクションが急に増えたり(!?)する。既存のアクションを付け替えして頑張って作ってるだけですけどね。
更に他のキャラのアクションを使うことが出来る要素もあるので、戦略性とアクション性の両方が結構高いと感じました。

基本的には小さいステージを繰り返しながら強化してボスに挑んでが3回の、ローグライトとしては一般的な構成……と思いきや、ラストがまさかのメトロイドヴァニア化するという珍しいパターン。
メトロイドヴァニアステージ自体は一応自動生成のランダムダンジョンではあるんだけど、数回やったら見飽きるくらいにはバリエーションは無い。ザコ敵の種類もおおまかな配置も、中ボスですら固定なので、なんだか時間がかかるだけに感じちゃったな……

とはいえアクションは爽快。ブレイブルーキャラのモーションがとにかくかっこよく面白く出来ていたゲームだと実感すると同時に、真っ当な格ゲーとしての新作を再び望んでしまったぜ。
初期バージョンはザコ敵のスーパーアーマー付きがあまりに多かったり、敵の強さの割にライフ回復手段が限られてたりとゲームバランスに問題がかなり多かったんだけど、アプデの度にその辺は改善されてったかな。
アーリーアクセスって負の側面が語られることが多いんだけど、アプデでどんどんゲーム性が良くなったりコンテンツが増えたりしていくその過程を楽しむ体験としては唯一無二だと思うんだよね、

総評としては「んまぁ……」です。全体的には悪くはないけど、悪くはない止まりなので、deadcellsやhades始め、その他の良質なローグライトゲームに勝っている部分が本当にブレイブルーを使っていること以外に無いと感じちゃったね。
まあおれはブレイブルー好きだし、アプデもぼちぼち程度の頻度で行われてはいるのでその度に遊んでいこうかなくらいで。

ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON

まさかこんなに休止期間伸びるとはなあ

PS5でプレイ。なんだかんだ50時間は遊んでるらしい。
なんだかんだ10年くらい新作が出なかったアーマードコアシリーズの新作。その間にクソみたいなミームとかで知名度がなぜか上がっていったのがインターネットの妙ですね。

個人的な話をするとアーマードコアってfaくらいまでは「出とるな~」くらいにしか思ってなく、マニア向けというには知名度はちょっと高いけど、メジャーなゲームというわけでもないよね、みたいな中途半端な立ち位置のゲームだったんですよね。
国内での売上も6まではあくまでそこそこくらいだったし、肌感覚としてもそんな感じで。

ほんで今作なんだけど、とにかく素直!
AC過去作にあった複雑な部分が概ね整理され(旋回速度だのスタビライザーだの……!)アセンブル画面でデータを睨みつける必要性が序盤にそれほど発生せず、どんなACを組んだとしても操作体系が大きく変わりもしないので遊びやすかったかな。
それでいてちゃんと個性が出るくらいの自由度はあって、クリア後も色々な機体構成を試してみたくなったのが良かったね。
パーツ自体の種類は昔より少ないかも?とは思うけど、つっても昔のACもこれ何に使うの?みたいなパーツが大半だったので、現実的な総数はそれほど変わらないかも?

この辺はやっぱ過去作プレイヤーからすると「遊びの部分が狭まった」と表する面もあるだろうけど、個人的にはGGXrd→GGSTに移行したときに感じた、自由度が高まれば高まるほどゲーム自体の敷居が高くなる問題と似たような匂いを感じちゃったかな。
そこのしわ寄せをもろに軽量系機体が食らっちゃったのでゲームバランス自体は甘く感じてしまうし、遊びやすさのトレードオフになりそうなので対人要素に関してはおまけくらいに思っといたほうがいいかも。

んでストーリーは本当にわかりやすくて感動。
SEKIROという前例があったものの直前に出たエルデンリングがいつも通りわかりづらいアレだったので正直それほど期待していなかったんだけど、キャラ良し演出良しお話良しと全体通してずっとワクワクできたぜ。
欲を言えば一周目はルビコンの火エンド固定にしたほうが……というのがあったかな。シンダーカーラ排除したさすぎて一周目ルビコンの解放者エンド選んじゃったんだけど、二週目の最後の方の話の流れがイマイチ合わない感じになってちょっと微妙だった……。

そしてACといえばFreQuencyのオルタナティブなロックナンバーなんだけど……今作は相当控えめだったね。というかAC4と5がめっちゃお調子者だっただけという説があるけど、メロディアスな曲がなかったのはちょっとだけ残念だった。
とはいえ戦友が出てきた時の専用BGMはかなりアガったし(コータロイドやっぱあるじゃん!という意味で)楽曲自体の質は保たれてたとは思う。AC4ら辺大好きなんだけどアレも思い出補正ということもあるだろうし。

総評としては「アーマードコア復活ッ!!!」です。無難に面白く、それでいてアーマードコアらしさはちゃんと残ってるゲームだったと思う。
売上で見ても話題性で見ても、「新作が出るか出ないか」じゃなくて「新作がいつまでに出るか」を心配する方向になったのはめでたいね。
まあここまで書いといてなんだけどおれはソウルシリーズ系統のほうが楽しみなので、アーマードコアのせいでおざなりにならないことを祈るぜ。そんなことはなさそうだけど。

Lies of P

初報から発売までやけに長くなかった?

XboxSeriesX、かつXboxGamePassでプレイ。30時間くらいらしい。
ゴシックダークスチームパンクに童話とポップ寄りなサブカルっぽさをこれでもかと詰め込んでた世界観、結構予算かかってそうなソウルライクということでゲーマーたちを魅了した(個人的)期待作。

言いたいことはtwitterに割と書いちゃったんだけど、とにかく難易度が高すぎ!
おれは結構ソウルシリーズまあまあ上手いほうだと自負してるんだけど、それでもボス戦は相当負けがこんだというか、一回で突破できたボスは人型の中ボスくらいだったかな……。基本どこでも5回以上は負けてた。

道中のザコ敵が複数体出てきて固くて怯まなかったり、不意打ちの形が非常に多かったり、重量の概念が厳し目に調整されてたり、武器のバランスがかなり甘かったり。
荒削りな部分が目立ってはいたけど正直嫌いじゃないゲームなんだよね。
ディレイ攻撃容認派かつ探索大好きなので、エルデンリングのバランス好きなら全然受け入れられる範囲内だと思う。というかエルデンリングって絶賛されてるけどその辺のレベルデザインに関してはちょっと急すぎる気がするし。

ストーリー自体はそんなに印象に残るようなものではなかったんだけど、ラストに「ドロシー」という単語を出してオズの魔法使いをモチーフにした続編を匂わせてきたのはハリウッドB級映画っぽくてちょっとおもしろかったかな。ザ・マミーとかそんな感じだったけど結局新作出なかったね。
ソウルライク系にしてはちゃんとしたストーリーがあったけど、ストーリーモノのゲームとしてはちょっと基準に達してない、そんな塩梅もB級映画っぽかった気がする。この辺ソフィアとかゼペットおじさんにちゃんと向き合えた人ならもうちょっと楽しめる気はするけど、感情移入する余地がそんななかった気がするな。
つうかそもそもピノキオ要素が薄く、嘘をつくか真実を告げるかの二択部分でドキドキする箇所がほぼ無かったので全然ロールプレイさせてくれなかったかな。ピノキオソウルというトップダウンのコンセプトを突き詰めていったらここら辺を削らざるを得なくなった、みたいな大人の事情を感じずにはいられなかった。

総評としては「惜しいところも含めておれは楽しめた」です。
コードヴェイン楽しめたんだからそりゃそうだが、荒削りなゲームって結構好きなんだよね。遊びづらい部分も含めて「攻略」してる気持ちにはなれるし。
言うてゲーパスなので手軽には遊べるだろうし、ガッツリアクションRPGしたい人は遊んで損はないと思う。ていうか君たちゲーパスもうちょっと入っとこうぜ。

やりかけだったり継続してるもの

Starfield

ベゼゲーらしくないといえばそうだしベゼゲーらしいといえばそう、みたいな。

XboxGamePassでプレイ。本当に最初の10時間くらいで一旦Lies of Pに以降しました。
これマジで遊ぼうと思えば200時間くらい遊べそうなので”凪”の時にちゃんと遊ぶと思う。少なくともしばらくはちょっと勘弁してな。

Wo Long: Fallen Dynasty

ウチのPCでは最適化不足だったのか動作ヤバかったです

XboxGamePassでプレイ。20時間くらいはやってぼちぼちクリアだと思う。
コーエーテクモの大作ソウルライクということで期待してたんだけどPCの動作ヤバすぎたからXboxで改めて始めから。やめた理由はstarfield。
キリ悪すぎるからとっとと終わらすつもりだけど、これはLies of Pと違ってアクションの部分がイマイチ合わなかったかな。爽快感が薄い気がする。やり込めばもうちょっとあるのかもしれないけどね。
キャラクリがエロゲーみたいなパラメータで作れたのはウケた。

格ゲー

やっぱこれだね。

今期のゲーム時間の大半は結局スト6。ガイルでマスター行って今はルークやってる。
アケコンのレバーとボタンを久々に換装したりレバレス入力と向き合って座学しまくったりとかなり充実した格ゲーライフを送れたぜ。
AKIも出てますます盛り上がってるから10月以降もずっと遊ぶと思う。

触って30分でうーん……となったのでやめた。

あとギルティギアも結構やってた。ブリジットが死ぬほど弱くなってシンを触りだしたんだけどそのタイミングでブリジットのフィギュア届いちゃったから、どうすればいいのかまるでわからなくなっちゃった。
つっても流石にキャラ性能として厳しいんでシン使うよ。

GREY HAVEN

げむぼく。向けルーンファクトリー

steamでプレイ。5時間くらい?やめた理由はBBEEのアプデ。
これアーリーアクセスなんだけど現状の実装箇所まではぼちぼち進められそうなのでそこまではやると思うけど……ゲームとしてはかなりイマイチ。
つってもムチムチな女の子がいっぱい出てきて嬉しい!という気持ちに嘘はつけない。やっていきましょう。

PAYDAY3

starbreeze、馬鹿野郎。

XboxGamePassでプレイ。1時間くらい(チュートリアル)。
本当はガッツリやりたかったんだけどサーバーがぶっ壊れてたせいで全然遊べず。落ち着いたら遊ぶよ。
つってもベータの時点で全然遊べなかったし本当になんなんだろうなこのゲーム。

10月~12月の期待新作ゲーム

以上です。正直積みゲーの消化のほうが優先されてるのにバトグラだのストリートファイターだので全然ゲームする時間が取れないわけなんだけど、それでも遊びたいゲームは幾つかあるからピックアップしていこうか。

Marvel's Spider-Man 2

退職の二文字が頭をもたげた。

マイルズ・モラレスまで遊んでかなり好きなゲームだからやりたい。やりたいんだがオープンワールドってお前ね……。
真っ当に行けば積みそうだけど気の迷いでスパイダーマンに全ベットする10月はありえる世界線かもね。いずれにせよいつかは遊ぶよ。

幻日のヨハネ - BLAZE in the DEEPBLUE -

ヨハネのぬいぐるみ取りたくてクレーンゲームに5000円突っ込んだよ(0勝)

地味に一番楽しみなゲーム。アニメもなんだかんだ面白かったしね。
ヨハネは好きだけどサンシャイン自体はそれほど好きではなく、そういう意味ではこういうスピンオフコンテンツが展開されることは嬉しいねえ。

ペルソナ5 タクティカ

P5S、積んでます。

ヨハネの次の日にこれって!
P5R流石に面白かったのでコイツも遊んどきたいけど、言うて割と骨太っぽいし大丈夫なのか……?
というところでゲーパス入ってることに気づいたのでまあ積みの姿勢で行くことを決意。助かるぜ。

最後に

7月~9月はストリートファイターのせいでパツパツになってしまったけど10月以降もあんまり変わらんかも。
遊ぶ予定の新作ゲーム自体はそれほど多くはないんだけど、地味にクライマキナやPAYDAY3をほぼ遊べてないしロックマンX DiVE オフラインも買っておいてあるので破滅です。
今年も残り僅かですがみなさんも元気よく破滅していきましょう。僕からは以上です。


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