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2023年やったゲーム黙示録(10月~12月)

まずはみんなあけおめ~。
2023年の話を今このタイミングでやるのは如何ともしがたく、しかし許せということです。

ぶっちゃけるとこの3ヶ月は結構格ゲーとバトグラ漬けだったりしたのでそんなにまとまってゲームをしていないのですが、最後までやりきることが大事だとSANABIで学びました。よって一応は書きます。

Lords of the Fallen(2014)

強力な魔法と奥深く充実した戦闘システムが織りなすダークファンタジー・アクションRPGに没頭しよう。非道の神、アディールが長年投獄された恨みを晴らすべく人類に侵攻する時、人々は予想外の人物…ハーキンという罪人に望みを託した。

steamの概要欄より。(2013)と(2014)で表記が分かれててクソめんどい

steam版でプレイ。大体10時間未満らしいです。
概ね10年前に出ていたアクションRPG、所謂ソウルライクで、当時はムキムキのおっさんがムキムキな敵と戦ってる絵面が普通に嫌だったのでやらなかったです。

ソウルライクとしてはかなり特殊なシステムで、経験値を多く持っている状態で敵を倒すとより多くの経験値がもらえるシステムなんかはとてもおもしろく感じました。
篝火に近づくだけでチェックポイントとして機能するシステムだからこそキャリーオーバーが成立するとは思うので、後発のゲームが採用してないことには何ら疑問はないですけどね。
ただ得られた経験値の使い道が地味なものが多く、特性ポイントでステータスを上げてもあんまり実感できないし呪文ポイントで使える呪文があんま強くなかったりだったのでRPG部分は微妙でした。

んでアクション部分は……全体を通して古臭い!
ダクソどころかデモンズよりもかび臭く感じる箇所多しで、体感PS2の頃のイケてないゲームっぽいなと。
グラも本当に2014年のゲームか?ってくらいガビガビだったり敵の攻撃アニメーションと判定が結構乖離してたり、印象に残るボスもそれほどいなかったくらいにはボス戦もつまらなかったです。

探索要素はダンジョンが広くてかなり骨太ではあったけど、入り組み方と景色の代わり映え無さ、ザコ敵が異様に強くてフラストレーションが溜まりやすい作りなのがあって途中からはめんどくささが勝っちゃったかな。怯まないしハメてくるやつばっか。

ストーリーはマジでウンコです。
ソウルライクとしては珍しくシネマティックを取り入れてますが、背景もよくわからない主人公とその仲間、専門用語のオンパレード、目的もわからないままとりあえず歩かされるだけの脚本、悪の象徴として君臨するアディールの存在感も無ければラスボスのぽっと出感も物凄かったです。
これに関してはマジで褒めてる人見たことないっすね。

総評としては「流石に今遊ぶ意味のないゲーム」です。セールで数100円だったけど損した感あった。
リブート版を遊ぶ前にとりあえずで遊んでみましたが、別にリブート版をより楽しめる何かがあったわけでもないので、遊んでみたいな~という人も考え直したほうが良いです。全然おもしろくないよ。

Lords of the Fallen(2023)

新たなダークファンタジー・アクションRPG、Lords of the Fallenの広大な世界が待ち受ける。名高い闇の十字軍の1人として、悪魔の神アディール討伐を目指す壮大な旅に繰り出そう。

steamの概要欄より。またアディールと戦うのかよ……

xbox版でプレイ。3週する手前くらいで止まってるけど大体40時間くらいです。
前作とは打って変わってかなりダークソウルに寄った作品になります。まあかなりダークソウル2ですが……。

まずマジで各所で言われてるのですが、難易度が異常!
敵の多さがダークソウル2の3倍くらいは体感であって、その中でも遠距離攻撃持ちのモブが怯まず硬くて火力高いみたいな感じです。そのうえ裏世界では雑魚敵が無限湧きするというとんでもない仕様のせいで本当に探索がしんどいゲームでした。
一切敵をスルーせずに殲滅しながら探索したプレイヤー、恐らくいないと思います。スルーしんどいけど殲滅はそれ以上にやってられないので……。
それと裏腹にボスはほぼ全員弱かったです。最初らへんのボス越えた以降は多分1回か2回しか死ななかったとは思う……。

ゲームとしてはとにかくマップの広さと繋がりが凄い!とは思うのですが、ボスが中間に出てこず中だるみする区間がかなり多いので途中からはあんまり盛り上がらなかったです。ロケーションも前作よりはバリエーションあったけど、特徴が無いマップが大半だったかな……。

しかしもう一つの要素が世界の変化。裏世界的なものにシフトすることでマップが姿を変え、さらなる探索が出来るようになります。
裏世界では壁に何かが蠢いてたりささやき声がしたりとマップが悍ましい姿代わり、純粋に敵が増えたり長く滞在してると死神的な強モブがポップするようになる、あまり留まりたくはないエリアになります。
しかしマップを探索する上では裏世界へのシフトは必須になるので、必然的に表世界との行き来を何度も要求されるので結構テンポが悪かったです。表世界ではマップごとに特徴が一応あるけど裏世界だとどのマップも見た目がホラーチックになって見栄えが変わらないのもマイナス。
でも表世界で一度死んでも裏世界へのシフトで蘇生出来るのは結構面白かったです。難易度の高いゲームなのでそういう救済措置が無いと流石に……。

アクション部分はダークソウルのようにローリング回避の他にジャストガード(パリィ)のシステムもあり、戦闘自体は結構考えることが多かったからそこは良かったです。
とはいえほぼ同期のLies of Pに比べて若干もっさりしたアクションにはなってるのと、ボス戦が途中からほぼ作業になるのでアクション自体が面白い瞬間はそれほど無かった印象。Lies of Pはボスが強かったので割りとひりついたけど、このゲームはちょっと……。

RPG部分はかなり遊びの要素が多く、ここは確実に加点ポイント。
筋力技量でそれぞれ使える武器種が多いほか、遠距離武器もバリエーションが多いのでキャラビルドの面白さは確実にあった。
所謂魔法職も光と灼熱でそれぞれ武器魔法のバリエーションがある上、その両方を要する暗黒というビルドもあったので色々試してみたい気持ちは結構あったかな。
技量型で攻略することの多いおれにしては珍しく一周目は光特化型ビルドを選び、それが結構面白かったというのもある。というか多分割りとぶっ壊れてる武器を選択しちゃったので最後の方はほぼ火力のゴリ押しみたいな感じになっちゃったね。
地味に最後のエンディングは別キャラ作って一周目で見ていきたい気持ちがあるくらいには色々試してみたいね~。

主人公はキャラメイクできるようになり、シネマティックなストーリーも省かれ、全体的にはスッキリしたゲームに……と言いたいところですが、お話のダメさは変わらず。専門用語と目的提示が意味不明すぎて正直没入感はかなり削がれました。
とはいえ前作と違って「5つの聖なる篝火がアディールによって穢されたので浄化しろ」または「5つの聖なる篝火をアディールの力で更に穢せ」と序盤に提示されるのでそこはわかりやすく改善されてたかな。

とはいえ後者のアディール側に付く方はかなりわかりづらく、篝火を一つも浄化せずにラストダンジョンに行くことを要求されるので、初見では結構無理筋だし二週目行っても篝火を浄化しない発想が出づらいかな……と思います。
実はもう一つエンディングがあるのですが条件がかなりわかりづらく、攻略サイト見ること前提かなとは。まあフロムも結構わかりづらいエンディング多いからそこは良いかなと。

んでここまで割りと賛否両論な評価だったんだけどここで致命的な話があり、5つの聖なる篝火を浄化した後に戦う、数少ない前作から続投されているキャラクターであるラスボスのアディールがなんとイベントボス!
深みの主教システムの雑魚敵を少しずつ処理していく戦闘ですが、どうでもいい中間地点のボスだった深みの主教よりも手応えがなく、それで一気にエンディングです!馬鹿なの?
お陰で全然ラスボス戦が盛り上がらないまま一周目が終わるので、大半の人は怒り狂ってやめそうだとは思いました。まあ大半の人はまず途中で辞めると思うけど……。
ちなみにアディールルートだと、光ルートにおけるちょっとしたボスがラスボスになります。それはちょっと……。3つめのエンディングだとまだ見ぬボスと戦えるらしいけど、それはまだ未観測です。

総評としては「なんとも言えないソウルライク」です。ビルドの数が多いところが褒めどころなのもダクソ2っぽいよね……。
とはいえおれは結構好きです。そんな勧められないけど、半額セールとかになってマジでソウルライクに飢えてる時とかは遊んでいいと思います。アプデも結構来てるみたいだしね。

幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-

ヨハネ、未知なる海底ダンジョンへ!
「幻日のヨハネ」が本格2Dアクションゲーム化!

『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』とは
『幻日のヨハネ』(げんじつのよはね)は、ラブライブ!シリーズ第2作「ラブライブ!サンシャイン!!」の公式スピンオフ作品です。
そのヨハネの世界を舞台にした探索型2Dアクションゲームが本作『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』です。

steamの概要欄より一部抜粋。結局それほどBLAZEはしなかった。

steamでプレイ。7時間ほどでクリアというかトロコン。
ガンヴォルトRTAやってるくらいには一応インティ信者だし、アニメも結構楽しんでたしなので流石に発売日に即プレイです。

とりあえずはメトロイドヴァニアとしての体裁は良き。ヨハネ以外の8人の仲間を回収していくところでゲームとしての目的は始めから提示されてるのでわかりやすく、仲間を回収→アクションが増える→探索箇所が増えるという感じで、とりあえず平均点ではあります。

ヨハネって何で戦うん?という話ですが、最初からライラプスで攻撃できる他、MP的なのを使って武器攻撃を行うことが出来ます。
探索や雑魚敵を倒すことで得られる素材で武器防具がクラフト出来るので、そこも成長要素として機能してたのは結構良かったかな。

戦闘は雑魚やボスの特徴付けがそれぞれなされてて全体的にひりつく感じにはなっててそこは流石インティ。
割りと何度かリトライさせられたボスもいたので手応えは結構あったし、理不尽感は道中以外はそんなに無かったかな。

ドットパターンも結構豊富で、ヨハネは当然のごとく他の8人もちょい役にしては結構動くしみんな可愛かったね。
フルボイスだしなんでも無いところでも結構ヨハネがべちゃくちゃ喋るので、普通にヨハネ好きだから嬉しかったな~。

とはいえマイナス点は多く、まずボリューム。7時間ちょいでトロコンかつ特にやりこみ要素が多いわけではないので、ここはちょっとな~。
マップが異常に広いように見えて実は探索してみたらそうでもない、というのは難しいけど、個人的には少し物足りなかったかな。ここは人によってはちょうどよさそうなところでもあるかも。

んで一応このゲームはキャラゲーなんだけど……キャラの絡みは薄いね!
幻日のヨハネ自体は結構ヨハネとライラプスの喧嘩漫才で成り立ってたところあんだけど、このゲームではそういった要素は薄い。他のキャラとの会話もそんなに無くて、折角のフルボイスなのにな~とはちょっと思ったかな。

総評としては「短編プラットフォーマーとしては及第点、キャラゲーとしては……」です。実際にラブライブのファンがどう思ったかはわかりません(おれはそれほど……なので)。
5280円じゃなければ別に全然いいと思うんだけど、世の中のメトロイドヴァニアは全てHollow Knightと比較されてしまうのは悲しいね。

Granblue Fantasy Versus: Rising

対戦格闘ゲームの間口を大きく広げた「GBVS」が全ての要素においてパワーアップし、最新作「ライジング」として新生! コマンド不要のシンプルな操作で手軽に楽しめるバトルは、まさに格闘ゲーム入門の決定版! 戦いの駆け引きの楽しさを、誰でも体感することができる!

steamの概要欄より。対戦格闘ゲームの間口は別に広めてないのがおもしろポイント。

steamでプレイ。とりあえず32時間くらいはやってるけどまだ全然足りてねえ。
出たての格ゲーだしおれはS3くらいの実力なのでちゃんとした評価は他の人のを見てね。

相変わらずビジュアルと音楽はグッド。別にGBVS自体はそんな好きじゃないんだけど、本家で好きだったアニラが出てきたのでほぼそれ目当てでした。そんな強くないキャラだったけど。

ゲーム性はおもくそ変化していて、βテストの時にあまりにクソだったレイジングストライクはかなり弱くなり、投げの性能も紆余曲折あって結局発生4Fの暴れ技みたいな感じになっちゃった。
けどそれ以上に現行バージョンではダッシュ攻撃がかなり面白く、ジリジリ歩きガードするゲームじゃなくてちゃんと攻めを押し付けるゲーム性に変わってるのはアークゲーらしくて好印象。

各所で文句言われてるダッシュAだったりガーキャンだったりが強すぎるのも個人的には好きなのであんまり大きくは変えてほしくはなく、どちらかといえば上の方にいるニーアシスゼタジーク辺りの強キャラとそれ以外で格差が割りとあるのが気になっちゃうかな。特にニーアのダッシュAはあまりに滑り過ぎである。

総評としては「やるじゃん」です。あの暗雲立ち込めていたβテストからよくここまで持ち直した。
とりあえずアニラ→ユエル→ヴィーラとキャラ変えしまくった結果、今のところジータかニーアやる感じになってます。まだまだ味はするけどスト6とGGSTも結構おもしれーし今年はUNI2と鉄拳8でんだよね~……。

やりかけだったり継続してるもの

Baldur's Gate 3

最初の5時間で危険性を理解。

steamでプレイ。一旦プレイを取りやめて他の優先度高い連中から取り組んでます。多分100時間は余裕でかかる。
とりあえず凪の時期になればやるけど、starfieldも同じ枠なんだよな~……。ままならん。

ロックマンX DiVE オフライン

シエルが普通にZセイバー振り回してる絵面はウケた。

steamでプレイ。今まさに遊んでます。発売日に買ってずっと積んでた。
とりあえず徒手で始めるには情報量が凄まじすぎたので攻略を普通に見ながら遊んでる。本家も最初の方はやってたけど、オフライン版が思ったよりソシャゲと変わらないのはゲームの在り方を考えさせられる。

格ゲー

またまたまた結局スト6。ルークマスターに行ってとりあえずガイルをまたやり始めてるけどマスターリーグはほぼやってない。
レバーレスコントローラーを購入したので覚え直しの部分は多いんだけど、とりあえず昇竜が少しずつ出せるようになってきたので成長は実感できるね。まあサマーなら別に変わらんけど……

きゃわきゃわ~

でも割りとGGSTの方をメインに遊んでた部分もある。エルフェルトをXrdの時に使ってたので流石に遊んで、3日目で見切りをつけた。やることがシンプルなんだけど立ち回りが弱く、昇竜持ってないのがこのゲームでは結構致命的だとは思う。
またブリジットに戻しつつ……だけどちょっと思うところがあって今はカイ=キスクを使ってる。実は使ったこと無かったんだけど今のバージョンのカイは圧倒的におもしれえ。

ハースストーンバトルグラウンド

(時と場合によっては)神ゲー

異常環境好きくなかったけど呪文環境はマジで面白くやってる。まだレート7000で細々と、な。
王道もなにげにやってはいるけどやっぱバトグラだね。ゴルドリン発見したはいいけど進行で死ぬを200回はやってる。

2024年1月~3月の購入予定ゲーム

UNDER NIGHT IN-BIRTH II Sys:Celes

タイトル相変わらず読めねえ

流石にね。鉄拳8同日発売だけどそっちは買わんかも?
ベータの時は思ったより変わってない雰囲気あったけど製品版どうなるかな~。

GRANBLUE FANTASY ReLINK

ようやく発売されるとはねえ。

このゲームの発表きっかけでグラブル始めて、発売される気配が出る前に普通にグラブルをやめた、そんな思い出のゲーム。
全く買う予定はなかったんだけどデモ版の触り心地が思ったより悪くなくて、ビジュアルとBGMが想像以上に良くて購入予定に。
GBVSでもそこはめっちゃ良かったので、サイゲームスなんだかんだ割とおれたちのツボはわかってくれてるのかもね……。

ペルソナ3 リロード

さっすっがにかっけえ。

またペルソナが積みゲーに!?ゲーパスに入ってるから問答無用で後回しになるけど……。
思い出のゲームなのでいずれはやるぜ。

最後に

バトグラ、スト6、あと特に印象に残ってない細々としたインディーゲーなどが多くてそんなに書くもん多くなくてごめん。あとまっすぐ褒めてるゲームがグラブルしかねえな?

地味に年末年始にFF16やSANABIをやっつけてるんだけど、そのレビューは来年に回します。ざっくり概要だけどFF16はコアユーザーが遊ぶ価値は無く、SANABIは2023年ベストゲームです。やっていきましょう。


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