メタルコア系のライブでは”同調”が起きるのが分かりやすい

世の中にはメタルコアというハードコア系の音楽が存在します。
Youtubeなどの動画サイトで「Metalcore Breakdown」と検索してみると世界中のメタルコアバンドのブレイクダウンだけが紹介されている動画が見つかると思います。

是非、聴いてみて下さい。ギターのチューニングを落として低音だけのフレーズを数秒程ズンズンと弾いていることが分かると思います。これがブレイクダウンになります。

この際にヘドバンをしたりするときがあるのですがライブ映像などを観るとお隣さんのファンの方たちがそのギターフレーズなどに合わせて同タイミングに息ぴったりにヘドバンをしだすのです。

ブレイクダウンを催眠に例えるならばメトロノームを使って催眠状態にさせる「メトロノーム誘導法」にとても似ています。

メトロノームを使って催眠状態にする技法で被験者に催眠導入する場合はメトロノームの音に合わせ深呼吸させ被験者のペースにメトロノームの速度を近づけて同調させ呼吸と共に速度を落とさせ、暗示を入れながら催眠状態にさせるというやり方です。

それをメタルコアのライブではブレイクダウンを利用しライブハウスや会場の空間の支配側であるステージのアーティストのヘドバンで「会場の人は俺達に続いてヘドバンしろ」「ヘドバンで楽しくなれ」と非言語暗示を掛けて行くという仕組みです。ステージ側のアーティストが楽しければ音と共に観客側へ伝わって行くでしょう。

知らず知らずにやっている人も多いかと思われます。

ヘドバンをするときに視覚情報(目使って合わせる場合)で同調する場合はタイミングを合わせなければならないのでライブハウスのようにするのはコツが必要だと思います。しかし、ヘドバンを聴覚情報(耳を使って合わせる)場合はブレイクダウンがメトロノームの代わりになっているのでそれに合わせてヘドバンがやりやすく、それにプラスして同時にステージ側での体感覚(身体に合わせる)による同調が起きれば動きも同調している為一定の間隔で上手に合わせることができます。

なのでライブ映像なんかを観ると綺麗にピッタリとあっているのです。

メタルコアやデスコアなどのブレイクダウンの「ストップ&ゴー」(弾いているときに止まって少し間を作って弾き出す)も催眠導入をする際に相手のペースに合わせなければならないので少し黙って間を作ってから暗示を入れるときがあります。

これも非常に似ています。

催眠導入に慣れていくと催眠状態に入るときの過程が好きで暗示よりこっちを長く体験していたいという方が多いです。

なのでブレイクダウン中毒やブレイクダウン麻薬と呼ばれるのにはこういう理由があるのでは?と考えられると私は思います。

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sihirli

東南アジア系日本人の催眠術使い。四国の某所でひっそりと催眠研究などを行っております。
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