超未熟児で出生した際に込み上げてくる不安と病院の対応と心持ちのメモ

同じ様な境遇で心配な方が検索して安心出来ればと言うメモ。


あらかじめの紹介ですが、うちの子供は25週・500g台で産まれました。
※ 超低出生体重児って言います


◆覚えておくべき胎児の成長過程

子供はお母さんのお腹のなかで成長していく。
それは受精後、段々と形が出来ていき、機能が出来ていく。
覚えておくべきは、

「24週が重要」

この24週で呼吸機能周りが整ってくるらしい。
※詳しくないので曖昧ですが呼吸が出来るようになる週数だったはず

この週を超えるか否かで早産時の生存率が極端に変わる。
ちなみに、以降の週で目の機能などが出来てくる。


◆生まれた赤ちゃんの治療と医師からの説明

誕生。「元気な男の子(女の子)ですよー」そんな会話は無い。急いで医療ブースに入れられて搬送されていく。

詳しく話すと状況が厳しい早産の場合、子供はNICU(新生児集中治療室) に入院する事になる。
本来、40週ほどの誕生に対して25週。開いた15週を

**母親の胎内と同じ環境のブースで過ごす **

事になる。
なので急いで連れていくのだ。

様々な入院手続きを経て、初めて対面となる。
この週数ではまだまだ体の機能は不十分で皮膚も赤い。
大きさなんて、自分の手を開いた中指と親指くらい。
例えると。ペットボトルと同じ。

初めての子供。考えても見なかった状況。
不安や心配が積るなか。
先生からの説明がさらに追い討ちをかける。

◆超未熟児の生存率について生まれて1週間がもっとも危険。その後も確率は上がっていくが100%ではない。

超未熟児の場合、体の機能が不十分過ぎる
いくら母体に近づけたと言っても完全ではないので最初の1週間が重要。

その他にも色々説明される。
こう言った子供はまず何か起きるようで、それは避けられない。

・慢性肺疾患はどの子供にも起きるって言われる・未熟児網膜症やダウン症の可能性もある・その他成長過程で脳出血を起こしたりと可能性もある

とにかく可能性があるものは全て言われる。
病院としては必然であることは分かるけど、沢山のことが降りかかってくるが、何も出来ない我々は
「分かりました。お願いします」
としか言えないのでした。
※ちなみに、病院によっては心理カウンセリングを受けさせてくれるところもある

◆親のメンタルに関して

このタイミングから同じ境遇の人は居ないのかブログを検索しまくる人は少なくないと思う。
今や様々なサービスが出てきてブログ自体少なくなった。ただその中にも同じ人はポツポツと居て、勝手に安心する。多分、「自分達だけ」という状態から抜け出したかったのかもしれない。

経験したら分かるけど、正直ここは吹っ切れるしかないと思った。
何もかも医療任せになってしまうので心配しても仕方がない。

という事でこういう結論に達する。


自分達は普通の人は体験出来ない早い段階から子供の成長を見届け、応援出来る。


なんだ、最強かよ!ってなる。
ポジティブ過ぎるかもしれんが。

って事のメモ。


ちなみに、誕生日は出生日になるが
医療では胎内での発達過程を経た赤ちゃん完全体(出産予定日)を仮の出生日として診療する事になる。
これを修正月齢って言うけど。

まとめると

・事実上の1歳の誕生日・発達的に1歳の誕生日

と、2回誕生日が発生することになる。
2回祝える。最強かよ!ってなる。

おわり


#メモ #出産 #妊娠 #育児 #子育て #超未熟児 #未熟児

サポートエリア