(りん)
今日は、まぁ、”そういう日“で。私も何年かぶりに現地に行けた。本当はしーちゃんと行きたかったけど、お仕事の都合で行けなかったので、友達と。彼は配信で見てたし、私も明日は配信。今日は正真正銘、最後にこの眼で彼女を見られる日だった。
今日書きたいのは、彼女への気持ちではない。
むしろ、それは私の中に留めておきたい大切な気持ちなので、この辺で。

久々に一人で、ホテルで過ごしてたら、楽しいって気持ちと物足りないって気持ちになった。あぁ、私ずっと彼と一緒にいるんだ、ってちょっと笑えた。どれだけ友達と遊びに行ったりご飯食べに行ったり、実家に顔出したりしても、寝るときは必ず彼と一緒なんだ、って。

前から何度も書いてるけど、彼と一緒に寝る時の時間が好き。寝る前も朝起きた時も。なぜか彼を隣にして寝てると、素直になれる。寝る時だけは、素直に目を見て「好き」って言えるし、甘えたりできる。

一人で入るホテルのベッドは、広くてふかふかで自由なんだけど、広すぎるし寒いところに放り出されたみたいで、少し寂しかった。彼の温もりが無くて、寂しくて、明日帰れるのに、すごく泣きそうになった。

朝、家を出る時、彼に言われた。
「寂しかったら通話してきていいよ。」
少し私のこと、小馬鹿にしたような感じで。どうせ寂しくてかけてきちゃうんでしょ？みたいな感じで。
だから、天邪鬼な私は絶対にしない、って決めてた。

そのはずだったんだけど、お風呂に入ってる間に、彼からの通話が来てた。向こうから来ると思ってなかったから、嬉しかった。
彼から来てるんだから仕方ない、って、彼からの通話を言い訳にして、彼にかけ直したけど、出てくれなかった。多分寝ちゃったんだと思う。

今日は、ただでさえ色々な感情が入り混じった日だったから、彼への気持ちもいつもより強くて。だからこそ、私から素直に通話かけとけば良かった、って思った。そして、こういう一つ一つの選択が、積もり積もっちゃうと彼との距離が離れていくんだろうな、とも。

最近、しーちゃんはワガママを言ってくれるようになった。
彼はすごく優しくて、私のことを優先してくれちゃう人。そこが良いところなんだけど心配にもなる。普段から、人のために動いちゃってストレス抱え込む人だから、自分のこと、もっと大切にしてほしいって思う。

だから、彼が私に意地悪なことしたり、素直じゃなかったり、それこそワガママを言ってくれると、嬉しくなる。「ワガママ許してくれるよね？」って言われてるみたいで、すごく信頼してもらえてる気がして、幸せ。

私がどれだけ天邪鬼でも、私が彼のことを好きなのは、彼に伝わってる自信がある。だって、彼が態度でそれを示し続けてくれるから。
どれだけ天邪鬼な私でも好きでいてくれる人はいるんだ、って思える。

今日のライブでの推し、後輩の愛のあるメッセージに対して、“いつも通り”素直に返さない彼女を見て、そういうところも含めて好きだし、言葉とは裏腹に愛はダダ漏れなんだよな〜、って改めて思った。
彼もそういう風に私のことを思ってくれてるのかな、って、厚かましいけど、ちょっとだけ思った。