九州の夏の花(2022年7月10日記)
一昨日の7月8日にネムノキ目的で球磨村と五木村行ってきた。
球磨村のネムはちょっと終わり気味で撮れなかったけど2年ぶりにきて懐かしかった。
2年前の同じ時期にネムノキを撮りにきてその後に洪水になったから、川沿いの木々は流されて残ってないんじゃないかと思ったけど何もなかったかのように今年も変わらず花を咲かせてた。
ただ、枝を見ると洪水の時にひっかかった漂流物が今もぶら下がってた。
あんな高い所まで水がきてたのかと思うと自然の力って簡単に想像を超えていくんだなって実感した。
奥の球磨川の現在の水位をみると、当時10倍どころじゃない水量だったんだろうな…。
球磨村の鉄道はもうさすがに廃線かな?
たった2年でだいぶ自然に還ってた。
今年はコオニユリはあんまり見かけなくてかわりにヤブカンゾウがやけに咲いてた。
ヤブカンゾウはなんか花の形が分かりづらくて、どっち向いて咲いてんのか分かんないから近くで撮りづらい。
球磨村のネムノキは諦めて五木村のネムノキ街道に行ってみたけど標高の低い所はほぼ終わってたから大通峠まで行った。
五木村はよく来るけど大通峠方向は久しぶりだし、まだ2回しか来たことないと思う。
ほとんど覚えてなかったから景色が新鮮だった。
清流がきれいでネムノキも咲いてるんだけど撮るには微妙な位置の木ばっかりで結局何も撮れずに峠についた。
八代市が遠望できる眺めのいい所で風も気持ちよくて日影で少し昼寝した。
峠付近もネムノキが結構咲いてて標高的にちょうどよかったのか見頃の花が多かった。
夏の花らしくてめちゃくちゃきれい。
この木は特に花つきが良くてピンクがはっきりしてた。
ずっと見てると葉模様が芸術的できれいだなって思ったから葉模様を全体にちりばめてみた。逆光になるからピンクが白っぽくなってしまったけど中々いい。
見上げてばっかりで首が痛くなった…。
目線より若干下くらいに咲いててくれれば助かるんだけど皆背が高い。
入道雲って程ではないけど夏の真っ白な雲とネムノキ。
望遠レンズ持ってればな…って思ったけどまぁしょうがない。
夏らしい風景撮れて満足した。
帰り道鹿児島空港付近で撮ったオニユリ。
コオニユリかと思って近くに行ってみたら凄い大きくてオニユリだった。
オニユリってそういえばまだ撮ったことなかったかもだからちょうどよかった。
今週山登れてなかったから今朝ちょっと高千穂之峰をまた登ってきた。
前回が良過ぎたから期待しながら登ってたけど、御鉢に着いた時に今日はちょっと見れないかもってのが分かった。
高千穂によくかかる帽子上の雲。
離れて見る分にはきれいだけど山頂登っちゃうと何も見れなくなるパターン。
霧島山から何度もこの光景見てて分かるけどこうなったら中々とれてくれない。
今日夜勤だから長くは残れないし無理だな。
とりあえず山頂に到着して1時間近くは待ってみたけどやっぱり無理っぽかった。
山頂の雲が晴れたところで雲海になってる感じでもないし今日はいいか。
ゆっくり下山して御鉢まで戻ると霧島山方面は景色が見えてきだした。
やっぱり雲海にはなってないし、晴れて青空見えて入るけどなんか景色が靄ってる。
でも夏の虫の声が下の樹海から木霊してきて風も涼しいし、しばらくここで座って眺めてた。
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