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撮影で大切にしていること

こんにちは、写真家の林(@ratok_7)です。  

今回は撮影で大切にしていることを少しお話ししようかと思います。 

もちろんあくまで個人的な思いですが。

□結果かプロセスか 

撮影をするからにはある程度の結果は必要だと思う。 

それもプロとして撮影するならば、結果が全てと言っても過言ではないかもしれない。

だけど私は違うと思う。  

有名な撮影場所に行けばすぐに撮れるかもしれない。

でもそんな撮影ばかりではきっと内容の薄い写真になってしまうだろう。 

今の時代現像や合成で後から同じ風に写真を作りこむなんて簡単にできてしまうだろう。 

だからこそ、万人の人がやらない方法で撮影に挑む。 

万人の人が撮れない場所で撮影をする。  

こういう動物の写真も普通に撮れる場所はあるし、それこそお金を払って船から撮ってもいい。 

でも森の中を1週間ほど歩いて探して、出会った瞬間っていうのは格別なものがある。

そういう気持ちの面でも本当に苦労して撮った写真というのは一生忘れることができないはずだ。

それが私が大切にしていることだ。 

後から合成すればいい、現像すればいい、そんな思いな写真はすぐに忘れてしまうだろう。 

□効率を考える 

撮影する上で考えなければならないのはある程度の効率は必要ということだ。 

私も動物を探すときに全く無意味に森の中を探し回るわけではない。

痕跡を辿っておおよそいる位置を特定してから探すようにはしている。

しかしそれだけ時間がかかってしまうのだ。 

毎回そういう撮影ばかりだと写真展などするまでに膨大な時間がかかってしまう。 

だから有名な場所で撮ることも悪いことではないだろう。

でも有名な場所で撮るならば、誰もよりも綺麗に美しく上手に。

そういう気持ちは大切だ。 


写真家はアスリートではない。

でも本気で写真を撮っているならアスリートのようにライバルに勝つ!という気持ちに突き動かされて動いているのは同じはずだ。 

トレーニングをして、鍛え、心を養い、その良い瞬間が来るのを決して見逃してはならない。

自分が1番ではないかもしれないし、きっと他に上手な人はいるだろう。

でも努力だけは惜しんではいけない。 



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