Steam版エースコンバット7でフライトスティックHOTAS X52を使うお話

■前置き

さて、PS4版発売から2週間、待ちに待ったSteam版のエースコンバット7が2019/2/1に配信開始されましたね。

配信開始早々Steamレビューでは賛否両論という有様ですが、というのも、公式対応を謳っているフライトスティック以外は動作しないという仕様(外野はバグと言っていて、公式が対応に乗り出しているという言説もありますが公式声明不明)で、また、公式対応のスティックですら動作しないという報告があがっています。
コレについては公式Twitterでドライバ更新してねという案内あり。

加えて、4Kが選択できない、ウルトラワイドモニター非対応、DUALSHOCK4やXBOX360コントローラが動作しないという報告もあがっており、それらの複合で更に火が付いている印象です。

4Kやパッドの問題についてはデフォルト設定の問題であり、Redditで解消法が挙げられています。ウルトラワイドはダメ。

私は他にElite: Dangerousをプレイしていて、エースコンバットも来るしということでPC用のフライトスティックSaitek(Logitech) X52を購入したクチですが、これもご多分に漏れずというかエースコンバット7では認識してくれませんでした。

Elite: Dangerousはフライトスティックを推奨しているようで有名なモデルであれば接続するだけでプリセットを設定してくれるほどで、そこから更に細かいところまでカスタマイズできます。

エースコンバット7発売に合わせて休みをとったわけですが、多分すんなり設定はできないだろうなぁプレイできるのは昼頃になるかなぁ、などと考えていたのもつかの間、まさか一切の設定を許さない上に認識すらしてくれないとは恐れ入谷の鬼子母神。

■エースコンバット7非公認フライトスティックを認識させたい

ここまでダラダラ前置きを書いておいてなんですが、とりあえず先に書いておくとX52で操作できています。
丸一日いろいろ試行錯誤してみたけどうまく行かなかったものについては記事公開してから気が向いたら追々。(ぉ

使用したのはWorld of JoysticksとJoytoKey。

エースコンバット7は自分でバインドの変更ができないものの、デフォルトでXBOXONEコントローラに対応しているのでXInputのエミュレートできるならいけそうだなぁと検索してみたところWorld of Joysticksがひっかかりました。

DirectInputゲームパッド、フライトスティックまたはホイールで、XInputのみをサポートするPCゲームをプレイできます。

という一文があったので、いけるのかなぁと試してみた次第。

(今外出先からスティック接続しない状態で記事を書いているのでちょっといろいろ表示が足りていませんが)
インストール後実行するとこのような画面が出てきます。

右上の"Setting"をチェックしている間は動作設定状態で、ゲームをプレイするときにはその上の"Playing"にチェックします。

X52を接続すると下部の"1.Select Divice"の右プルダウンメニューにH.O.T.A.S X52という表示がでるので、選択状態にします。

その右の"Assignment Wizard"を押すことでXBOX360コントローラのモデルが表示されるので、割り当てたいキーを順に押して設定していきます。

設定時の注意として、スロットル、Rx、Ryの入力は都度都度ニュートラル位置に戻さないとこれらの入力で上書きされて意図しない動作になる可能性があります。
自分は最初コレに気づかず、World of Joysticksを使うと視点が明後日の方向に飛ぶと思い込んでしまうのだと勘違いしました。

ニュートラル位置になっているかどうかは設定画面下部の"Joystick Axes"で確認できます。数値が32000位ならニュートラル。

さて、設定が終わったならこの状態でPlayingにチェックしてエースコンバット7を起動すれば動くようになっているはずです。

ただ、World of Joysticksではラダーを割り当てることができませんでした。
"Joystick Axes"では入力を読んでいるようですが、LB/RBがボタン入力なので割り当てられないのかもしれません。

そこで、この辺の割り当てられない入力についてはJoytoKeyに担当してもらいます。

え、JoytoKeyの説明必要・・・?

幸いエースコンバット7はキーボード入力の設定も持っていますので、XInputなどアナログ入力が必要ない部分については大きな問題はないでしょう。
ヨーもアナログで微調整できないとやだい!って人にはツラいかもしれませんが・・・

基本的な使い方は全人類が知っているはずなので、フライトスティックを認識させる場合において必要なのはここですね。
Optionの十字キー・POV設定で「すべての軸を表示(8軸~」

これでラダーなどの軸が読めるようになります。

X52の場合ラダーは「Stick 1 ↑/↓」だったのでそれぞれ左ヨー(Q)、右ヨー(E)を設定します。

ついでに、加速+減速のハイGターン(2)、ターゲット注視(F)、フレア(G)、オートパイロット(Z)なども有り余っているボタン類に設定してあげましょう。

以上で設定は終了です。

よき青空を。

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