ディズニー仮装レギュレーション解説

知人に解説しようと思って書いたら思いのほか長文になってしまい、noteに投下します。表記・認識等に誤りがありましたら、何らかの手段でご連絡ください。

以下略称。
東京ディズニーリゾート:TDR
東京ディズニーランド:TDL
東京ディズニーシー:TDS
株式会社オリエンタルランド:OLC、運営

2018年のディズニー仮装レギュレーションは以下リンクより確認できます。(2018年10月31日以降はページが消滅する可能性があります)
ディズニー仮装| 東京ディズニーリゾート


【前提】

■「コスプレ」ではなく、あくまで「仮装」です
単語のニュアンスの問題になるけど、見た目の再現度は実は運営側から重視されておらず、「パークをより楽しむためにディズニーキャラクターになりきってみよう」というコンセプトです。
数年前のコスプレイヤーアーカイブの記事が表現としてはいい線いってます。
https://www.cosp.jp/news.aspx?id=212

■TDRでは通常、中学生以上の全身仮装が禁止されています
ソース探したけど公式で明言しているWebページがすぐ見つからなかった……数年前まではハロウィン期間中も全身仮装NG日があったのでそこに書いてあった記憶。
逆に言うと小学生以下の全身仮装はいつでもOK。なのでビビディバビディブティックの年齢制限が小学生以下なのです。
「じゃあ全身じゃない仮装って?」という疑問がありそうですが、カチューシャやファンキャップ、イヤーハット等のアクセサリー類が「一部仮装」です。

【仮装してもよいキャラクター、および非キャラクター(?)】
以下の基準が大前提、さらに詳細な仮装可能作品リストが公開されているのでそれ見てもらうのが手っ取り早いのですが、いくつか注意すべき点があります。

■ディズニー映画・番組(実写を含む)、ゲームに登場するディズニーキャラクター

□キングダムハーツシリーズ
確か2014年まではNG解釈がほとんどでした。2015年から「ソラ・リク・カイリはOK」の言質が広まり、2016年からの仮装可能作品リストに注釈付きで載ったようです。
注釈に「※他社キャラクターアニメーションに登場する人物・キャラクターへの仮装はご遠慮ください」とありますが、他社=スクエニですね。FFキャラのことだと思います。
あとソラ・リク・カイリ以外のオリジナルキャラもNGなようです。ロクサスNGの見解を得た方がTwitterにいました。
(しかし2004年の時点でKH仮装に挑戦しようとして運営に問い合わせてOKが出たという古のウェブページを見つけた……本当かな……)

□マーベル社のキャラクター
これ「マーベル社」じゃなくて「マーベルスタジオ」の方が適切な呼称では。
言わずもがな現在はディズニー社の傘下にあるマーベルスタジオですが、テーマパークでの扱いは複雑です。
わたしが信頼しているDpostさんの記事によると、Universal Parks & Resortsとマーベルとで「ユニバーサルのパークから半径250マイルのエリアにおいて、テーマパークでのキャラクター使用を独占する」という独占契約があり、ディズニー社がマーベルを買収した後もこの契約が有効らしいのです。
https://dpost.jp/2012/05/10/wp-7146/
https://1tp.dpost.jp/@dpostjp/100706007529112074
この契約が生きているとすると、USJとTDRがこの条件に引っかかる可能性にあります。(もしくは普通にUSJ建てるときにマーベルキャラの独占契約をやった可能性も否めない)
単純に、OLCはディズニーからライセンス受託でTDRを運営しているにすぎないので、マーベル版権のややこしい部分に突っ込みたくないだけという説もまあある。
フロリダにGotGアトラクションができた例を見るに、GotG以降の新キャラはOKなような気もします。
ところでベイマックスはマーベル原案だけどウォルトディズニーアニメーションスタジオが映画作ったからいいってことなんでしょうかね?

■TDL・TDSに登場するディズニーキャラクター

□ダッフィー&フレンズ
映像作品に出演していない、パークオリジナルキャラの代表例かと。
当然OKですしわたしはジェラトーニ仮装をもっと見たい、見たいぞ、写真くれ(これが言いたかった)

□スター・ウォーズシリーズ
ディズニー社によるルーカスフィルム買収がありましたが、それ以前からTDLにアトラクションがありますので、過去もアトラクションに出てくるキャラは仮装OKでした。
2016年の仮装可能作品リスト公開により、SWシリーズほぼ全てがOK扱いとなっています。
https://www.starwarsblog.jp/disney-halloween-2016-star-wars-costume-matome/

□インディ・ジョーンズ博士
TDSのアトラクションに出てくる、グリーティングにも出てくる、というわけでパーク内ではディズニーキャラクター扱いで仮装OK。

□パーク内の建造物、グッズ、食品、概念等の擬人化
「果たして非キャラクターの擬人化はOKなのかNGなのか?」ということで、これは現状グレーなようです。そもそもキャラクターじゃないから。もっともだ。
ディズニー仮装経験者の某知人曰く、「昔は問題なかった。いつからか急にNGの空気が広まってセンシティブな取り扱いになったけど、その流れを知らない新規勢がクオリティ高いものをやっていてだんだん注意されなくなり、現在はNGの空気は薄まりつつある」とのこと。
擬人化ではないですが、2017年はTDLのパートナーズ像(ウォルト・ディズニー氏の銅像)そっくりそのまま再現した仮装の方をTwitterでお見かけしてびっくりしました。

■TDL・TDSでのパレードやショーなど、エンターテイメントプログラムに出演するダンサーや出演者(過去実施分も含む)

□ダンサー、アクター
仮装可能作品リストが公開されるようになった2016年からレギュレーションの大部分が明文化されるようになり、そのタイミングでグレー→OKの扱いになった模様。
http://niigata9i.jugem.cc/?eid=1438

□キャスト(エンターテイメントプログラムに出ない運営スタッフ)
どの項に書いていいのか迷ったけど、一応ここで。
アトラクションの案内キャストなどは特徴的な衣装で可愛かったり格好良かったりするんですが、ゲストがキャストと誤認されるのは運営上大変問題があるため、大人がするのは一切禁止です。
しかし小学生以下のお子様はOK。なんなら毎日OK。
夏休みのバケーションパッケージでキッズ向け職業体験プログラムをやってる年がありますが、この理屈で子どもサイズのキャスト制服を貸し出してます。


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さいらと

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